倉敷にて

 

 

 

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ひょんな思いつきで倉敷へ行った.今回はちょっとした療養のつもりだったのだけど,そもそも向かう前からすっかり元気.それでもしばらくは宿に籠もって大人しくしていたが,せっかくなので少し長居して,最終日にはぶらりと少しだけ観光することにした.

観光地の常で,その風土とはおよそ無関係そうなアクセサリを売っている店が幅をきかせていたりもするが,それでも倉敷は土蔵風の古い町並みや明治時代の紡績工場の跡地など,往事を偲ばせる風景に溢れている.大して広くもない美観地区は,ただ歩くだけならあっという間に見終わってしまうけれど,そこを敢えてゆったりと撮影しながら過ごしたのでよいリフレッシュになった.

観光地然としていても,その風土のなせる技か,よいところはあるもので,ふと旨いコーヒーを飲みたくなって入った小さな和風の喫茶スペースには,店主のご子息が焼いておられるという備前焼が所狭しと並べられていた.店主は写真が趣味とのことで,僕が中判カメラを持っていたこともあってしばし写真談義.背景の写真は,このお店の軒先にやってくる小鳥を店主が撮影されたものとのこと.ざっくりとした焼き物で出していただいたコーヒーもさすがにこだわりの一品であった.お願いして1カットだけ撮影させてもらう.備前焼は,花器などすばらしいものばかりで,欲しかったけれどそのときは持ち合わせがなく,残念なことに辞退せざるを得なかった.

最後に倉敷を一望できる鶴形山に登り,阿智神社にお参りしてから帰路についた.そうしてやっと,2週間ぶりに家族の顔を見た.

Fujifilm GA645, SUPER-EBC FUJINON 60mm F4
Fujifilm Neopan ACROS,シュテックラー改処方(中川式)

(upload : Feb., 2010.)