Vienna

 

 

 

 


王宮周辺
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王宮周辺
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市庁舎
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国会議事堂
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美術史博物館
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美術史博物館
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自然史博物館
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シュテファン寺院
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シェーンブルン宮殿
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シェーンブルン宮殿
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ウィーン市街
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ウィーン市街
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3月に国際会議出席のため,1週間ほどウィーンに行った.今回は用務の日程と移動日の関係で1日近く余裕が出来,ウィーン市街近郊を少し観光することが出来た.1996年,まだ学生だった頃に来て以来10年ぶりだったが,前の国際会議は夏の開催だったため,かなり風景は違う.前は花盛りだった庭園も寂しい限りだが,でもこういう,まだ寒い時期のヨーロッパもまた,その重厚な雰囲気によく似合っているようにも思う.

今回モノクロで撮って,こうやって並べてみて改めて実感するのは,ある意味オーバーデコレーションと言ってもいいぐらいあちこちに彫刻や幾何学模様の装飾が施されていることだ.確かにハプスブルク家の栄華を偲ばされるのではあるが,それよりももっと下った時代の建築物でも負けず劣らず,所狭しと彫刻が並んでいるものを見かける.文化と言ってしまえばそれまでだが,ちょっとしたマンション風の建物に凝ったバルコニーが付いていたりするところを見ると,案外皆,過去の貴族の生活様式にあこがれていたりするのかも.

それはともあれ,ウィーンはいい街だ.10年前に来たときも,とても気に入ったのだけれど,これは海外経験があまりない頃のことだから,実際の所はどうなのかなと思う気持ちもあった.でも今回再訪して,改めて確信を得た気持ちだ.街がこじんまりしていて歩ける範囲で楽しめること,(ちょっと奮発すれば)メシがうまいこと,などもあるけれど,やっぱり治安がいいというのが何よりうれしい.夜の街を歩いて心から楽しめるというのは,実はなかなかないことだ.それとどことなく,皆親切で笑顔がいい.治安が良く気心も親切なはずだった日本も,こうでなくてはねー.

Fujifilm GA645, SUPER-EBC FUJINON 60mm F4
Fujifilm Neopan ACROS(前2点と後ろ3点), Fujifilm Neopan PRESTO400(それ以外),
シュテックラー改処方(中川式)

(upload : Mar., 2006.)