ブロニカのS系は機械制御のフォーカルプレーンシャッター機で、以下の4機種が発表されています。
ゼンザブロニカS(Supreme):
ブロニカDが備えた機能の取捨選択をし、基本的性能の安定化を図ったモデルです。
ピント調整機構はラックピニオンタイプのノブ回転による直進操出し方式。レンズ操出量は後期のS2よりも僅かに大きく約16.5mm。
多くのSは経年変化も有り、最大操出時にはレンズの挙動がおかしくなるので、
レンズは最大操出状態での可搬はしない方が良いかも知れません。
レンズマウントは小型バヨネットと大型バヨネット(S2とは異なります。)、φ57 P=1.0のスクリューマウントを備えています。
この機種まで初期のニッコール250mm等が使えます。
シャッターはB・1〜1/1000。 中間速度も使えます。シンクロスピードは1/50で機械式ブロニカ最速の幕速を誇ります。
ボディ下面にレリーズソケットが有ります。ミラーの先落としも可能です。
シャッターダイアルには同軸のD型から継承されたアクセサリーシューが有ります。
アクセサリーシューは一般的な形状では有りません。この部分に一般的なストロボを付けるには専用のアクセサリーが必要です。
管理人様のHP本文の方にその貴重なアクセサリーが掲載されています。
S2で良く話題に上るグルグルガキッという巻き上げに対して、Sは後半部が徐々に重くなりグルグルグシャという感じになります。
操作感はSの方が良いかもしれません。
Sのフイルムバックは後期のS2まで共有可能ですが、Sオリジナルのフイルムバックには布幕ゴムコーティングのマガジンシャッターが内蔵されていて、
ダークスライドを押し込むと連動するギミックが装備されています。また、ブロニカパテントのフイルム緊張機構が装備されています。
良くも悪くもブロニカの評価を後世にとどめた機種ですが、多分にまだ過渡的要素も持ち、機構的な安定性はS2にはおよびません。
ちゃんと動く機種が減ってきました。というよりも機体が少なくなりました。
ゼンザブロニカC &C2:
Sの普及機の位置付けで、マガジン固定、シャッター最高速度1/500、シンクロ1/40にデグレードしました。
(ですが、約55mmのシャッター開口距離を14〜16msecで走行しますので、感覚的には遅い感じは受けないと思います。
これは若干Sよりも遅くなっています。)
簡略化と書かれる事も多いのですが、後述するS2と機構的な大きな違いが無い事も知られています。
レンズは後期フォーカルプレーンブロニカの基礎となるヘリコイドリング回転式の直進ヘリコイドでストローク約14mmです。
このため75mm使用時の最短撮影距離がSの500mmに対してCは600mm(以下S2まで同様)になりました。
ヘリコイドユニットには距離ラベルが装着されていますが時代によって数種あります。
ヘリコイドユニットを外すと大型のバヨネットマウントが現れ、主に望遠用の重いレンズが装着可能です。
後継機として220フイルム対応のC2も発表されました。シンプルな圧力式プレッシャープレートなので、120と220の切り替えはカウンターのみで容易です。
ゼンザブロニカS2:
機械式ブロニカの最高峰(ちょっと控え目な標高ですが。…)で、ブロニカの屋台骨を支えた機種です。
シャッターはB・1〜1/1000。 1/4〜1/8 1/30〜1/60の間を除き中間速度も使えます。シンクロスピードは1/40。
ボディーの信頼性はこの機種でやっとほぼ安定し、現在でもオーバーホールが可能で人気の有る機種です。
その分、操作感、ミラー先落とし、多重露光機能は省略され、実用本位の機種になりました。
ブロニカで有名な”グルグルガキッ”はこの機種の代名詞になりました。
シャッター音はローライSL66の様な抑制のかかった様なものではなく、豪快な作動音をたてます。
ミラーは従来からインスタントリターンですが、反射面を薄い板金で押さえ、ミラー下部を発泡ウレタンで押圧する構造です。
ウレタンの劣化により、現存する多くの機体のピント位置不良を招いていますのでファインダースクリーンをいじる前におかしいなと思ったらチェックしてみて下さい。
S2の後期には一部のギアを真鍮から鋼に変更したマイナーチェンジが有りました。
フイルムノブの形状が異なりますのですぐに判ります。但しアマチュアが使用する上で実質的なアドバンテージは少ないと思います。
この機種までは個々の部品にかかる負荷バランスはあまり良いとは言えず、
ネジが緩み始めると不具合の発生につながる事が多く、永く使うにはオーバーホールを一度行っておく事をオススメします。
S2は使えるレンズが多く、その意味でもブロニカの中心的な機種です。レンズシャッターのニッコール105LS F3.5も問題なく使用可能です。
あと良く忘れられるのですが、面倒でもレンズ交換はヘリコイドを最大操出の状態で行って下さい、
75mm等では後端がミラーまで達してしまう場合が有ります。(これはEC系に多い事故です。)
レンズ:
ブロニカのレンズは国産の中判一眼レフでは群を抜いて種類が多く、一般的なレンジからレアアイテム、日本光学製から東独ツアイス製まで揃っていました。
ましてや近年まで殆ど顧みられなかったコムラーレンズにまでが微妙なコレクターズアイテムになっています。
性能的には一部のレンズを除いて現在の評価尺度や同時期のハッセル用に匹敵するとは正直云えないと思います。
ニッコールと聞いて過大な期待はいけません。それどころか描写が暴れるレンズも多く、意外に技量を要求されるレンズ群です
(あッ!あくまでも私感です。)そんなところも魅力の一つです。
また、カメラの構造的な問題で、200mm以上のレンズは少し最短撮影距離が遠くなりますので使い辛いかもしれません。
比較的入手し易いレンズは次の5種だと思います。
・ニッコール O 50mmF2.8 :
使い易いスペックの広角レンズです。入射瞳がかなり前に有るレンズですね。フィルター径はφ77mm
・ニッコール H 50mmF3.5:
往年の銘レンズ Nikkor 28mm F3.5 のブローアップ版です。評価の高いレンズなのですが、フィルター径がφ82mmも有ります。
巨大なフードが有名です。
・ニッコール P 75mmF2.8 :
ブロニカの評価を定めた標準レンズ。最後期に前面の飾り環形状が変わりました。最初期のレンズと最後期のレンズでは構成が同じなのに描写がかなり違います。フィルター径はφ67mm
・ ニッコールQ 135mmF3.5 :
中望遠の定番レンズです。極初期から用意されていました。絞りの連動機構が他のレンズと少し違っています。フィルター径はφ67mm
・ゼンザノン 150mmF3.5 :
中望遠の定番レンズです。ロング(前期)/ショートバレル(後期) が有ります。フィルター径はφ67mm
・ニッコール P 200mmF4:
最短撮影距離をカバーする専用のアタッチメントレンズが有ります。フィルター径はφ67mm
ちょうど、コーティングがモノコーティングからマルチコートになった時期に重なりますので、マルチコートを謳ったレンズもあります。但し初期のマルチコートレンズはまだ膜強度が弱く、
メンテナンスによってコーティングのムラが発生したレンズも多いのでご注意下さい。それとまだレンズエレメントの極一部しかマルチコートになっていませんので、
余程条件が揃っていないと描写に大きな差が現れる事は少ないと思います。それよりもフードが重要だと思います。
アクセサリー:
ブロニカはアクセサリーが比較的豊富です。
S系はファインダースクリーンの交換出来ませんが、
・チムニーファインダー
・アイレベルプリズムファインダー
・30°プリズムファインダー
・TTLファインダー
・フレームファインダー
が用意されていました。プリズムファインダーの像倍率はさほど高くは無いので使用感は良好とは言えませんが、ルーペ付きのチムニーファインダーは利便性が高いファインダーです。
ご注意頂きたいのは形状が似ているEC系とはインターフェースが異なっている点です。
特にS2A後期の頃のファインダーはEC系と同じ仕上げになっており、お店でも間違える事が有ります。
時代感じさせるのはTTLファインダーで、後年のマミヤM645等のファインダーを思い浮かべるとかなり違ったイメージを受けられると思います。
フレームファインダーは折り畳みファインダー部ではなく、シャッターダイアルに同軸のアクセサリーシューに装着します。
グリップには
・L字グリップ
・ピストルグリップ
が用意されていました。ピストルグリップはプレビューボタンが操作可能でした。
S系のブロニカにはマクロレンズが用意されていませんが、クローズフォーカス関係では後年のEC系に続くベローズユニットやエクステンションチューブが用意されていました。
それと、φ57のスクリューマウントにはミノルタSRマウントのエクステンションチューブU型が装着可能です。
(初期のSRマウントエクステンションチューブは径が異なりますのでご注意下さい。)
S2は色々と伝説の有るカメラですが、ちゃんとメンテナンスを行っていれば云われている様な故障も少ないと思います。他の中判一眼レフと比べても小型です。
S2にはクロームフィニッシュの他にブラックボディーも有ります。ご存知の方も多いのですが、S2のボディーカバーは18-8ステンレスです。ステンレスは塗装が難しい素材です。
このボディの黒化技術は当時ライツ社に技術供与されたなんてのも有りました。
良く云われる作動音ですが、屋外ではあまり気になった事が有りません。私が鈍感だからかも知れません(鈍感だからこちらのHPでスレッドをたてられるのかもです。)。
シャッター音で本当に鳩が飛びったったかは試した事が有りません。
画像はブロニカS+初期コムラ-200mm それとブロニカS、RB67、GX680の1cm刻みのボディサイズ比較です。
ブロニカS系ってちっちゃいでしょ。!




ブロニカS2でブロニカが完成の域に達したというのはおっしゃるとおりかと思います.確かに機能やメカは次第にシンプル化されていますが,それでもハッセルブラッド等に比べると遥かに複雑ですし,ユーザーのミスを防いでくれる安全機能は削られていません.最後にバキッと来る巻き上げ感覚もメカ的な安定性を高めるものだと聞きましたし,操作にお約束がほとんどなく,なにかと安心して使える質実剛健なカメラであるのは間違いないと思います.ハッセルブラッド(500系)は大変シンプルなカメラで壊れにくそうに思えますが,機械的精度で合わせこんである部分が部分が多く,くたびれてくるとレンズとボディの組み合わせによってシャッターチャージが完了しなかったり,バックドアが締まり切らなかったりする個体も結構あります.それに比べるとブロニカS2はピンで動きをチェックしたり動きに余裕をもたせた部分が多いためか,(ご指摘の,モルト劣化によるピントの狂いを除けば)今でもおかしなものはあまりないのはすごいと思います.
ではSやDが不安定かというと,そうでもないと感じています.S2(特に後期型)はユーザーからのフィードバックを真摯に反映して非常に信頼性が高くなっており,それに比べると劣るかもしれませんが,当時の様々なカメラの中ではとても良く出来た部類に属すると思います.修理できる人が少なく修理コストが高いために良好な個体が減っているのは残念なことですが,好調な機材は手荒く使わないかぎり不安はありません.
さて,ブロニカの中での比較となると結構悩んでしまいます.ニコンFのような(というと言いすぎかもしれませんが)信頼感を求めるとすればS2ですし,S2は超望遠を使うにも良いですが,私自身はDとSのボディサイドのノブ繰り出しがとても気に入っています.C・S2以降のヘリコイドは回転角が大きく,精度の高いピント合わせには向いていますが,再近接まで持って行くのには少し時間を要します.その点,ローライコードのように右手でピントが合わせられるDとSは,左手によるボディのホールドも安定しますし,なによりピント合わせが気持ちいいと思います.ただ重いレンズを付けて酷使するにはちょっと不安のある構造なので,どうしても,いたわりながら使わないとならないところはありますね.この「いたわる」という点では,Dは美しく,軽く小型で素晴らしいカメラではあるものの,やはりいちばん気を使うカメラですから,私の場合,持ち出す機会が比較的多いボディはSです.繰り出し量についても,S2の 600mm に対してD・Sの 500mm は 35mm カメラの標準レンズ並でたいへん使いやすいです(広角レンズだと,どのボディでも問題ないぐらい近接に強くなりますが.)
Dはサイドのノブが巻き上げとピント合わせで共用されており,引き出したり戻したりする一手間があります.その点,Sはクランクで素早く巻き上げられる上,すぐそこにピント合わせのノブがあって大変操作性が良いです.カロフレックスも同様の操作系で使いやすく,それに比べてローライフレックス2眼レフやSL66系はフォーカシングが左手側側面ですからホールドとピント合わせの両立が難しい感じがします.efunon さまはよくご存知かと思いますが,ユーザー以外には意外と知られていないかもしれないブロニカSの絶妙な位置にあるミラー先落としボタン(シャッターボタンのすぐ下,ボディ底面)も大変操作しやすく,シリーズ中ではSの最大の長所かもしれません.Sではノブの根本の距離指標を回転させて,135/50mm用と75mm用の距離指標を切り替えられるのも意外と知られていないかも...
細かいことですが,SのほうがS2よりも視野率も高くなっています.ファインダスクリーンの上にある枠の幅を測ると,S2は 50mm ですがSは 51.5mm あります(ちなみにDは,構造が違うためスクリーンの上に枠がありませんが,スクリーンの有効部分の幅は53mmもあります).こういうあたりを見るとどうしても少しずつ理想から後退している感じも受けるのですが,現役当時に使われていたプロやハイアマチュアの視点はそういうところにはなかったということかもしれないなと思います.なお,うちの個体(DとSで合わせて3台)では近接時もレンズとの連動に異常のあるボディはありません.
CとC2はどちらも側面に MODEL C と書かれており,おっしゃるとおり識別点は 120/220 切り替えの有無ですが,C2を誤ってCとして販売しているようなケースをよく見かけます.しかしCは極めて生産台数が少なく,注意が必要です.
コーティングについてはレンズによって違うかもしれません.当時はマルチコーティングの出始めで,各社がかなり力を入れ,また売りにしていた時代のようですが,おっしゃるとおりマルチコーティングを謳っているものの施されているのは1面か2面だけというレンズもあります.その点ではニコンは結構投資をしたのか,ブロニカ用ニッコールではかなりふんだんにマルチコーティングされていると思います.これはニコンFマウントのオートニッコールのC付き,ニューニッコールなども同様で,むしろ後の時代に比べると闇雲にマルチコートを採用していると思えるようなものもあります.反面,ゼンザノンはMCと大きく書かれていますがマルチコーティング面が少なく,見た目にも明るいアンバー色の反射が目立ちますし,実写でも逆光に弱いものが多いようです.これはETR登場後もしばらく続いたようで,後の PE/PS/PG に比べるとコントラストが落ちる感じがします.もっとも最近,私はモノクロばかりなのでゼンザノンも好んで使っていますが,昔はカラーリバーサルばかり使っており,ECと組み合わせて深いフードも使い,発色の良さは大いに気に入っておりました.
レンズの描写は好みもあり,またそれぞれ個性もありますが,標準については(ブロニカ用の各レンズも優れたレンズだと思いますが)ハッセルの標準がいずれも極めて良いレンズですので若干分が悪いところがあるかもしれません.しかし標準レンズはもとより,広角レンズもそれぞれちゃんとよく写りますし,ハッセル用に比べると小型軽量なものが多いのが何より助かります.そういうわけでSL66用のレンズは増やさずに,画角的な展開が必要な場合はブロニカの出番となっています.
Sは操作感が優しいですし、チムニーファインダーをのぞきながらのピント合わせは非常に楽です。
もっとも沢山撮る場合はEC-TLになってしまいます。
ブロニカのフォーカルプレーンシャッターを備えた機種では後期のECをお勧めしたいですね。EPRとECの組み合わせはとても好きでした。
ニッコールとゼンザノンですが、しばらく前にニッコールの40mmとゼンザノンの40mmを比べて見たことが有ります。
色々な書籍から撮影結果は明らかだろうと思っていたのですが、最近の彩度の高いポジとの組み合わせではゼンザノンの方が良好な結果でした。
ニッコールは私にはコントラストが高すぎ、光線状況に気を付けて使わないといけないと思いました。CもDCも使いましたが似た様なものでした。最近はなるべく軟調のネガを使う方が多いです。
ついでにSL66の40mmは後期のフローティング付きを使っていますが、なんとも言えない穏やかな描写でこれも気に入って使っています。


EC系列についてはまた別項で,ということになると思いますが,EC系列ではECがお勧めという点も同意です.手元に残しているのは高機能な EC-TL だけになっているのですが,思えばECはいい機種でした.ミラーがハーフミラーでないのでファインダが明るく,シャッター速度表示で隠れる部分もなく,タイムラグも小さいですので,シンプルで使いやすいカメラかと思います.一番内面反射が少なくコントラストが高いボディかなとも思います.
しかしおっしゃるとおり,ECとニッコール(特にマルチコート)の組み合わせでは非常に硬調となるのも確かです.私はフジでいうとベルビアではなくプロビアやアスティアを使っていましたし,最終期ではコダックのE100Sなども気に入っていましたが,被写体が木々などの自然の風景ということもあって高彩度,硬めの描写を追求していたところがあります.思えばあの描写では人物を始めとして合わない被写体も多かっただろうと思います.ゼンザノン40mm, 50mm は驚きの小ささで,これでちゃんと映るのかという不安を吹き飛ばす素晴らしいレンズですね.DやSの繰り出し機構には,後から出たニッコール40mmよりもゼンザノンのほうが負担が軽いので,これらのボディにはゼンザノン(40mmまたは50mm)を組み合わせることが多いです.
私は寄るのが好きなので、最短10cmの差が大きく、Sを好む所以です。
標準75mmでは、ヘリコイドユニットで着座のままでは料理が撮れないのに対し、Sは無理なく机の上が写せます。
望遠150mmでは、バストアップが首から上に。
200mmは、6畳の端から端で焦点が合わないのが、部屋の中でも撮影可能という大きな差になります。
S2と較べて作動が非常にジェントルなのもよいですね。そしてミラーアップボタンが大変使いやすい位置にあり、ECよりも便利なほどです。
私の2台のSのうち片方は、ミラー遮光板の動きが悪く、夜桜撮影でスタックしてしまいました。いちいちレンズを外して遮光板を手で戻し撮影続行したのもよい思い出です。その後回転軸に注油で復活したのですが、またも露光中に遮光板が戻りきれずに画面を蹴るトラブルが起こり、休ませています。
もう一台は大変元気。この名機をオーバーホールが出来るうちに直してやったほうが良いのでしょうね。
ブロニカは完全自動絞り連動の接写アクセサリーが無く、自動絞りのままで寄れるのは重要なのです。三脚固定なら普通絞りで充分なのですが。
使い勝手では次点:コンパクトベローズのセミ自動、その次がリバースアダプタで絞りレバーを指で操作するのが早いです。ベローズ2型は速写性の点で劣ります。
efunon様のご紹介のようにミノルタMC用中間リングのスレッドがブロニカと同一で、オートベローズロッコールが無改造で装着出来るのは大きいですね。またMC/MDマウントはL39やM42アダプタが豊富で、様々な機材の橋渡し役になってくれます。ただ、100mmでも無限は出ません。
残念ですがコニカAR中間リングは径が異なり、ARを起点にしたアダプタは使えません。(ホットグルーで張って使っていますが)
ニッコール75はそのまま接写リングで延長すると、大きな絞りでの画質は期待できません。
リバースだと、f8くらいから締まる印象です。
ベローズロッコール100は、開放から接写画質は信頼でき重宝します。
他にも12.5mmf1.9から選択肢があるので裾野は広大です。
そこでミラーアップが威力を発揮します。
ネットではブロニカはぶれると思っていらっしゃる発言が多く、実際撮影結果を詳細検討して発言されているか疑問なのですが、バルブを切ってみると、手に伝わるショックのほとんどはミラーが戻る際のもので、シャッター走行までのショックはよく緩衝されているのが実感できるはずです。
これはペンタックス67にも言えることです。
ただし、超接写では僅かな振動も大敵ですから、ミラーアップは有用です。
もしS2で超接写しなければならないなら、レンズシャッターを使うか、暗黒中バルブ開放しオープンフラッシュします。
最後に、DX,Sの外爪マウント専用レンズの魅力も大きいですね。
180/2.5はレアすぎて見たこともありませんが(有るところには大量にあるようですが...)、250/4は結構潤沢ですし、360は少なくても欲しい人がいないので入手可能でしょう。
外爪レンズ用接写機材が存在しないのは残念ですけど、250と350の性能にはほれぼれします。
購入した店舗のお兄さんは、350は凄いガラスが使われているに違いない、もしかするとショットのストックを使ったのか、などと仰います。
本当かなあ...
Nikkor-T350/5 開放、ベルビアF


押し込むとちゃんとロックが外れるのも確認.だいぶプレートがあまりますが.


おッ! こういう情報はいざと云う時に役に立ちます。
ゼンザノンMC 50oF2.8 ですが、逆光でフード無しだとこの様な大胆なゴーストが発生します。
それでも水面の描写など十分な性能だと思います。


このゴーストは、画面奥の水面反射からでしょうか、それとも画角外の太陽光によるのでしょうか。
方向からは画面のハイライトからかなあ。するとフードでカットできない。
最近Rhinocamという中判SLRレンズをデジカメをスライドさせて645を分割撮影するアダプタを試しています。
www.fotodioxpro.com/vizelex-rhinocam-for-sony-nex-e-mount-cameras.html
14MのNEX-5でさえ9000万画素(笑
SL66のHFTレンズでさえ逆光の影響を深く受けてしまうのがよくわかります。効果的なハレ切りが必要ですが、固定フッドだけではなく、大判用のハレ切り板が有効かもしれません。
取り敢えず手でハレ切りしたのですが、分割した画像の濃度に差が出て不自然な合成像になってしまったり。
Rhinocamは全く速写性がない機材なので、手持ちは考慮する必要がありませんが、一般撮影でも厳密なハレ切りが望ましいのでしょうね。


>大判用のハレ切り板が有効かもしれません。
おっしゃる通りで、太陽光を掌で遮るだけで良化します。これはフードよりもハレ切りが必要だと思いました。
Rhinocam はfotodioxpro が扱っているシステムですね。
https://www.flickr.com/photos/fotodiox/22091593984/in/dateposted/
この会社のアクセサリー類は何かヒネリが利いていて、フリッカーでも濃いアクセサリーが紹介されます。
可変ND入りマウントアダプターなんて云うものも有りますね。


今度はスーパーコムラー45mmを付けたS2がCMに登場です。
スーパーコムラーなんて、当時より今の方がユルフワグルグル画像用として評価されている様です。


このレンズ、今手元に無いのですが、EC専用(EC-TLは不可)と聞いていたのですが、CやS2でも使えるのでしょうか。
S2で使用してみようと思われた方が使えなかったとというツイートを拝見しました。
このレンズは、絞りレバーが作動のトリガーとなっって動作するのですが、その後のボディー側との機械的な信号のやり取りは有りません。制約の多いレンズです。


少なくとも当家の2台ではOKですが、絞込みレバーを蹴った後先幕が走りきる
タイミングが遅いとフォーカルプレーンが全開する前にリーフシャッターが
開いてしまう危険性はあります。
テスト撮影は必要ですね。
セルフタイマーがあるので、ブロニカシステムで自撮りできる貴重な存在では。


ありがとうございます。
S2をお持ちの方が、LS105mmがうまく作動しなかった。というお話を聞いていました。
持っていた頃は、ECしか有りませんでしたので不具合は無かったのですが、よく々考えると機械的なトリガーで、ボディーのミラーダウンとかを潜り抜けながら作動させるのは大変だと思いました。
取説がどこかに有れば良いです。


例えばS2とC2が載っているカタログには,このレンズは載っていません(おそらく,まだ出ていなかった).
もう少し後のものと思われる,海外のS2Aの取説や,S2・EC共用のアクセサリカタログにはこのレンズが載っていて,
そこには特に注記はありません.
一方,EC-TLとEC-TLIIのカタログには対応レンズのところに「ただしニッコール105mmは除きます」などと注記があります.
これらのことから,やはりS2に正式対応していないということはないと思います.
このレンズには絞り駆動レバーを動かされてからシャッターが走るまでの時間稼ぎをするウエイト(光軸中心に回る
重いリング)があって,これでタイミングを取っていますが,ボディ側の動きが遅いとタイミングがずれると思います.
レンズ側の遅延機構はガバナーではないので,時間的に正確ではないかもしれませんが,それよりはボディ側の動きの
速さが問題になっているように思われます.潤滑等でミラーの動きなどが遅いボディがあり,それだとタイミングは
合わないだろうと思います.
もちろん EC-TL や EC-TLIIは瞬間絞り込み測光のためタイミングが異なり,使用できないとのことです.


大判用ニッコールのものにもよく似たものがあるようです.どれが最初のものか分かりませんが,いずれにしても
テッサー型の設計で,リーフシャッターに使え,69判をカバーする,プレスカメラ用として典型的な 105mm F3.5 レンズ,
ということにはかわりないと思いますので,やはり66判よりは(レンズ本来の)イメージサークルは大きいのだろうと思います.


ただEC-TLでも露光できると書いてあるサイトもあり、私は懐疑的ですがそういう個体組み合わせの存在は否定できません。
無理やりEC-TLで露光することは可能です。
105LS側1秒、フォーカル側1/8より高速で、LSが開いている間にフォーカルで露光するわけです。
LSの意味ありませんけどね。
それと、瞬間絞り込み測光中LSは閉じてしまっているのでET-CL自慢のAEは使えませんし、さりとてTTL測光のため絞り込みボタンを押せば105LSのシャッターが作動開始してしまいます。
EC-TLとの相性は最悪ですね(笑
ECでは105LSを装着しただけでボディ側シャッターが1/60より高速にセットできなくなり、誤操作を防いでいます。
(ちょっと今手元になくて記憶で書いています。間違っていたらすみません)
1/60はシンクロ速度つまりフォーカルのスリットが全開になる速度で、私の個体ではLS1/500〜1/125で使用可能です。(ECは幕速がS2やSより速くシンクロ速度が35mmカメラ並みです)
フォーカル1/8にしていればLS1/30より高速で同調するので簡単です。(個体差があるのでテスト必須です)
やはりECで使うのがもっとも理に適ったレンズでありましょう。
作例:ECTL, 105/3.5開放(ボディ1/60,レンズ1sec)Reala Ace, Pentax closeup S82


ブロニカと云うとこちらのサイトを参照される方が多いのですが、LS105mmは盲点でした。
テッサータイプの3G4Eの構成で、売れなかったのか、あまり一生懸命売っていた感じがしません。
持っていても積極的に使った記憶が有りません。せっかくのインスタントリターンミラーをスポイルしてしまうし、うっかりプレビューボタンを押すと作動してしまったりで、使い辛かった事を覚えています。


この当時でも殆ど見られない標準画角のテッサーで、開放付近はそれほど性能は高くない。
ポートレート用なのでしょうが、ボケ味はいうほど良く感じられない。(好きずきでしょうが)
シャッターチャージしないとファインダー像が見えない。(これは欠点ばかりではなくLSチャージ忘れを防いでくれますが)
私はフラッシュ接写目的で購入しましたが、単体での最短は遠く、独特の構造だから中間リングやベローズが使えませんので、クローズアップレンズしか選択肢がない。
実際所持していても、強い意志でフラッシュ同調目的に追い込まないと持ち出す機会がないレンズですね。
LSなので大口径化は難しかったかもしれませんが、もう一味効かせていればなあと思います。使い込んでみれば案外スルメのように味が出てくるかもしれませんが...
余談ですがこの後のETRやSQ、GSシリーズのレンズも全然華がないんです。意匠は完全統一されていて数字見ないと焦点距離判別できないくらい無個性。良く写るし、暗くてもそこそこぼけるから問題ないんですが、中望遠の華が...GX680は明るいラインを用意していて、一歩抜きんでていますね。


ブロニカコムラーはニッコールやゼンザノンに比較して、安価な設定になっていました。
このため、性能的に低く見られていたきらいが有りますが、それがどの程度なのかずっと
気になっていました。
コムラーの300mm以上のレンズラインナップは
・300mm F5.0 4枚構成 フィルターサイズ67mm (No30425)
・400mm F6.3 4枚構成 フィルターサイズ67mm (No30426)
・500mm F7.0 4枚構成 フィルターサイズ77mm (No30427)
これらのレンズはヘリカルフォーカッシングマウントNo2(No30430)というマウントユニット
に装着(ネジマウント)して使用します。ちなみにヘリカルフォーカッシングマウントNo1
(No30435)というものも有って、135mm F2.3、200mm F3.5用になっていました。
当時のカタログを調べてみると、どのレンズもプリセット絞りと書かれています。しかし、一
般的なプリセットなのは300mmだけで、400mmと500mmは普通絞りです。
ボディーにはボディー側のヘリコイドユニットとマウントユニットを交換して使用します。
自動絞りでは有りませんので、連動機構は有りません。アッサリとしたものです。
私は300mmと500mmを持っているのですが、2本とも他社と比べるととても軽量です。
こんなところにコムラーのメリットが有るのではと思います。 但し、ヘリカルフォーカッシング
マウントNo2に付いている三脚座はバランスが悪く褒められたモノでは有りません。
(EC-TLに装着した300mmと500mmの画像を添付致します。)


周辺部の点像が判る様な画像です。フィルムはRDPV 絞りはF22
意外に逆光に強くて、見直しました。神奈川県の江の島展望台から撮影しました。
フィルムはRDPVです。 ボディーはEC-TL アレッ?


このレンズの場合ハレ切りをしっかりしないと、強いベイリンググレアーが発生する事が有ります。
この時代のレンズでは平均的な性能かもしれませんが、使用にはご注意下さい。
この点に配慮すれば性能的には十分だと思います。特に近年の彩度の高いフィルムでは、現役の頃とは違う結果になると思います。
常にニッコールやゼンザノンと比較されてしまうブロニカコムラーですが、是非一度使ってみて欲しいと思います。


50,150,300,500mm をバックに詰めて、江の島の裏道を登っていきました。それでも軽量なコムラーレンズには助けられました。
これは一緒に持っていった最後期の50mm F3.5 です。
ご紹介した長焦点とは異なり、自動絞りです。
デジタル機は夜景に強いと云われていますが、フィルムカメラでもかなりの暗さでも対応可能です。
ただし、露光はたっぷり目が良いと思います。


・ヘリカルフォーカッシングマウントNo1を使うタイプ。
プリセット絞りです。
・絞りリングが白色アルマイトのタイプ。
レンズリヤーキャップがねじ込みタイプで、鏡胴が革張りです。
・全身ブラックタイプ。
レンズリヤーキャップのネジが省略されて、ニッコール等と同じタイプのキャップしか装着できません。
以前、プリセットの200mmが流れると書いたのですが、案の定組立が違っていました。
後群2枚が逆に組立られていました。ヤレヤレ。


他社サン、ソリゴール、シグマ、タムロンなどが35mm一眼レフ用に絞ってラインアップを構築していたのに対し、
(タムロンは大判用が一部あった)
コムラーだけは35mmレンジファインダー用から、中判一眼レフ用、大判用まで広大なシステムを維持していました。
当時の中判カメラに対しては、ペンタックス67、ゼンザブロニカS、S2、ローライSL66に対応した交換マウントが用意されていました。
ただし全てに共通するわけではなく個々に対応出来るレンズやマウントがあり、対応図は複雑です。
ブロニカ用には、初期の自動絞り非連動交換マウント(今では珍品)と、後期の自動絞り対応専用マウントがありました。
それに300,400,500の交換マウント超望遠が併売されました。
純正品に対して安価ですが、efunon様ご指摘の通りかなり小型軽量であるのがユーザー視点ではポイント高いです。
カメラ毎日レンズ白書では、なかなか高得点を得たレンズもあります。
拙宅にはブロニカS2用の100/2.8自動絞りと、SL66用400mmf6.3普通絞りがあります。
100は純正に較べるとちょっとヌケが悪くコントラストが低い気がしますが、解像力はそこそこあり個性的かつコンパクトです。
400は大変小型で(焦点調節はボディに任せて鏡胴だけだから)持ち運びが楽です。
同級のテレテッサー500/5.6を持ち出すのに躊躇しても、コムラー400なら鞄に入れやすいでしょう。
レンズ白書では高評価ですがちょっとコントラストが低めかなと。
ブロニカ用300と500は遭遇率が高く何時も手を伸ばす寸前です。
500の作例は素晴らしいですね。ヨットのシルエットのエッジが見事。点光源はかなり均一に見えますが。
300や50もなかなかです。満足すべき性能ではないでしょうか。


コメントありがとうございます。
コムラーレンズは再認識されても良いなぁと思います。闇雲に持ちあげることはできませんが。500mmは良い意味で裏切られました。もっとガンガン流れるのかと思いましたが、完全逆光でもフレア分が少なくて使い易いと思います。
頂いたコメントの中に記載されている様に、非常に軽量です。
これがこのレンズの良い点でした。
500mmに比較すると300mmは使い方が難しいレンズでした。
絞り羽根の表面処理がチープで、絞るとゴーストが発生する古いタイプのレンズの様です。
一眼レフのファインダーで十分に注意する必要が有ります。
どちらのレンズも少しコントラストが低いと思います。が、最新のポジには相性が良い感じで、暗部が意外にネバリます。
400mmはとても評判が良い様ですね。SL用だとマウントは固定なのでしょうか。SL用だと軽量は必須な要素だと思います。


銘板から SANKYO KOHKIの表記が無くなる頃から
コストダウン等の影響などで急激に品質が低下しているとの事でした。
ブロニカ用は大丈夫ですね。


>コストダウン等の影響などで急激に品質が低下…
ブロニカコムラーの300mmや500mmはやはりニッコールやゼンザノンと比較すると作りはチープですね。
それでも少し手を入れたり使い方を工夫するとかなり良くなります。
メーカーがコスト的に出来なかったバッフルの追加や反射防止塗装を行うと効果的です。


リバースマウントや、絞り込むことである程度は近接時の性能は確保出来ますが、近接専用設計のレンズのほうが絞りを開いた状態での性能はより優秀なことは間違いありません。
先にefunon様がご紹介されていたように、ブロニカの3つのマウントのうち一番内側のスクリューは、ミノルタMC用中間リングとぴったり一致していて、無加工でミノルタSRマウントレンズが装着出来ます。
そしてミノルタには優秀なベローズ用短鏡胴マクロレンズが揃っていて、無限遠はでないものの、ブロニカに流用すると大変実用的です。
問題は、レンズ位相が180度回転し、表示が真下に来てしまうため視認性が劣ること。これは手間暇を考えると容認してもよいかと。
最もよく用いるのはMD時代の100mmf4で、ガウスタイプ。MC時代の100/4はトリプレットです。倍率を上げたい時にはベローズマクロ50/3.5、さらにRMSマウントの25mmf2.5、12.5mmf1.9も使えますが、丈夫なスタンドに固定するレベルの拡大になるでしょう。余談ながら25mmf2.5は素晴らしい性能です。初期にはライツからフォタールの提供を受けていましたが、なかなか市場に出て来ません。
作例はオオデマリをブロニカECTL, コンパクトベローズにベローズオートロッコール100mmf4を装着、開放手持ち撮影です。


フォーカルプレーン機のありがたさですね。
やっぱりブロニカフォーカルにはニッコールだよね、という方は是非Fマウントアダプタをお作りください。
私は20歳頃作ったレンズキャップと中間リングをエポキシでくっつけたのを使ってます。
他には、偶々ハッセル1000F用サードパーティ中間リングのスレッドがブロニカに一致していたり。接写だけですが1000F用レンズも付けられます。
大阪写真会館のジャンクボックスから正体不明の手作りアダプタを掘り出しました。野生の勘で、これはブロニカ適合だろうと。持ち帰るとヤシコンマウントアダプタでした。じゃあベローズ用プラナーが付けられる!
ECTL, コンパクトベローズ、S-Planar 4/100, f5.6
なんとか自動絞りをレリーズ操作でよいからできないか。ヤシコン用自動絞りアダプタは存在しないんですよね。なんとか...


左:Nikkor-P 200/4, f8,1/30,
中:Nikkor-O 50/2.8, f11, 1/8
右:Ais Micronikkor 55/2.8,f11,1/40,ナショナルPE3056,マクロフラッシュセンサ


素晴らしいです!
冬季の山では撮影自体が億劫になるのに、まして重たいブロニカを雪の中でとは。
ボディーもレンズも人も大変です。


画像にも色々と写っていますが、この機材の周りは細かなアクセサリーがゴロゴロしていました。
写真でしか見たことの無いアクセサリーの現物に触れられたのは貴重な経験でしたが、
それよりも実際の操作感が素晴らしく、当時のメカリッチ機種の贅沢さを堪能してきました。
ブロニカ黎明期のエピソード等、休憩無しの濃密な4時間があっと云う間に流れていきました。


今回のオフラインミーティングでは,私は3Dプリンタで制作したアダプタ(0版シャッターの穴が空いたもの,引き伸ばしレンズを取り付けるL39のネジがついたもの,52mmの雄ネジに変換することでFマウントのレンズをリバースで直接つけられるようなものなど)を持っていきました.こういう最新の技術と古いカメラが出会って新しいことができるというのも面白いと思います.
参加したかったなあ。
さて中央のSQスポーツファインダーがキャッチーです。SQ用ってあったんだ。ETRSのは見たこと有るけど。
左端には幻のプリセットコムラー大口径が。
100か135か、羨ましい。ニッコール180/2.5はありましたか?
そして噂のニッコール85/1.8って実在するのかな?
さりげなく右後ろ1000FとSonnar135,250が参列していますね。私は好きな機種ですが、登場と同時にこれ以上はないほど完成されていたDと較べると数世代は原始的な機械だと思います。
日浦様のDに付属しているのはマクロシロナー120でしょうか。当代望みうる最高の組み合わせでしょう。
アクセサリーも見たかったところです。


御在所の頂上付近には立派な旅館があって、冬期はほとんどお客がいないので、朝に2Fの大広間の窓を開け放って三脚立てて撮影しました。
暖気が窓から陽炎を作り、それが安定するまでしばらく待ちましたが、基本的には楽ちん撮影なんです(汗
もちろん冬装備は持参していて、夕暮れに屋外で右の1枚を撮影したのですが、吹雪いてきて外には1時間程度しか居らず、あとはビニールにカメラを密閉し結露を防止して、写真仲間とどんちゃんしておりました...
お勧めのお宿ですよ。夢を壊してしまって申し訳ありません...


Dにつけているのはアポマクロシロナー 120mm で,無限遠が出ます(ただし少々繰り出す必要があるので,そこからは余り寄れませんが).ブロニカのベローズにつけてもいいですし,私は同様の0番シャッターアダプターのSL66用(これは金属製で,購入したもの)を持っているので,SL66E につけて使うことが多いです.この場合も蛇腹が少し出た状態で無限遠が出ますので,SL66 の標準レンズとは異なり無限遠に対してティルトができ,ミニチュア効果的な写真が簡単に撮影できます.
・ゼンザノン 300mm F4.5
・ニッコール 300mm F5.6
・ブロニカ コムラー 300mm F5
が有ります。(一部300mmでは有りませんがアストロ-ベルリンや、アストラゴン、旧ロシアにも有ったと聞いた事が有りますが…)
それぞれ特徴が有って、
・ゼンザノン 300mm F4.5:最短撮影距離 4m 1800g
繊細な描写をします。夕陽の撮影でも優秀でした。
・ニッコールP 300mm F5.6:5群 5枚 最短撮影距離 4m 810g
軽量なレンズで、とてもヌケの良いレンズです。
・コムラー 300mm F5.0(No 30425):3群 4枚 最短撮影距離 4.9m 1130g
(レンズ本体 480g + No30430 フォーカッシングユニットU 650g)
画像中央に絞り板の反射と思われるフレアーが出やすいのですが、上手くカット出来れば意外に優秀です。


・ニッコール300には三脚座が有りません。その分軽量で取り回しのし易いレンズです。
・ブロニカコムラーには三脚座は”有る”のですが、実際には300mm使用時には実用になりません。
・ゼンザノン300mmはそのレンズタイプからガラスの詰まったレンズです。重量が有りますので手持ち撮影は少し難しいレンズです。
レンズ側面にベルトを通せるのですが、私は外してしまいました。
ブロニカS,EC系の望遠レンズの中で300mmは使い易いレンズです。
今となってはなかなか見つけるのが難しくなってしまいましたが、ニッコールを除けば安価に入手できます。


特にNikkorは見た記憶がない。
ありがとうございます。
Astro Telastan300mmf3.5は1000Fマウントを持っていますが、フランジバックが違いすぎますのでヘリコイド部分から新作しないとブロニカには付けられないでしょうから、あったとすれば凄いことです。
時期的にアストロ純正のブロニカ大マウントがあったか疑問ですが、改造品なら何でもありの世界です。
旧ロシアのレンズは蛇の道なので何が出てくるかわかりません。
一時天体望遠鏡ショップ?がフランジバック調整したレフレックス500mm、1000mmを販売していたはずですが、マミヤ、ペンタックス用だったか。


3種の焦点距離に対応するために、画像の様に焦点距離毎に色分けされた距離指標環を回転/選択して撮影距離と被写界深度を表示できる様になっています。
使用方法はファインダーでインフに合わせた状態で、使用するレンズの色の距離指標をヘリコイドリングのインフ位置に合わせます。
色の種類は、300mm:白色 400mm:黄色 500mm:橙色 です。
撮影のために指標をズラしてありますが、ちゃんと赤外指標まで備えています。


アストロのブロニカレンズは
Tachar、Telastan、Fern の3種が焦点距離の応じて用意されていた様です。
ニッコールの300mmは当時から見かけませんでした。
当時の情報源が限られていた事も有りますが、後になって初めて実物に触れた時は価格が高価な割には軽いレンズだと思いました。


残念ながら参加は叶いませんでしたが、今後も定期的に行われるといいですね。
吊るしの機材は、出来るだけ使いたくない性分な者ですが
最近新規の機材を全く作っておりません。
単なるネタ切れなのが主だった理由です。
何か面白い課題は無いでしょうか?
66カメラだと他に改造レンズなどの母機として相応しい物がないので
実質的にブロニカ辺りが候補となりますが、実際には制約も多く必ずしも向いていないのも事実。
世の中には数多のマウントアダプターなどが販売されていますがブロニカ用はほぼ皆無。
やはりやりにくい機種なのでしょう。
その分独自性を見出す事も出来ますので遣り甲斐が有ります。
何か面白いネタないでしょうか?


幹事さんは年1回を目標に考えておられるのですが、今回は内容が予想以上に濃かったので(チャートを使用したレンズの交換試写まで行っていました。)、
終了後の連絡の中で次回は何か運営を考えないといけないなぁと話していました。やはり次回は東京で!というリクエストも多かった様です。
ブロニカのマウントアダプターはSQを除くとハンドメイドしか無いのでしょうか。フランジバックが102mmくらい有るので難しいのかも知れません。


鳥頭で、ゆうれい様のブロニカ改造30mmを拝見したはずなのに失念していました。
惚れ惚れと致します。ご作例期待しております。
efunon様ご訂正ありがとうございます。
Astro紹介サイトhttp://www.exaklaus.de/astro.htm
にもBronicaと書いてあって読み落としておりました。柔軟な会社のようですね。
Telastan 300/3.5は6x6超望遠としては異例に明るく、キヤノンFD改造品に迫るほど。
流石に柔らかく色収差も残っていますが、大拡大しなければ雰囲気ある画像です。Kilfittの300/4やSonnar300/4はシャープなので使い分けられそうです。
BronicaのWikiにもAstro,Astragon共にありました。WikiにはKilfittの一連の製品も書かれていて、正直大改造しないとフランジバック合わないのではないかと心配してしまいます。もしかしたら大バヨネットの大口径を利用して中に沈み込むようなアダプタなのかもしれません。
是非巡り会いたいものです。


あまりにも性能が低すぎて...
以前ゆうれい様にも止められたと思いますが、樋口様程度だったのでつい手を出してしまいました。
結果、樋口様でも高いと思いました(自爆
シグマ製3倍テレコン。メスはニコンF、オスはブロニカ大バヨネット。
35mmSLRニコンFレンズを66フルフォーマットで使える。
絞りは完全手動。
レンズ中心部分しか使っていないので、APS-Cデジタル用レンズでも6x6をカバーする。ただし絞り制御はマウントから外して自動絞りレバーにチップを挟むしかないと愚考します。
APS-cの10mm、60mmマクロ、
F用14mm、20mm、35,50,55,100,180,300、など装着してみましたが、暗い収差多いピント合わない三重苦。
まず開放では収差多すぎてどこにピント来てるか見えない。
絞ると中心から少しずつ像を結び始め、絞るほど尖鋭度が改善しますが、充分なレベルになる前に回折でぼけはじめ、どこにピント来てるか見えない。
そしてx3テレコンですから3絞り暗くなり、ぎりぎり焦点を合わせられるレベルまで球面収差を改善させた時には暗すぎて(f11→32だよ)ファインダーが見えない。
画質の事を全く考えないようにすれば、10mmで超広角30mmが得られ(タムロン10-24mmの固定フードで蹴られないためには12mmからになりますが)200mmだと超小型軽量の600mm、300mmだと900mm!またマクロレンズもすごい倍率に。中判では有り得ないズーム倍率が実現。面白いんですよ。画質さえ無視したら....
今の技術で再設計して、精々x2くらいに出来たら最高なんですけどねえ...


Zodiac-8 30mm/f3.5の作例を載せます。
昔、渋谷の王様2で購入しました。
kiev88スクリューマウントの頃の物なのでモノコートのレンズです。
その後のMCのレンズとも比較しましたが、余り差は感じません。
画面中に太陽が写り込むと盛大にフレアーが入り込んだりと少々厄介な代物です。
このレンズの改造は10数年前に行ったのですが
友人と撮影に出かける約束をしていて、その前日に突貫作業の半日で作りましたので仕上げが雑です。
いつかちゃんと仕上げようとも思いましたが、一度出来上がると面倒で現在に至ります。
いつか、手元にあるMCのモデルでもう一回作ろうかな?


>幹事さんは年1回を目標に考えておられるのですが
なるほど次回も有りそうですね。
初回で力を使い尽くすてしまうのも何ですが、最悪スライドオフみたいのでも楽しそうです。
次回は是非東京で。


参加者は正直多くは無かったのですが、機材やアクセサリーが多くて、その説明や実際にファインダーを覗いてもらったり、
実際にダミーフィルムで操作感等を感じてもらったのですが、4時間休憩無しでやっと一巡した感じでした。
東京で開催する場合は何か運営方法を考えないと収拾がつかなくなると思いました。
他に、こんな事をしてみたいとか見てみたいなんて皆さんの案が有りましたら教えて頂ければ幸いです。


ご存知の通り、ボディ内測光で絞り優先AEまで備える優れものです。
其れ以前のモデルではフォーカシングスクリーンはすりガラス+プラスチックフレネルレンズの構成でした。
EC以降はフレネル一体のプラスチックフォーカシングスクリーンとなります。
そのおかげでスクリーン像は明るくなりましたが、新たな問題も起きます。
フレネルレンズのピッチが荒いことから何だかグルグルなフレネルの影が見えるのです。
これは、その後のSQ等と比べる見劣りするのは否めません。
S2はスクリーン交換のレシピがネット上で公開されておりますので実施されている方も多いと思いますが
EC-TL/EC-TLIIでもぜひ採用したいのですが、やっぱりここでも障害が立ちはだかります。
露出計のメーター表示です。
スクリーンの上部(レンズ側)に食い込む形で露出計の表示がありますが
スクリーンに直接シャッター速度の数値表示が設けられているため
他のスクリーンを移植するとなると、この数値表示がなくなってしまいます。
暫く悩んだ結果、簡単な方法で解決することにしました。
『手書きです』
ケガキ針でスクリーンに直接文字を引っ掻いて書き込みます。
文字サイズはとても小さいのでルーペなどで見ながら作業が必要です。
ちなみに私は職場の実体顕微鏡で見ながら作業しました。
明るくて、見やすいスクリーンだとファインダーを覗いているだけでも楽しくなります。


かなり遅くなってしまいましたが、研究会に参加された皆様お世話になりました。
今更ですが、ようやくフィルムをスキャンしましたのでご報告致します。
40mm(NIKKOR-DとZENZANON)…言われた通りZENZANONの方が若干画角が広い。解像力は僅かにZENZANONの方が良いように見える。
135mm(NIKKOR-Q F3.5とKOMURA F2.3)…周辺の解像力はNIKKORの方が、コントラストはKOMURAの方が良いように見える。
NIKKOR-Q 25cm F4…解像力、コントラスト共に大変良い。
NIKKOR-T 35cm F4.5…周辺光量落ちが顕著、F8でも残る。フードのケラレではないと思う。3枚玉の割に、意外と周辺部まで解像している。


Photodiox Rhinocamという既製品6x4.5cmフォーマット分割撮影装置があり、オリジナルはハッセルブラッドV, マミヤM645, ペンタックス645のマウント交換式です。
APS-Cフォーマットのソニーミラーレス縦位置で上下4枚計8枚を合成します。1400万画素のNEX-5を使うと約9000万画素になり極めて精細な画像が得られます。
最近α7を使い6x6撮影出来る上位機種が出たようですが所持していません。
Rhinocam本体は国際規格4x5バックにフィルムホルダのように装着できる規格になっており、今回はそれを利用しています。
ブロニカはマウントが何種類も重層しており全てに対応するにはS2/ECの大バヨネットが適当です。出発材料はコムラーテレモアのジャンクで、厚みを調整するためスライスしてもらい、汎用性を考えテヒニカ4x5ボードに固定しています。
私の計算ミスで当初どの大判ボディでも無限遠を出すのが困難でしたが、ジナー枠にテヒニカアダプタを直付けし(ジナーハンディと同じやりかた)本来なら無限が来ない近接専用のコンパクトベローズと組むと丁度よいことが判明し実用にゴーサインを出せました。
ただ大バヨネットレンズは今後調整が必要で、望遠系はヘリコイドストロークが長いので大丈夫ですが、一番使いたかったLS105/3.5がなかなか∞が出ず困っています。
それとNikkor-H 50/3.5はコンパクトベローズに付けられないことが判明。ヘリコイドに中間リングを挟むことでなんとか解決。
というか、ベローズじゃなくても、中間リングでいけるんじゃん!
ざっと手持ちの小バヨネットレンズをテストしましたが、皆なかなか素晴らしい画質です。特にNikkor-P 75/2.8はモノコートcm表記93xxx、mm表記132xxx、180xxx、マルチP・C259xxxを通じて少し絞ると素晴らしく尖鋭で、NEX-5画素数一杯まで解像しており、長い間標準を勤め上げただけのことはある名レンズでした。Nikkor-H・Cは周辺画質が素晴らしく、新世代の主役になれたはずの名レンズです。
DDRゼンザノンは3本テストし、一本はNikkorを上回る高画質を見せ、カメラ白書79年を裏付ける成績でしたが、後の2本はそれほどでもなく、個体差が大きいことを再認識。またMCゼンザノン80/2.4も良好円満です。
それとKomura100/2.8の高性能には驚かされました。
ゼンザノン150はノリタもトプコンも素晴らしい。
ここまでやっておいてなんですが、ブロニカレンズを付けたRhinocamは作品製作用途を考えていません。主にレンズ性能の確認テストを想定しています。
やはり作品には1枚で露光する6x6判、オリジナルボディを使わなくちゃねと。テストで得られたレンズ特性を考慮すれば作品製作がさらに楽しくなります。
画像:左コンパクトベローズ、中央ヘリコイド、右:後部から位置決め用グラウンドグラス(スプリットつき)を見たところ


先の研究会はとても盛況だったようで、参加できた方々が羨ましいです。
レンズの画質比較のお話大変興味深く拝読しました。
私が所持していないコムラー大口径の比較はありがたい。
250と350は大変優れた性能ですね。350の周辺光量低下は言われてみれば確かに。以前の画像を引っ張り出すと明らかに四隅が翳っています。
気にならない構図でしたので、今回再認識致しました。
他のコマでは目立たないものもあり、記録忘れで確証はありませんが絞れば解消されるのかも。
BronicaS, Nikkor-T 350mm開放, 160NS, 三脚


お久しぶりです。オフラインミーティングの際はお世話になりました。
テストされていた条件は最短撮影近辺でしたので、色々とレンズにとってはキビシイ条件でしたね。
それでもレアなレンズの一端が垣間見られて興味津々です。
次は是非INFですね。屋外でテストできれば良いですね。


モノポッド使用です。
中々どうして流石ニッコール。50mmです。
この値段でこのシステムが手に入るのは驚愕です。
フィルムやるなら今ですね。往年の名機が安月給でも手が出せます。
しかも、炎天下1日使ってシャッタースピードを測定したところ1/1000設定で1/400近くまでスピードが上がっておりました。
長年使われておらずグリスが固くなっているんですね。
ピントを合わせる時にどうしてもレンズバレルに手が行ってしまい、笑ってしまいました。良いカメラですね。


ステッチ後約9000万画素で観察すると、潤沢で低価格のともすれば軽視してしまいがちな標準レンズNikkor-P 75mmf2.8の性能は驚くべきレベルであることがわかりました。
開放f2.8は、全体にハロがあり細部は滲んでいますが解像はしているという、当時のニッコールに共通する過剰補正の傾向がうかがえます。
また周辺光量は若干低下しています。
その画質の均一性は驚くばかりで、Nikkor-Pの中心部の良さはフィルムでもよく話題にあがっていますが、デジタルでは四隅まで中心とほとんどかわらない高解像力を示します。
f4に絞るとビネッティングは解消し、中心のハロがかなり消えて色彩コントラストが上がりますが、ピクセル等倍では周辺の滲みは開放とかわりません。
f8では全体にハロが消え、四隅まで驚くばかりの画質となり、f16でも概ね維持されます。
1枚につき8回露光する必要があり、また多数本をテストしたため横着してf2.8-4-8-16の4絞りしか試しませんでしたがf4と8との間がどうなっているのかは後日の課題です。
Nikkor-Pはシリアル8万、13万、18万のモノコートとNikkor-P・Cを試し、マルチが僅かに逆光小絞りの天空光フレアが抑えられ、開放の色彩も濃いかなという程度で、Pは同一と言って良い画質です。
Pのクセノタールからガウス変形となったNikkor-H・Cは前玉が大きいだけにPの開放周辺光量低下が改善された以外はほとんどPと変わりません。
f4に絞ったときH・Cのほうが周辺ハロは少し早く消える傾向。
絞ってしまえばPとHは変わらない。フィルムでは夜景後ボケがHの方が端正なのでHは無価値とはいいませんが、Pが併売されたのもわかります。
東独ビオメターOEMゼンザノン80mmf2.8は、開放ハロは似たような感じか余計に出るかと思いますが、四隅は少し崩れます。またf8に絞ったときの切れ込むようなシャープネスは特筆すべきです。
ノリタの80mmf2.4は開放ハロは他のf2.8機より多いですが解像力はよく、絞ると非常に優秀。
Nikkor-H50/3.5も開放ハロ傾向はありますが、75/2.8よりは少なめ。周辺画質は75mmよりは甘くなりますが、広角として非常に均一で大伸ばしでなければ許容範囲、f8では良好になります。
Nikkor-O50/2.8も同様ですが、3.5より僅かにシャープで色彩コントラストが高いように感じました。実用上差はないでしょう。
取り敢えず、ボディのオマケ程度にしか評価されていないNikkor-P75/2.8ですが、最高級の性能であることは間違いないでしょう。
開放ハロはポジなら抑え気味に露光すると目立ちませんし、モノクロなら印画紙のコントラストを上げれば押さえられるかも。そこで解像力が保たれていることが重要です。
絞れば目がさめるような高画質が得られます。
α7で35mmSLR用レンズを同じ被写体でテストしていますが、Nikko-Pほど周辺まで高画質が均一なレンズはまれです。
画像:Rhinocam Nikko-P75mmf2.8(13万台)開放,NEX-5(1400万画素)8回露光ステッチ、縮小を掛けています。


何本か持っているのですが同じ様な感じでしたのでレンズの性質かと思っていましたが、そうとも言えないのですね。
イメージ的には少し流れが出る感じでしたが改めなければと思いました。
ビネッティングはフィルムで撮影した方が良い感じがします。
キットレンズの様な扱いの 75mmf2.8 ですが、何か勇気を頂いた感じがします。


実は私もフィルムでは、中心は非常に尖鋭なものの、開放では周辺が不十分な印象を受けていました。
その点ではNikkor-Hのほうが印象は良く、またMakinaの80/2.8も少し絞る方が風景には良いと考えていました。
なので今回デジタルの結果に驚いています。
120フィルムの平面性と関係があるのでしょうか。
取り敢えず、素性は良いレンズということを知りました。
最初に思ったのは、MicroNikkor55/3.5の眷属だなあと。
画面右下辺り無加工ピクセル等倍クロップを示します。凄いとお感じになるかどうか自信がありませんが...


その後、25年程カメラ趣味から遠のいてしまいましたが、2年前デジタルを始めました。元々マウントアダプター遊びをやっていましたので、ブロニカ-NIKKORを使いたくて自作アダプターで現在は、楽しんでいます。
中判SLR初体験がブロニカS2でしたので、ブロニカボディに他社レンズを付けるアダプタは色々と自作致しました。
ホースマン8x8ボードをS2に付けるなど接写用ばかりです。
逆にブロニカレンズを他機に付けるのは、バックフォーカスが短いこと、レンズ単体で絞り制御が難しいことから試しておりませんでした。
純正接写リングを素材にすれば自動絞りは外から動かせますね。
また接写リングスレッドはミノルタSR接写リングと共通なのでSRマウントには無加工で変換できそうな気がしますが、焦点調節機構をどうするか難問で、まだ試しておりません。
A7に付けてなかなか格好いいですね。画像から純正ヘリコイドもお使いのようです。
上記のあたりご解決されているかと感心しています。是非ご作例をご披露ください。


それではマウントアダプターの詳細です。
ブロニカ(S,EC)用レンズアダプター
1.マウント側をライカMマウントにしました。(理由は後述)
部品の順番
レンズ--ブロニカ用接写リング(C-A)--ブロニカ用ヘリコイド--ミノルタ MC135用フード--k&F Concept® nikon-L/Mアダプター
接写リングを入れたのは絞りを調節するためで、ブロニカ使いの方は一般的に知られていると思います。ミノルタ用フードはヘリコイドにジャストサイズなので、4点ネジ止めにしてあります。なおフードはカットしてありますが、無限遠が出る様に長さを調節しました。ネジ止めなので元に戻せます。nikon-L/Mアダプターとフードの接着は、アダプターの金属部を外してからエポキシ接着してあります。
ブロニカヘリコイドに絞り連動ピンが付いていますが、これがあると無限遠が出ないようなので取り外してあります。
NIKKORレンズの絞り調節は出来る様になりましたが、zenzanon 100mmを付けた場合のみ中間リングのレバーを操作しないとうまくいきませんでした。
なぜライカMマウントにしたのかと言いますと、焦点工房さんより出ています、TECHART(テックアート)LM-EA7 ライカMマウントレンズ - ソニーα.Eマウント電子アダプターへ繋いでオートフォーカス化しようと思ったからです。
これによりブロニカレンズがオートフォーカスで撮影出来ます。
使用した感じでは特に問題なく作動しています。しかし、レンズの重さがあるので、やや規格外の使用方法です。焦点工房さんでは500gまでのレンズ重量にしてくださいと注意書きがありますが、割と気にせずに何でも付けています。
手持ちのNIKKOR 75mmf2.8,50mmf2.8,50mm f3.5, zenzanon 100mmf2.8でオートフォーカス駆動出来るのを確認しています。
撮影はこの暑さで進んでいませんが、何枚かアップしたいと思います。
まだまだ撮影の方は出来ていませんが、ブロニカ用レンズで楽しく撮影したいと思っています。
なおブロニカボディは、最近ECを入手しました。
追記
最近ペトリ-ライカMとミランダ-ライカMアダプターを作りました。こちらもオートフォーカス撮影で楽しんでいます。
なんとオートフォーカス!
それは想像を超えていました。
確かに最近の焦点は人間の能力を超えた精度が要求される面があり、高精度を求めるならそれもアリですね。
フクロウの毛並は、シャープな中に滲みを持つニッコールならではの画を感じました。
50mmの光源ボケが完全に円なのもちょっと感動。
アダプターが存在しないマウントを自作されておられ、すばらしいですね。
ペトリもミランダも、ありそうでないですものね。
EC確保,おめでとうございます。
ECはとても機敏で優秀なボディですから、またご投稿頂ければ幸いです。


構成はコムラ―テレモアを切削加工 → EFマウント です。
絞り連動機構は有りません(ジャンク品でしたので…)
EFマウントですので、EOSや様々な機種に対応できます。
使用の際は発泡ゴムを絞りに挟んだり色々と細工します。
ヘリコイド部はブロニカ本体のものを使うのが便利です。
リヤコンなので、ちゃんとマウントの脱着機構を持っています。このため、大バヨネットのレンズにも対応可能です。


ただしそれはプリセット望遠を主眼としていれば最大限に活用出来るでしょうが、
連豆様のように自動絞りの小バヨネットをメインに据えるなら、外部から絞り操作できるほうがよいことになります。
絞った状態で固定でき、焦点合わせの時だけ開放に出来るのがベターですし、恐らく最も便利なのはコンパクトベローズでありましょう。
結構ジレンマがあり、頭の体操でもあります。


これで外から絞りの操作が出来るんです。レンズの絞りレバーにチップを付けます。
小バヨネットブロニカニッコールの絞りレバーは機構が一種ではないのが難しいところです。
日浦先生のコメントにも有りますが、単純に絞りレバーを押さえただけだと絞り値によって負荷が変わってしまうんです。
アダプターをプレビューレバー式にしようと考えています。
ただ、正直135用に使ってみての感想ですが、何を求めるかで異なると思いますが、やはり6×6で使用するに越した事は無い感じがします。
それとコムラーのプリセットタイプのレンズが増えてきて、そのクセの有る描写が面白いので専用アダプタとなりつつあります。


こちらも渋い組み合わせですね。アダプターは自作でしょうか?
25年ほど前にペンタ645を使っておりました。その時は純正レンズのみでしたが、45mm,75mm,120mmどれも優秀なレンズでした。300mmは高すぎて買えませんでした。
実はこのレンズM65の一番薄いヘリコイドにぴったりはまるんです。
ですので絞りのレバーを切り取って突っ込んでるだけです。
これで無限遠まで問題なく使えます。
645ZにNikkor-D 40mm f4で撮影した茨城県無形民俗文化財の「日立のささら」です。


貴兄のシリアル740xxx、私のシリアルが750xxxなんですが生産数を想像すると上2桁は生産年度の捨て番かもしれませんね。




レンズ先端部がシルバーリングの後期型を確認しています。予想では(12000〜)が後期型か?
焦点距離がNIKKORと被ってないのが、わざとなのかは分かりませんが、広角系だけに付けられたSUPERの文字が誇らしげです。




ブロニカ用のストラップは特殊な止め具になっていて汎用ストラップが使えません。
OP/TECH スーパープロストラップ(タイプB)が使えるとの事ですが、ブロニカに似合わないので、カスタムすることにしました。
部屋を見渡すとミノルタのストラップが余ってます。(笑
1.まずは専用止め具の先端を力技で外します。
2.スライド式のロック機構ですが、経年劣化でプラ割れが発生する様なので、真鍮棒で置き換えます。
3.紫外線硬化パテを使い保持しました。
4.最後にミノルタストラップを通して完成です。
意外にブルーが似合ってます。(笑
初期のホック状から、S2Aの頃、EC以降と形状は変遷していますがボディ側のラグ形状は共通かと思います。
仰る通りOp/TecのBが使えます。私も使っており、RBやRolleiとも共用しています。Hassel用Aも使っていて混乱しているかもしれませんが。


この度50mm入手出来ました。本の評価ではコントラストはそれほど高くなく、色合いは渋い。 四隅の描写は破綻の無い再現。
若干のタル型の歪みはあるものの気になる程では無い。
柔らかく湿度感のある描写で現在にレンズでは作ろうと思っても作れないある意味名玉との事です。
逆光時ハレ切リを注意して行えば、ビシッっと写ります。
多分、暗部の粘りはニッコールよりも有る感じです。
このためベルビアの様なハイコントラストフィルムと組み合わせるとバランスがとれるのかも知れません。
こんな画像でもDSLRで撮った様には写らずに”フィルムで撮りました。”感が出るのは何故でしょう。




>>過去の雑誌等では低コントラストで彩度も低いと酷評されたレンズです。
私は低コントラストが好きなので、悪いとは思いません。komura for bronicaはもっと評価されて良いと思います。
写真 super komura 45mm (フジ160ネガカラー)
(日浦様のご紹介と重複しますので、そちらをまずご参照お願いします。)
フィルター径67mm、非常に度が弱いメニスカス単玉凸レンズで、焦点距離は3700mm。
ブロニカC以降のヘリコイド分離型に200mmを装着すると、最短撮影距離は3.3mになります。
150mmでは2mで、それでも長いですが200mmはポートレートとしてもバストアップしか撮影出来ません。
200mm専用クローズアップレンズをフィルタースレッドにネジ込むと、3.7mから1.85mの範囲で焦点が合うようになります。
最短だとほぼ40cmが一杯に入ります。
度が弱いため球面収差の増加は最小限と考えられますが、エクステンションチューブで近接した画像と比較したことがないので今度やってみます。
ここまで最短が長いスレッド径が67mmの中判望遠レンズはあまり例がないので他に流用し辛く、(35mmカメラならあるかも)結構安価で潤沢な印象です。
150mmf3.5の最短は2mなのでそれほど役立ちそうにありませんが、300mmf5.6の最短は4mなので、流用できるかもしれませんね。
かねてから疑問がありまして、このクローズアップレンズはS時代にあったのでしょうか。時系列を理解できていません。
ニッコール200mm前期型付属とWikiには記載されてます。
不勉強なので、200mm前期型はブロニカSとどう前後していたか存じません。
DやSは繰り出し量がヘリコイドより長いため最短が少し短く、2.8mなのでこのクローズアップの焦点距離3700mmは如何にも非効率な気がします。
C以降のヘリコイドなら最短3.3mに対しクローズアップ3.7mと、少しクロスした使いやすい設定かと思います。
そして後期型はセット販売じゃなかったのでしょうか。私が遭遇した後期型(拙宅の200はフードにローレットありの後期)はこのクローズアップとセットされた中古を見た覚えがありません。前期も大概別売りされていることが多いようですが。


S型の初期はニッコール25cmや35cmの時代なので、まだ200mmはカタログに有りませんね。ちなみにカタログデータは
18cmは最短撮影距離が1.5mで撮影倍率が2.40倍
25cmは最短撮影距離が2.3mで撮影倍率が3.33倍
35cmは最短撮影距離が4.0mで撮影倍率は4.67倍
なので、一般的な使用ではクローズアップレンズは不要です。
200mmでポートレートを撮る場合、この3.3mがクセモノです。


ご存知でしたらすみません。
Fisheye-NIKKOR 30mm F4で、新大バヨネットに接続。この本によると3本のみ試作されたとのこと。
ゆうれい様自作のゾディアックと撮り比べたい…ですがレアモノ過ぎますね。
本の内容はカンノンやアニターからDfまで、双眼鏡や顕微鏡もあり幅広いですが、ブロニカもDフルセット、新/旧大バヨネットの望遠NIKKOR、ガンストックなどがあります。
D用の捲上クランクは説明書でしか見たことがありませんでしたが、実物の存在が確認できました。


以前、カメラ雑誌に載っていた画像の様ですね。かなりゴロッとした外観が特徴的でした。
キャプションには画角が180°となっていますが、このフードとレンズ前面のRから考えると、180°は難しそうな感じもしますがどうなんでしょうね。
ヘリコイドの操出し量から考えると、トンデモナイ接写が可能でしょう。


逆光に強く、力強いかっちりとした写りです。
同条件でニコンやゼンザノンの50/2.8を持ち出していないのでわかりませんが、少し後ボケがざわつく以外は言うこと無しです。
フィルターがないとフードが締め付け部分が狭く、頻繁にフードが落ちてしまうので怖いけど、大径フィルターのよいものはなかなかありません。
フードも巨大なので、ついついこの写真もフードなし。でも逆光にかなり強くアングルを選ばずに撮影できます。
アクロスはトーンがよく出て現像しやすく、カーリングがすくない良いフィルム。
特徴がないと評する方が居られますが、偉大な中庸です。最も安価なフィルムでもあり、ディスコンは残念の一言です。
Bronica S, Nikkor 50/3.5, f11, 1/60, Acros


良く云われる”ゴーストに強い”も、現在のレンズと比較すれば敵いません。その辺り媒体の記事だけが独り歩きしている感じがします。
一度オーバーホールをしたら、見事に写りが変わったレンズでした。
ちゃんと遮光すれば十分な性能だと思いますが、やはりクラシカルな描写になり易い感じがします。私の個体は高濃度部分が若干浮き気味です。製造時期を考えれば立派なものですが。


日頃は最悪最低の逆光弱しレンズを使っていますので、それと較べたら遙かに優秀(笑
他に50/2.8を持っていると出番が回ってこないので、ブロニカSの修理受領後テストにはこのレンズ一本付けて行き、試写では積極的に逆光/透過光を試しました。
お陰でサギが近くに来てもこんなに小さくしか写らない...


ブロニカSでの撮影とは見落としました。失礼しました。
ブロニカSの修理を受けてくれるところが有るのですね。素晴らしい。
巻き上げノブと同軸の操出し機構は、ウエストレヴェルファインダーとの親和性が高く、操作感も秀逸です。
動体保存が難しい機種ですが、是非使い続けて下さい
50mmF3.5の構成は、いまだレトロフォーカスレンズの様式について選択の幅が少なかった頃の傑作レンズだと思います。
画面の隅々までしっかりとしていて破綻が無いし、影の部分にもちゃんと像が見えますね。加えてちゃんと空にも諧調が残っています。フィルム撮影らしい感じです。
ところで、これは白鷺ですか?


別のカメラで同じ鷺を写した画像を提示しようと思っていたら、現像しても該当する画像がありません。もしかしてキャップしたまま露光した?
この湿地帯には大きな青鷺と中型の白い中鷺、他に鴨類が飛来します。早朝運が良ければカワセミも来ます。
多分これ中鷺ですね。
余談ながら、途中の道で、道路の脇に三脚状のもので立った高さ5-60cmくらいの構造物が見え、うわっねずみ取りレーダーか!!と冷や汗をかきましたが、通り過ぎる時にゴイサギだとわかりました。田舎道だなあ...
> ブロニカSの修理を受けてくれるところが有るのですね。素晴らしい。
> 巻き上げノブと同軸の操出し機構は、ウエストレヴェルファインダーとの親和性が高く、操作感も秀逸です。
> 動体保存が難しい機種ですが、是非使い続けて下さい
ありがとうございます。
セットされたレンズが欲しくて2台目を手にしましたが、しばらくしたらスタックしてしまいました。最初の1台は好調維持しています。
ダメもとで近所に打診したら1ヶ月ほど掛かって再稼働させてくれました。かなり苦心されたとのこと。
復元というより使えればよいという修理で、文句は言えませんがシャッターダイヤルのクリックがなくなったり、巻き上げのかちっとした感触がダルになったり、変わった点はあります。
ただ今回撮影した範囲で露光には問題無く、私個人で使い続ける分には気にしないでおこうと思っています。
> 50mmF3.5の構成は、いまだレトロフォーカスレンズの様式について選択の幅が少なかった頃の傑作レンズだと思います。
ラッパというよりお皿で、50/2.8より直径が大きいので、efunon様はじめ皆様のご評価を聞くまでは購入対象ではありませんでした。
最近ようやく精神的余裕ができて初めて手にしてみると、カメラに付けると意外に嵩張らない印象です。
50/2.8より露出部の前後長が短いのが効いているようです。
> 画面の隅々までしっかりとしていて破綻が無いし、影の部分にもちゃん
> と像が見えますね。加えてちゃんと空にも諧調が残っています。
f11ですので、端まで解像してくれることを期待しました。よかったです。
Acrosは扱いやすいですね。


たまたまAmazonでニコンマウントにするアダプターを見つけまして、人柱的に買ってみました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01GP27RBG/ref=ppx_od_dt_b_detailpages00?ie=UTF8&psc=1
説明書や保証書の類は無く、箱の中にはビニールに包まれた本品があるだけです。下記は私自身が確認しただけで公式ではありませんからご注意下さい。
ブロニカ側は大バヨネットマウントなので、別途ヘリコイドリングが必要です。
前後共にほぼガタ無く取り付けられました。精度は良いようです。ほんの少しオーバーインフ?まぁアダプターですからオーバーに振るのは仕方ないですね。
絞りは連動しません。アダプター内のピン(バネで偏倚を許容するようになっている)により常時絞り込まれています。
絞り値の違いをレンズ内部で吸収するタイプは違和感無く操作できますが、絞り値により絞りピンの位置が変わるタイプは開放側に回す際にバネの抵抗で重くなります。
ヘリコイドリングは問題ありませんでしたが、新大バヨネットのZENZANON 300mm F4.5は途中で止まって取り付けられませんでした。絞りピンの稼働域の違いによるものかもしれません。
ラージバヨネットアダプターを持っていないので、旧大バヨネットレンズの使用の可否は不明です。
ヘリコイドは距離表示が上に来る代わりに絞り値は斜めにズレてしまいます。製作者にとっては絞り値より距離表示の方が重要なのでしょう。
下部には三脚座があります。切り込みがあるので、持っていないので断定できませんがアルカスイス互換のようです。
キヤノンEOSマウントもあるようです。
https://www.amazon.co.jp/Fotodiox-Pro-Lens-Mount-Adapter/dp/B01JJHED8O/ref=sr_1_38?s=photo&ie=UTF8&qid=1546607716&sr=1-38&keywords=bronica


おもしろい。精度もそこそこ出ているようでいいことです。
フォーマットが縮小されてしまうので個人的には残念ですが、まあRB67-マイクロフォーサーズさえ存在しますから、ニーズはあるんでしょう。
フジGFX用アダプタも出たりして。あ、ニコンF-GFXは既に出ていますから、今でも付けられますね...
逆にマウントアダプターが出た途端に値上がりして市場から消滅する銘柄があとをたちませんが、多分ブロニカはそんなことにはならないと楽観しています。


小型ベローズを一杯に伸長させると2.7m位までピントが来ますので、ちょうど良い感じです。
但し、真鍮鏡胴のバレルレンズを装着すると、かなりのトップヘビーになります。このレンズ位が重量的には限界だと思います。


1,D, S用,前板のアオリ機能あり。内バヨネットレンズ専用。純正レンズでは無限は出ない。
2,S2用「ベローズ2型」:前板のアオリ機能あり。内バヨネットレンズ専用。純正レンズで無限から等倍まで。
3,EC用「ベローズ2型」:2とほぼ同じだが幾つか変更点がある。無限は出ない。75mm標準レンズでは4.2mから等倍まで。
4,ECTL用「ベローズ2型」:3と同じだが、右手側シャッターレバーに加えて左手側に絞り込み測光用レバーが増設された。
5,コンパクトベローズ:アオリ機能はなく、75mm標準で60cmから等倍までをカバーする。2−4までは絞り込みレバーは常時スプリングで絞る方向にテンションが掛かっており、指でレバーを回して一時的に絞り開放にするようになっているが、5はレバーで開放にするとロックされ、ダブルレリーズまたはロック解除ボタンを押すとチャージされたスプリングで瞬時に絞られる実用的機構を持っている。
2と3または4の変化はよく認識されていないかたが多いと思われ、今回紹介する。
写真上の左はS2用”2”、右はECTL用”4”
正面から見ると前板下部中央のスイング軸が、”4”で5mmほど高くなっているのがわかる。EC,ECTLはS2よりボディ下面から光軸までの距離が長くなっているためだが、この分だけEC,ECTL用”3,4”にS2を装着した場合、S2用”2”よりライズされた状態になる。機構上フォールはできない。そのためラックピニオンを縮めていくと、ベローズが最後に歪んでしまい、前板とボディが接触するほど縮めることはできない。
逆の場合はどうだろうか。
”2”にECTLを装着すると、前板がフォールされた状態になる。この場合は前板を適量ライズすればEC・ECTLの光軸に合わせられるため、ベローズは歪まずに最後まで縮めることができる。上記のように、”3,4”はもっとも縮めても4.2mからしか焦点が合わないが、”2”ではEC,ECTLでも無限遠が出る。ただし、ベローズのオスマウント後部に内面反射防止のシェードがあり、EC系を作動させた時ミラーに干渉するか確認していない。敢えて人柱になるのに躊躇している。
写真下にベローズがボディと接する接触面を示す。
左”2”には、S2底部の円形突出に対応し、円形の窪みがある。その分固定ネジの突出が少なく、EC,ECTLにネジ込むとネジ一山くらいしか噛まない。
右”4”はボディ接触面はフラットで、EC/ECTLボディ位置決め穴のためのピンが前後に立っている。S2はこのピンに接触しない形状なので、普通に装着できる。上記のようにライズ状態になるのだが。”4”には”2”のようなマウント後のシェードはないので、S2ミラー干渉はしないと考えられる。


下ブロニカEC+”4”
S2はマウントフランジはボディ前面より内側にあり、ベローズとボディ間はほとんど隙間が見えないが、ECと”4”の組み合わせではベローズとボディの間にクロームのリングが観察される。
ただし、ECは元々メスマウント面が前方に1mmほど露出していて、それがフランジ面なので4.2mからしか合わないこととは関係がない。
”4”のオスマウント部分が、”2”より1mmほど後側に長いのが無限に合わない理由だろうと思われる。


大変有用な情報をありがとうございます。その昔、ブロニカのあれこれを紹介するホームページを作った頃(20年ほど前かも?)、安易にブロニカのアオリ付きベローズは無限遠が出ると書いていて、物によっては出ませんと指摘があって修正したことを思い出しました。微妙な違いといいますか、EC用であってもかなり薄くなってちゃんとチェックしないと(屋内でちょっと試す程度では)無限遠が出ないのはわかりませんので、こうやってきちんと写真付きでまとめていただけるととても有用かと思います。
それでは、なぜEC用では無限遠が出なくなったのか、ですが、ミラーの干渉だけであれば干渉する部品の形状を変えればいいだけのはずです。私の考えでは、EC用ではシャッターボタンの部分に少しクリアランスを設ける必要があったためではないかと思っています。といいますのは、因果関係はいまもってわからないのですが、昔、S2用のベローズをECにつけていて壊したのではないかと思っているためです。
私が持っていたS2用のベローズはECにつけて使うことが出来ましたが(台座部分の形状の違いについては少し工夫が必要ですが)、シャッターボタンが僅かに押されたようになっていて、そのためにEC内部のシャッター駆動ソレノイドが加熱・断線したのではないかと思っています。ECではシャッターボタンをわずかに押すとシャッター駆動ソレノイドにまず通電され(後幕が固定され)、さらにシャッターを押すと先幕が走ります。一定時間後に通電が解除されてシャッター後幕が走ります。初期型のECでは電池が消耗した場合にはシャッターが切れないという特徴(安全機構)がありますが、これは,この先駆的な通電によりシャッターロックを解除しているようです。ともあれ、シャッターを半押ししたままで保持すると想定以上の長時間、ソレノイドに通電があり、加熱・断線したのだと思います。この因果関係は私の推測ですが、実際にソレノイドが断線したのは事実です。
ともかくそのようなわけで、ECにS2用ベローズが装着できて動くからといって、付けないほうがいいというのが私の考えです。EC-TLにS2用のベローズが付いて使えれば露出計だけでなく自動露出も使え、つまりSL66E/SL66SEよりも便利で大変痛快なのですが・・装着される場合はミラーの干渉の他にシャッターが押された状態にならないか是非チェックしてみてください。


ずっと以前、シャッターボタンが半押しになる問題に関してお伺いしたことがありましたね。あった気がします。でも忘れていましたm(_ _)m
私も何故なのか今回鳥頭のため改めて考えて、ETCL用に露出計プレビューボタン用のレバーを増設したからか?それにしてはEC用のレリーズレバーだけの機種も無限が来ないことの説明が出来ない、と悩んでいました。
今回は電池を抜いて保管しているECを使いましたので(幸いだったかも)半押し通電についてスルーしていましたが、後日確認させて頂きます。
4.2mからの問題、日浦様ご指摘の通り、室内では全く認識できません。屋外の無限遠距離を見て初めて気付くものです。
しかもラックピニオンはヘリコイドにくらべて動きが大きいため、ほんの僅かの移動量の差です。
マット面ではほ「合っているんじゃないか?」と思える程度。スプリットイメージがなければ外れているという確証も得られません。
この程度なら少し絞り込むだけで深度に入ってしまうはずで、開放でもなければ”3,4”を無限遠から使っても実用上問題無いでしょう。
でもベローズ2型は1kgもあり、SL66のように常時付けっぱなしで持ち歩くのはちょっと...(笑
ECTLでAEが使えるのはアドバンテージですね。ただディスプレースメントで光軸が中心から外れたときに正しく測光されるのかは検証したことがありませんが。
次回はD,S用の「1型?」とダブルレリーズでセミ自動になるコンパクトベローズをレポートする予定です。


ブロニカはシステム初期から接写装置として小マウント内部のスクリューに装着する中間リングセットとともに、本格的なベローズを用意していた。
D・S型用ベローズ”1”は、クラシックな暗箱を思い出させるような前後2段伸ばし構造で、最短7cmから最長21cmまで延長ができる。
”1”はベローズとしてはオーソドックスな、レンズマウントだけでボディと接続する。その後のモデルと互換性がない形状のD・Sの外マウントで、180mm、250mm、350mm望遠とも共通であり、S2以降の機種に接続するマウントアダプターが供給されたが探すのは難しいかもしれない。(250/4にくっついているものを偶に見掛ける)
標準75mm装着時、ベローズをもっとも縮めて撮影距離はフィルム面から31.5cm、レンズ先端から13cmで倍率1:1(横幅6cmが画面一杯に)から、最大に伸ばしてフィルム面から焦点面まで40.5cm、レンズ先端から7cmにおいて倍率3:1(同2cmが一杯に写る)であり、その後のモデルが最大倍率1:1までに留めてあるのと比較し、本格的すぎる機能である。
S2以後の機種のようにヘリコイドユニットを分離する構造ではないため、どうしてもフランジバックが大きくなってしまう結果、最小倍率が既に1:1もあるが、D・S型ではそれ以下の倍率は中間リングセットが分担することになる。
しかし、それでも最小1:1〜最大3:1というのはあまりにもマニアックであり、販売数は少なかったと想像される。
写真:ブロニカS、ベローズ”1”、ニッコール75mm


正面から見て、レンズマウント上部に絞り開放レバーがあり、常に絞る方向にテンションが掛かっていて、それに逆らって開放にし、手を離すと絞られる。
中心下部にスイング軸のスクリューノブがある。ライズ、テイルトを固定する左右の大径ネジは、左手側が逆ネジになっていて、左右の前後回転方向が一致させてある。正直操作感に物凄く気を遣っているのがわかるが、正ネジに慣れた手には余計なお世話といえなくもない。
D・Sの右手ノブによる焦点調節は、一応動くが意味はなく、焦点はベローズ側で合わせる。
二段伸ばしレールの、後部2本はロックレバーを緩めるとフリーになり、大まかな倍率を決める。前部1本はラックピニオンで繰り出される。
写真:ブロニカS、ベローズ”1”ライズ+スイング、ニッコール75mm、


”1”同様にボディにはレンズマウントのみで接続され、細身の2本レールを用い、アオリと無限遠を諦め75mmレンズで60cmから等倍までと機能を絞って重量450gと劇的に軽量化され、”5”はアウトドアでもっとも使用頻度が高い。
しかし機能を削るだけではなく、ダブルレリーズを併用するとセミ自動絞りになり、開放絞りで焦点合わせをし、そのままレリーズすればスプリングで即座に絞り込まれ、昆虫などの動体にも対応出来るほどで使い勝手は完全自動絞りのヘリコイドに迫るものになる。
残念なことにダブルレリーズは特殊な形状で、シャッターボタン用(写真左)は一般的なテーパーネジだが、自動絞りファイア用は写真右のように細長くピッチが細かいストレートネジであり、純正以外では代替えできない。
レリーズを使わなくても、ネジ穴の隣に手動リリースボタンがついているので、それを押した後速やかにシャッターレリーズすれば、手持ちで2型よりも安定して速く絞り込むことができる。私は屋外で手持ちするときは、ダブルレリーズを使わずにそのようにして撮影することが多い。
”5”はS2にも使えるが、ETCLの瞬間絞り込みAEとの相性が良く、非常に便利だと思う。
写真:ブロニカEC、ベローズ”5”、ブロニカダブルレリーズ、ニッコール75mm、右にレリーズ先端を示す


初代のSがかなりくたびれてきましたので、良いモノが有ればと思っていたところに手頃な”不調S"が有りました。
S型なので現状販売です。
テストフィルムと替えマガジンを持って行き、チェックさせてもらいました。
案の定、不調の原因はマガジンに有る様で、フィルムストップが効きません。この程度なら何とかなるだろうと思い、持ち帰りました。
(ちなみに、S型のマガジン用ダークスライドは、マガジンの小さなポッチを押せば簡単にロックが外れて抜く事が可能です。このスライドの入手が難しくて失くしたら大変です。私の持っているモノもれんずまにあ様のおかげで入手できました。多謝々)
初期のマガジンには有名なフィルム緊張機構が入っていますので、その魅力に降参で持ち帰りました。
件のマガジンはそのままイストさんへ入院です。




S2 を半年ほど使用していたのですが、先日レンズを取り付ける際に違和感があったので押し込まずに外してみると、一部部品が脱落しているのを発見しました。
自動絞りに関する部品だろうということは分かるのですが、元々がどう取り付けてあったのかが分かりません。
ご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただけませんか?
正常時はこういうふうになっているという情報でもありがたいです。
部品の写真:https://twitter.com/kakkun61/status/1180332816522809345
自動絞りが機能していない様子:https://twitter.com/kakkun61/status/1180337234114830338


いくつかヘリコイドを見てみましたら、同じ構造のものがありました(もうちょっと凝った部品がついたタイプもありました)。取り急ぎ twitter のほうに返信で写真とムービーを載せています。この板状のパーツを引っかかる場所に差し込み直して見られてはどうでしょうか。


2種類の絞り連動機構のムービーを以下に載せました。
https://shiura.com/camera/mednikkor/bronica/link.mov
さっそくのお返事ありがとうございます。
しかし、リプライのカウントが増えていますが、ツイートを見ることができません。もしかして鍵アカウントだったりしますか?


動画が分かりやすかったです。
それを再現するように部品を入れ込んだところ無事回復しました。
本当に助かりました。感謝します。


初期のモデルで、ブロニカSの外マウントに対応する。S2以後とは異なるマウント。
レンズヘッド300mmf5,400mmf6.3,500mmf7をスクリューマウントで交換する。
ボディとの自動絞り連動はなく、普通絞りレンズ。
繰り出し量は3.7cm。
最短は300mmでは5m弱、400mmは5.5m、500mmは9m弱(目盛より少し回る)
純正望遠より小型軽量。そのかわり最短が遠くなってしまった。
コムラーは他に規格があり、上記焦点距離でもこのユニットに合わないものがある。


300は白、400はオレンジ、500は緑で色分けされておりわかりやすい。
回転可能な三脚座が標準装備されている。
取付位置が幅広なヘリコイドより先寄りなので、繰り出しに応じて重心がボディ側に寄る。
レンズユニットが巨大なら、ボディを動かす方が安定するはずだが、レンズが軽量なので、この位置で固定するのは使いやすいとは言い難い。
またこの個体だけかもしれないがボディとバヨネットマウントの接続にガタがあり問題と思う。


この様なヘリコイドがユニットが有るのですね。初めて拝見しました。
ブロニカSのボディー側マウントは何か心もとない構造だなと思っていました。
往年の35pなども何となくピシッ!とは付かない感じで、個体差なのかなとも思っていました。


400mmf6.3用なのに、絞り値表示が8から始まるのは? と思っていましたが、IIも同じなのですね。
普通に考えると、DX, S用がIII型なのに、S2, EC用がIIなのは不思議なことです。
マウントのガタは、純正の250mmや350mmではそれほど大きくないため、コムラーの製作精度の問題なのか、経年変化なのかよくわかりません。
でも、S2, ECの大バヨネットのほうが、接触面が大きくガタが少なくなるだろうと思います。
DX, Sの外マウントは、ニコンS,コンタックスRFの外バヨネットを拡大したような構造です。
DX, S用外マウントレンズはS2, ECにアダプターで接続できますが、DX, Sに装着出来る望遠は、珍しい純正の他にはこのコムラーユニマウントしか選択肢がありません。


ブロニカDは持っておりませんのでブロニカSに装着してみました。
本文の記事にも記載されていますが、S型はボディー側にダイレクト接点が無いのでアダプターの
ターミナルは使えません。この点、用途が限られそうです。
それと意外に持ち重りのするアクセサリーでした。


Carl Zeiss Jena ZENZANON MCの表記が主流で、少なくとも私はBiometarの表記は見たことがありません。あるという話は聞きますが、グーグルの画像検索にも今は出ていないようです。
おそらくこれは珍しいと思います。「クラシックカメラニュース」主幹の粟野様が亡くなって一部が市場に出たコレクションECに付属していました。
東独イエナツァイスは、西側にビオメターを輸出する際 Jena Bmの表記をした時代があり、その規則にならっているのでしょう。
外観は初期型なので、もしかすると試作か先行生産型?


珍しいレンズの入手おめでとうございます。
東独ZEISSのゼンザノンレンズは人気のため入手が難しいと聞いています。
ホントにビオメタそのままなのか、モディファイしているのか、
また、ハッセルやローライのプラナーとはどう違うのか興味が有ります。


#886で既に投稿したレンズでした.今更に失礼しました.
さてDDRビオメターですが,ペンタコンシックス用と直接比較したことがありませんのでわかりませんが、モディファイがあるのかないのか興味深いところです.
ブロニカ用ですが,外観が違う前期後期と,上でお見せした刻印違いをテストして概ね同じ描写傾向でありながら,前期型MCが最もシャープでした.
これが個体差なのか,修理含め経年変化なのかはわかりません.開けた痕跡は,良好な前期モデルのほうにあるのです.
P6用もバージョンによって収差補正に差があると指摘したサイトがありまして,奥が深いなと思います.
左前期型 右後期型


といっても前群は並み品なのですが後群がカビカビでした。おかげ様で清掃ができましたので安堵しています。
さて後群の清掃ですが、レンズを後ろ側から見ると二重の押え環が見えると思います。この押え環の内側を緩めるとレンズが外せます。
とても薄い押え環なので、もし外す場合には十分ご注意ください。


おそらくフォーカルブロニカ でもっとも高性能高画質なレンズではないでしょうか。


コメントありがとうございます。
スタイルの良いレンズですね。最近マミヤCの105mmF3.5 DS も入手できましたので、撮り比べでもしてみようと思っています。
最近は価格が上がってしまい、おいそれとは買えなくなってしまいました。


なかなか気に入ったモノと出会えませんでしたがやっと見つけました。レンズ単体では見つかりませんね。
ブロニカの標準域では群を抜いて高価だったからでしょうか。珍しいレンズ構成なので気になっていました。


ローライTLRのプラナーみたいな1枚目張り合わせの,普通じゃない構成です。
HCはPCと比べて明らかに周辺画質が改善されていると思いました。
中心も、PCのほうがシャープという話も聞きますが、個体差かもしれませんが
拙宅のHCは中心部もPCに勝とも劣らないと思いました。
常用して信頼できる高性能レンズです。


コメントありがとうございます。
何故か、画像を修正しても反映されていない様なので、再掲載いたします。
見た目はやはり変わりますね。画像はブロニカSなのですが、バランス的にはEC系の方が良い感じがします。


古いカメラ・レンズ白書くらいにしかデータらしいモノが見つかりません。
ブロニカ用の50mmは需要が多かった様で、比較的入手のし易いレンズなので、ご覧になった方も多いと思います。
比較的良心的な価格で購入可能です。
他の50mmと比較すると、開放では柔らかく又背景も回りやすいのですが、それも味の一つです。


Nikkor-Q400mmf4.5
Nikkor-P600mmf5.6
Niikkor-P800mmf8
Nikkor-P1200mmf11
のレンズヘッドをねじ込んで使用するヘリコイド。
回転可能な三脚座つき。
その後、マルチコートされCマークがついたヘッドが供給された。
600,800,1200はEDレンズが導入されたモデルがあるが、ブロニカ のカタログにはラインナップされていない。ただしブロニカ 用ユニットにEDモデルは装着は可能。
写真はECTL+Nikkor-P800/8


ニッコール200mmf4+ヘリコイドと同等以下の重量です。
最短4m,新聞見開きがちょうど左右いっぱいに写ります。
もう少し寄りたい時は、大バヨネットのため中間リングやベローズは使えませんので、
クローズアップレンズしかないわけですが、ちょうどニッコール200mm用の焦点距離が4mで、
測ったように300mmf5.6の最短と、10cmも違いません。
度が非常に弱いので、球面収差や歪曲など悪影響は最小限度でたいへんシャープな像を結びます。
一般に普及している焦点距離は最遠で1mからで、それでは4mとのギャップが大きすぎ、拡大率をよほど高く希望しない限り使いづらいでしょう。
入手しにくいですが望遠用のクローズアップ、2mのものも存在します。


クローズアップレンズは、ミラーレスカメラのカバーガラスの影響を補正するためにいろいろ試したことがあって、
http://monoblogue.nikomat.org/article/167401705.html
http://monoblogue.nikomat.org/article/167888343.html
その時に度が弱いのを探していくつか買いました。その時のリサーチでは、最も弱いものはケンコーの No.05 でした(f = 2000mm)。
で、6年ほど前は普通に変えたのですが、今見ると amazon
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B001CNC1QA
では取扱なしになっており、他でも見つからないようで、どうもディスコンになっているっぽいですね。残念・・
枠無しなので使いにくいですけど、単なる平凸レンズであれば光学部品メーカに取り扱いがあるようです。シグマ光機ならカタログ上では直径50mmで焦点距離4000, 5000mm などあります。


ミラーレスにビオゴン21/4.5+ニコンクローズアップの記事、ハイブロウすぎて瞠目でした。
確かにビオゴン21/4.5や、GR21/3.5の周辺は、a7Rで大変劣化するので大変有用なレポートでした。
ただZM21/2.8は対称型といいながら、ミラーレスで周辺が劇的によくなっており、最近のレンズは多少考えて設計されているなあと感心しています。
さてケンコーの72mmクローズアップ0.5、私も真っ先に思い浮かびましたが、ご指摘の通りアマゾンやヨドバシでは購入できなくなっていて、やはりディスコンでしょうか。
最近のレンズは最短が短くなっており、もはや役目を終えたのかも。
タムロン28-200用の焦点距離2mクローズアップが手元にあり、1つは専用バヨネットですがもう一個は72mmです。もしかしてケンコーのOEMなのかなと思いました。
バヨネットやマウントされていない凸レンズは、光軸を合わせることが難しそうで、躊躇しています。
ニッコール300mmは、偶々海外通販で出てきたので手を出しましたが、国内では手が出なかったでしょう。
面白いことにブロニカ200用クローズアップをつけると、300/5.6無限遠位置で、レンズ単体の最短4mとほぼ同じ立ち位置で焦点が来るのですが、像倍率がちょっと小さくなります。
凸レンズを付加すれば焦点距離が短縮するため、考えたら当たり前のことですが、画角的に同等ではないのです。


35mm用は、85-210mmズーム用に焦点距離不明(たぶん3.5-4m)φ58mmクローズアップレンズがありました。汎用としてφ49mmにはS40,T80, T160があります。よく見かけるのはNo1というもので、上記の焦点距離体系ではなく、標準レンズに中間リングNo1をつけたときと同じ程度の拡大率から名付けられたといいます。
脱線しました。
ブロニカに使うにはφ67mmが望ましいところ、丁度ペンタックス6x7時代のSMCクローズアップレンズS82, T132, T226という2枚構成の重厚な製品があります。
画質的にも期待できそうですね。
ブロニカ ニッコールPC300mmf5.6に装着した時の撮影範囲
ブロニカニッコール200mm用 焦点距離4m,無限撮影範囲60cm,最短範囲24cm
SMCペンタックスT226 焦点距離226cm、無限撮影範囲38cm、最短範囲21cm
SMCペンタックスT132 焦点距離132cm、無限撮影範囲22cm、最短範囲13cm
S80は標準用なので敢えてテストしませんでした。
以上の3枚があればベストですが、最低4mと132で、ほぼ倍率の切れ目なしに撮影可能になります。
また、ケンコークローズアップ0.5は焦点距離2mなので、ニッコール200用と組めばこれも切れ目なしに20cmの被写体まで撮影可能になるでしょう。


ブロニカDX、またはS時代に供給された外マウントに装着する望遠レンズ。
S2以後の大マウントとは異なり、直接の互換性はないが、S2以後に接続する「ラージバヨネットアダプター」が存在する。
Nikkor-H 18cmf2.5 2080g 最短1.5m フィルター82mm
Nikkor-Q 25cmf4.0 1200g 最短2.3m フィルター67mm(フードに82mmステップアップ)
Nikkor-T 35cmf4.5 2050g 最短4m フィルター82mm
さらにNikkor-T 50cmf5があるが私は持っていない。
これらのレンズはすでに1951年(25cm)1953年(18cm)1959年(35cm)にニコンレンジファインダーカメラ用ミラーボックスに使用する望遠レンズとして発売されており、ブロニカに接続するアダプターも存在した。1959年に18cmと25cmがブロニカ用ダイレクトマウントに手直しされて供給された。1960年頃のブロニカ(DX)の広告ではこの2本のみ紹介され35cmの記載はない(ニコンカメラの小ネタ様「ブロニカ用大口径望遠レンズ」の項参照)。1961年に発売されたブロニカSのカタログには35cmと50cmが掲載されていて、これらはRF用とそれほど時間差なく登場したようだ。
画像:ブロニカS,Nikkor-H 18cm


すべてプリセット絞りだが、35cmだけは鏡胴にレリーズソケットがありスプリングで絞りリングが瞬時に絞り込まれるセミオートに近い機構で意外に速射性が高い。
18cmはガウス型構成4群6枚でガラスが重く、長大な35cmとほぼ同じ重量、もちろんボディより重い。ツァイスのオリンピアゾナー18cmf2.8を上回る明るいレンズ。ガウス型のシャープさと柔らかさを併せ持つ美しい描写が期待できる。RF用にはみられないバヨネットマウントつきの三脚座を備えている。また金属フードの長さはRF用より短いものが供給された。
25cmは18cmよりずいぶん小ぶりで軽く、三脚座はないがボディとのバランスがよく手持ち撮影も十分こなせる。エルノスター型3群4枚で大変シャープ。金属フードは深くnikon RF用と同じに見える。
画像:左25cmf4、右18cmf2.5 25cmはずいぶん小さい。ヘリコイドリングにある銀色の棒は起立させてフォーカシングレバーになる


ラージバヨネットアダプターでEC-TLに装着。瞬間絞り込み測光とスプリング絞りのコンビネーションで自動露光が快適。


外爪マウントレンズはプリセットなのでボディとの連動機構はなく、単純にとりつけるだけ。
大変高精度で、ガタなく装着できる。
後部にフレアカッターが装備されている。


ブロニカニッコールの初期もチックマーク付きがあり、たまたま持っているレンズの中で揃ったので提示します。
DX時代は多分そうだったでしょうが、S発売後もチックマーク付きが組まれたかは分かりませんが、結構見かけるのでだいぶ後になってもあったのではないでしょうか。
75,50,135チックマーク付き。前に紹介した180,250,350もチックマークとは言い難いほど長いラインが引かれていますね。


前期はS2発売後付近から、後期はECTLの頃には入れ替わっていたと思われます。
ゼンザブロニカ用中望遠は、DX時代からのニッコール135mmf3.5と交代する形になりました。
前期(4群6枚)の製造はノリタ光学らしいといわれていますが、ノリタ66の交換レンズとは違うスペックです。
後期(5群6枚)は製造元がはっきりとしていません。東京光学も候補に上がっていますがどうでしょうか。また後期はETR用ゼンザノンMCに受け継がれた可能性があります。
性能はどちらも優秀です。解像力は甲乙つけがたい。前期の方が開放でやや柔らかく、後期の方がコントラストが高い印象です。後期は若干小型化で無理をしたか若干周辺色収差が多い気もしますが、実用的には大きな差はないと思います。
135mmから交代した件ですが、確かに望遠効果としては150のほうが高く、またライバルのハッセルブラッドが1000F時代の135mmから500Cは150mmになったことも交代の一因かもしれません。
ただし、ヘリコイド共用レンズですから、望遠系は最短撮影距離が遠くなるのは仕方がなく、150よりも135のほうが寄れて倍率も高くなります。
近接はポートレートのバストアップまでで十分ならば、2m前後の150でいい(3.3mの200mmよりずっと実用的)わけですが、もう少し寄りたい場合は135のほうが有利な場合もあります。
ハッセルブラッドのゾナーC150/4の最短撮影距離は1.4mで、寄りの点では少し不利ですが,開放f値は若干ゼンザノンのほうが明るいので、同じ倍率のボケは同等か若干有利でしょう。
左前期型、中央後期型、右参考までニッコールQ135mmf3.5(3群4枚)単純なテッサー型長焦点のニッコールのほうがエルノスターゼンザノンより長い。


発売された80mmf2.4と意匠は似ています。
何らかの理由で、このf2.0をスペックダウンしてf2.4にしたのではないかと想像を逞しくしています。
まだAi画像加工でフェイクが気軽に作れる時代ではないと思いますので、実在する可能性は高いのでは。
口径は、ニコンのメタルキャップが写っているので、50/3.5と同じφ82か、50/2.8と同じ77のように見えます。
以前の想像では、ノリタが80/2.0をブロニカにも適合させようとしたが、マウント径の問題で不可能だったから、2.4に縮小したのではないかと思っていましたが、この画像を見るとそう単純ではなく、一旦ブロニカ小バヨネットに合わせたf2.0モデルが試作され、そうするとこの前玉径になってしまったということかと。
これで発売しても受け入れられたと思いますが...
あるいはレンズシャッター105mmのように、大バヨネット専用として、もっと制約がない大口径設計をしてもよかったのでは。
実用という点では、現行ラインで大きな不満はなく、あまりに焦点深度が浅いとフィルム面の問題もありますので、よい評価が受けられたかは疑問ではありますが、残念です。

