The Riverway

 

 

 

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ボストンとブルックラインの境には,小川と遊歩道がある.Muddy River と言われるこの川はボストンの隠れた名所の1つで,ボストンレッドソックスの本拠地「フェンウェイパーク」から蛇行して南西へ続く.この一帯は周囲の都市部とはうって変わって緑も豊かで,「エメラルドのネックレス」とも呼ばれる.小川はコンクリートなどによる護岸工事がされておらず,土のまま,なだらかに陸から川へ落ちる.そのためか,白鳥や鴨がいつもゆったりと暮らしている.観光客らしい人はほとんど見かけないが,ランニングをする人,犬の散歩をする人など市民の憩いの場にもなっている.

秋の紅葉の時期もすばらしい眺めだが,冬の冷え切ったある日の夕方,ふと思いついて散歩がてら撮影をしに行った.一面雪に覆われながらも小道はきちんと除雪され,相変わらずランニングをする人,対岸のビジネス街から住宅街方面へと帰宅する人.少ない食料を求めて水面を探る白鳥もちゃんといた.

ご覧のとおり開放絞りでは,このころのテッサー型レンズは周辺では像の劣化がはっきりと見られる.しかし中心部はしっかりとした像を保ち,弱々しい冬の光をそれらしく表現してくれる.

Mamiya-6 Automat, OLYMPUS D-Zuiko F.C 75mm F3.5
Kodak BW400CN

(upload : Oct., 2009.)