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投稿2651 | ■Re:2650 パノラマカメラ作りました 狸おやじ 2021/2/26(金)20:54 | ▲ 返事 / 削除 |
日浦様 お返事いただきありがとうございます。 > ラインセンサを用いたパノラマカメラはおっしゃるとおりにまさに正攻法でして,普通のカメラを一定角度ずつ回して撮影し,あとから張り合わせるよりも,微妙な変化のある,木々が揺れるシーンとかにも強いかなと思います.もともと RoundShot などのフィルムカメラを作っていた Seitz も,一時期はその手のカメラ(Roundshot Super Digital など,ラインセンサ型のパノラマカメラ)を作っていたようです. なるほど,もう先例があるのですね。全く知らずに素人考えを書いてしまい恐縮です。 > ・・そう思って実は私も1個仕入れて分解したんですが,実はそのままになってます. 既に取り組まれていたとは知りませんでした。大変失礼いたしました。 小型のラインセンサーとして名刺スキャナ(サンワサプライPSC-13UB)やハンディースキャナ(アイリスオーヤマHSC-A8)があるようです。120フィルムの幅(60mm)に納まるといいのですが。 > 1つは,光源の問題です.普通はセンサの脇に LED が並んでいて,それで原稿を照らしています.その LED をカットすればいいんですが,スキャナはたいてい起動時にキャリブレーションをしていて,その扱いをどうするかという問題があります.原稿台の枠の外側(裏面)に白色の領域があり,そこをまず撮影して,センサのムラなどを除去しています.LED をカットしてしまうとそのキャリブレーション(較正)が動かなくなり,エラーで止まってしまったりしますので,キャリブレーション段階のみLEDを点灯して,撮影時にはOFFにする工夫が必要のようです. このキャリブレーションは「新平成写真師」さんも苦労したようです。 どうやらスキャナのLEDと白色領域を残しておき,スキャンする部分(画像)の周辺にマスクをかけて回避したようです: https://yanretro.hatenadiary.org/entry/20120807/1344366628 LEDを取り外しセンサーのみをカメラに取り付ける場合,ドライバーのソフトウェアを書き換える必要がありそうです。 > もう1つは光の入射方向です.CIS では原稿からまっすぐ(原稿に垂直に)出てくる光を主に捉えます.しかし大判カメラでは,レンズが真ん中あたりにあって,そこから放射状に光が出ますので,中央付近はいいのですが,周辺部分にいくと光が斜め入射になって暗くなってしまいます.GRIN レンズアレイは複数のレンズの像を重ね合わせて結像するので,ラインに沿った方向の角度については許容度が高いのですが,ラインに対して垂直(センサが移動する方向)の斜め入射には弱い(取り込めない)のも問題になります.結局,原稿面にフレネルレンズか,拡散板を置かないと全体の撮影はできないと思われます.フレネルレンズを置くとそのシマシマが出ますし,拡散板もそのザラザラが出がちです. なるほど。GRINレンズを温存するなら合焦面(原稿面)に散乱板が必要ですね。微細な凹凸をもつシートがあるといいのですが。上の「新平成写真師」さんは薄い樹脂のシート(0.07 mm)をスキャナーのガラス面に貼り付けたようです。 > GRIN レンズ単体は割とF値が暗いのですが,GRINレンズアレイは連立像といって,複数のレンズが協力して像を重ね合わせるため実質のF値が明るく,そのため,原稿面上での深度は浅くなります.実際 CIS のスキャナは,カメラレンズ方のスキャナに比べて原稿の浮きに弱いようです. これはまだよく理解できておりませんが,確かにFig. 5aを見ると複数のGRINレンズを通った光が結像しているように見えます。一本の光ファイバーが屈折率の違いで焦点を持つのは理解できますが,束ねても複合的なレンズとして機能してF値が明るくなるというのは凄い。 > ちなみに,MIT にいたころに GRIN レンズを使った研究をちょっとやったことがあり,GRIN レンズは少々触ったことがあります.これがなんと?GRINレンズを円筒状や球状に配置して,トンボの複眼みたいな仕組みで超広角のパノラマカメラを作るというものでした.湾曲したセンサが必要なので(カメラとしては)実用的ではないのですが,灯台みたいに観測方位から位置を割り出すデバイスに使えるという提案でした. これは面白いですね。 湾曲したセンサーを作るのは難しそうですが,この球状の複眼レンズを胃カメラ等のファイバースコープの先端に付ければ,360度のパノラマスコープになるかもしれない。(スキャン時間が短縮できれば,胃カメラが苦手な人にも朗報です。) MITはボストンですね。ボストンは昔仕事で訪ねたことがあり,とても良い街という印象です。市内のショッピングセンターでWeberのBBQグリルを買ったのですが,帰りの空港カウンターで中身を聞かれ,説明に苦労した楽しい思い出があります。 ( ) |
投稿2650 | ■Re:2649 パノラマカメラ作りました 日浦 2021/2/23(火)12:35 | ▲ 返事 / 削除 |
狸おやじさん,こんにちは. パノラマカメラのほう,見てくださってありがとうございます.確かに VRでぐるぐる回すと酔いそうかもしれないですね. ラインセンサを用いたパノラマカメラはおっしゃるとおりにまさに正攻法でして,普通のカメラを一定角度ずつ回して撮影し,あとから張り合わせるよりも,微妙な変化のある,木々が揺れるシーンとかにも強いかなと思います.もともと RoundShot などのフィルムカメラを作っていた Seitz も,一時期はその手のカメラ(Roundshot Super Digital など,ラインセンサ型のパノラマカメラ)を作っていたようです. CIS のラインセンサはそれよりもずっと長いので,ご指摘のように 8x10 のような大判写真のフィルムの代わりに使えるかと思います.・・そう思って実は私も1個仕入れて分解したんですが,実はそのままになってます.画像が撮れるところまではいくんですが,画面全体をきれいに撮るにはいろいろと工夫が必要で,そこをどうするか?が問題のように思われます. 1つは,光源の問題です.普通はセンサの脇に LED が並んでいて,それで原稿を照らしています.その LED をカットすればいいんですが,スキャナはたいてい起動時にキャリブレーションをしていて,その扱いをどうするかという問題があります.原稿台の枠の外側(裏面)に白色の領域があり,そこをまず撮影して,センサのムラなどを除去しています.LED をカットしてしまうとそのキャリブレーション(較正)が動かなくなり,エラーで止まってしまったりしますので,キャリブレーション段階のみLEDを点灯して,撮影時にはOFFにする工夫が必要のようです. もう1つは光の入射方向です.CIS では原稿からまっすぐ(原稿に垂直に)出てくる光を主に捉えます.しかし大判カメラでは,レンズが真ん中あたりにあって,そこから放射状に光が出ますので,中央付近はいいのですが,周辺部分にいくと光が斜め入射になって暗くなってしまいます.GRIN レンズアレイは複数のレンズの像を重ね合わせて結像するので,ラインに沿った方向の角度については許容度が高いのですが,ラインに対して垂直(センサが移動する方向)の斜め入射には弱い(取り込めない)のも問題になります.結局,原稿面にフレネルレンズか,拡散板を置かないと全体の撮影はできないと思われます.フレネルレンズを置くとそのシマシマが出ますし,拡散板もそのザラザラが出がちです.それならいっそ GRIN レンズを抜き取ってしまって,センサを裸でスライドさせるほうがいいのですが,センサそのものがけっこう奥まった位置にあるのでそういう加工ができておらず,いまのところ実現には至っておりません.. GRIN レンズ単体は割とF値が暗いのですが,GRINレンズアレイは連立像といって,複数のレンズが協力して像を重ね合わせるため実質のF値が明るく,そのため,原稿面上での深度は浅くなります.実際 CIS のスキャナは,カメラレンズ方のスキャナに比べて原稿の浮きに弱いようです.逆に言うと,うまく作れば,レンズの性能を引き出せるといいますか,味わえると思います. ちなみに,MIT にいたころに GRIN レンズを使った研究をちょっとやったことがあり,GRIN レンズは少々触ったことがあります.これがなんと?GRINレンズを円筒状や球状に配置して,トンボの複眼みたいな仕組みで超広角のパノラマカメラを作るというものでした.湾曲したセンサが必要なので(カメラとしては)実用的ではないのですが,灯台みたいに観測方位から位置を割り出すデバイスに使えるという提案でした. https://www.jstage.jst.go.jp/article/ipsjtcva/2/0/2_0_186/_pdf/-char/en の論文に GRIN レンズの連立像の話も書かれています. ( ) |
投稿2649 | ■Re:2619 パノラマカメラ作りました 狸おやじ 2021/2/20(土)11:52 | ▲ 返事 / 削除 |
日浦様 パノラマカメラの試作の動画をとても興味深く拝見いたしました。 私自身はパノラマ写真にも興味はありますが,写真を見ていると目が回りそうで,自分には少し縁遠い世界の様に思っていました。 が,先日ふと大判カメラ(8x10)に書類用スキャナーを取り付けて撮影している「新平成写真師」のサイトを読みました: https://yanretro.hatenadiary.org/entry/20130811/1376240768 既にご承知かとも思いますが,このCISラインセンサーをパノラマカメラのスリットの位置に組み込めば,カメラ(+レンズ系)を等速回転させるだけで画像を直接PC(又は専用の演算素子)に取り込み,3Dパノラマ画像を合成する「電子パノラマカメラ」ができると思います。 上のサイトをみると,CISスキャナーで取り込んだ画像は(おそらくそのGRINレンズの平行性から?)極めてシャープでパンフォーカスなので,パノラマカメラに向くと思います。センサーの幅も(スリットより)細いので,精鋭な画像になると思います。(スキャナ用のCISラインセンサーはキャノンやエプソンで作っているので,持ち込み企画が製品になればヒット商品になる(?)かも。) 以上が何かのお役に立てば幸いです。 ( ) |
投稿2648 | ■Re:2647 モノクロなどフィルム事情 狸おやじ 2021/2/16(火)20:17 | ▲ 返事 / 削除 |
れんずまにあ様 お伝えした情報が少しでもお役に立てば幸いです。 前回の情報に少し訂正があります。AMS写真館の価格表:税込会員価格 -> 税別会員価格 なので1割程高くなります。でも他の現像所よりはまだ安い。カラーポジ現像では,プロラボサービスnetと共に最安の一つだと思います。この値段で続けてくれるといいのですが...。 あと,フォマパンの100と400は旧型乳剤のフィルムですが,200はT粒子(T-Maxタイプ)という情報がありました: https://tokyoaltphoto.com/2014/10/foma-bw-film/ 上の作例を見るとかなり性格が違うので,使い分けると面白そうです。解説を書いているのは「東京オルタナ写真部」の大藤さん。フィルムや写真芸術他の情報もあって面白い。 ( ) |
投稿2647 | ■Re:2646 モノクロなどフィルム事情 れんずまにあ 2021/2/13(土)23:33 | ▲ 返事 / 削除 |
狸おやじ様 ご教示ありがとうございます。 > 120フィルム: > カラーポジ:ベルビア100:4730円/5本 = 946円/本(アマゾン) 最近本当にポジを使わなくなってしまいました。仕上がりはいいのはわかっていますが、現像状況が悪すぎて本番でないと敬遠してしまいます。最近はポジはAEができるカメラに限定するようになりました。 アマゾンは最近120は出庫調整が多いので、ヨドバシネットを利用することも多いです。 > モノクロネガ:フォマパン100:2620円/5本 = 524円/本(みらいフィルムズ) 通販サイトは,かわうそ商店,Silvesolt,みらいフィルムズなど見ていますが,私もモノクロはみらいフィルムズさんから主に取り寄せています。 135は長巻がありますが、120はどうしても既製品になるので、悩ましいです。 フォマは安くてよく写り、現像も安定していていいフィルムですね。昔は全く知らなかった海外ブランドのフィルムを味見できて、最近のネット店舗には感謝しています。 ただアクロスとT-MAX100/400、それとイルフォードパンFのストックが結構たまりましたので、そちらを消費する方を優先しています。 私は手持ち撮影が好きですが、基本に戻って在来型の低感度フィルムで、三脚固定撮影も良いかなあと思ったり。 > 特に助かっているのは,京都のAMS写真館(プロラボ)のカラーポジ現像です。 これは耳寄りな情報です。正直困っていましたので、これなら気楽に現像に出せそうです。 おっしゃる通り、2本というか10本くらいまとめて送りたいです。 ほんとうにありがとうございます。 ( ) |
投稿2646 | ■Re:2645 モノクロなどフィルム事情 狸おやじ 2021/2/6(土)11:27 | ▲ 返事 / 削除 |
れんずまにあ様 写真フィルムの現状は仰るように暗いニュースばかりですね。 私の場合,10年前からフィルムは120だけになり,本数も月に2~3本程。 普段は(仕事でも)デジタルカメラやスマホなのでフィルムは週末の趣味の利用のみです。 それでもフィルムの値段と現像代,時間の長期化は悩みの種です。 仕方なく安いフィルムと現像をネット通販で探して対処しています。 120フィルム: カラーポジ:ベルビア100:4730円/5本 = 946円/本(アマゾン) モノクロネガ:フォマパン100:2620円/5本 = 524円/本(みらいフィルムズ) 120フィルム現像: カラーポジ:700円/本(AMS写真館) モノクロネガ:775円/本(AMS写真館) (値段は税込会員価格。非会員は約1割増。) 特に助かっているのは,京都のAMS写真館(プロラボ)のカラーポジ現像です。 (モノクロは自家現像もできますし。)カラーポジは昨年からフジの純正が1313円に高騰しましたが,AMSなら約半値で翌日仕上げ。送料がかかるのが難点ですが,2本以上まとめれば十分安くできます。仕上がりも純正とほぼ変わらず仕事も丁寧なのでお勧めです。 URLは, AMS写真館:https://www.amsnet.co.jp/print/mn_03.html みらいフィルムズ:http://miraifilms.jp 以上が皆さんのお役に立てば幸いです。 ( ) |
投稿2645 | ■モノクロなどフィルム事情 れんずまにあ 2021/2/4(木)20:53 | ▲ 返事 / 削除 |
昨今フィルムに関して暗いニュースばかりです。 アクロスが復活したのは数少ない良いニュースでしたが、新アクロスで中間調部分の粒状が荒れすぎる報告が上がってきてます。私は旧アクロスのストックを使っていてまだ新アクロスは購入していないのでわかりませんが、そのような話があるともう少し様子を見ようと思ってしまいます。 カラーフィルムについては値上げと種類減少、現像所の集約化に伴う仕上がりの長時間化、現像料高騰と4重苦です。 17年にモノクロ自家現像を再開したのも、おいそれとカラー、特にポジを使えなくなったことが大きいです。 副次的には30年中断していた赤外やコピーなど特殊フィルム現像再開と、モノクロの楽しさを再認識しています。 特殊フィルムはテクニカルパンのストックもありますが、アドックスCMSやローライオルソなど最近輸入品の選択肢が広がってつまみ食いするだけで非常に楽しい。 赤外はローライスーパーパン200が気に入っています。 30年サボっているうちに、モノクロフィルムはT粒子の新世代が主流になっていて、無知な私はT-MAXだけかと思ってたらAcrosやイルフォードデルタもそうなんですね。特にアクロスは全然知らなかった。もっと早くから使えばよかった。 でもストックのネオパンSSやトライXの調子も捨て難く、適当にちゃんぽんで使っています。 で、モノクロフィルムも値上げの嵐で、昔の感覚からしたらついていけない。 期限切れの出物を抑えるよう心がけてますが、もっと安くなる長巻にシフトしています。 ただしT-MAX400の100ft巻はあれよの間に値上がりして、目玉親父になりそうで、普段使いにはほぼ半額のフォマやケントメア、オルヴォなどを見繕っています。 個人的にはケントメア400が好みでした。画質や階調だけでなく、乾燥した時に何もしなくても完璧な平面になるのがすばらしい。 コダックやフジでも若干カールしますし、ローライはくるっくるになりますから。 長巻は初期投資が大きいけど、1本1本はなんだかタダで使っているような錯覚を覚えて、惜しげもなく使えますね... 製造設備が壊れたとかでアクロスの長巻が早々にディスコンになったのは返す返すも残念無念です。 ( ) |
投稿2644 | ■Re:2643 謹賀新年 efunon 2021/1/8(金)21:45 | ▲ 返事 / 削除 |
皆様 明けましておめでとうございます。 昨年末来バタバタしておりまして、ご挨拶が遅れました。 最近、マミヤCを持ち出して何本か撮ってきたのですが、寒さで シャッター速度が出ていなかったらしく、オーバー気味なポジを 量産してしまいました。 皆様、ご油断召さるな。 ( ) |
投稿2643 | ■謹賀新年 れんずまにあ 2021/1/1(金)14:08 | ▲ 返事 / 削除 |
みなさまあけましておめでとうございます。 昨年は大変な一年でしたが、本年はよりよい年でありますように。 今年もどうぞよろしくお付き合いお願いします。 私の抱負は手持ち機材にじっくり向き合って有効活用。 新たな発見がきっとあることでしょう。ジャンクの山ですが... ( ) |
投稿2642 | ■LomoGraflok 4×5 Instant Back FOV 2020/12/22(火)22:08 | ▲ 返事 / 削除 |
皆様 2021年5月ロモグラフィーは、インスタックスワイドフィルムを使うタイトルの商品を発売する予定です。 中判カメラ用も発売してほしいものです。 ( ) |
投稿2641 | ■Re:2640 中判ポラロイドバック ジェイジェイ 2020/12/20(日)22:20 | ▲ 返事 / 削除 |
れんずまにあ様 そうですよね。 「Hasselblad-Instax」の様なチェキ合体改造が理想ですが、なかなか度胸が出ないです。いつか「Hasselblad Portrait」で手頃な商品が出るような気もするんですが・・・。 ( ) |
投稿2640 | ■Re:2639 中判ポラロイドバック れんずまにあ 2020/12/19(土)23:42 | ▲ 返事 / 削除 |
ジェイジェイ様ご返信ありがとうございます. > えっつ、ベベって、あのかわいいICAべべですか? ICA時代の前板トラス繰り出し型と,ツァイスイコン時代の前玉回転型が手元にあります. 4x6.5cmの画面がこのサイズで得られるのはすばらしい. 127ロールホルダーがあるので撮影はできますが,いろいろ自由度が狭く,アトム判用120ホルダーが存在すると聞いて,何とかならないか無い頭を悩ませています. あるいは乾板ホルダーに大判フィルムをカットして入れた方が効率的に撮影できるのではないかと. パックホルダーにチェキフィルムを入れて戻し自動現像させる方法がWebで紹介されていますが,ぴったりでは無いので平面性がかなり問題です. BebeはIcaのモデルの中でも特殊なバック形式なので,一筋縄では行かない気がします. ハッセルの1枚撮りカットホルダーは1個だけ持っていますが,相当沢山持っていないと,チェキフィルムで楽しむどころではない気がします. ( ) |
投稿2639 | ■Re:2637 中判ポラロイドバック ジェイジェイ 2020/12/17(木)14:29 | ▲ 返事 / 削除 |
れんずまにあ様 えっつ、ベベって、あのかわいいICAべべですか? いいですねぇ〜。ぜひ、Pixtossで作っちゃってください。 情報公開もお願いします。!! ( ) |
投稿2638 | ■Re:2637 中判ポラロイドバック ジェイジェイ 2020/12/17(木)14:02 | ▲ 返事 / 削除 |
日浦様,れんずまにあ様,詳細に分析された回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。 カットアンドトライで何とかなると考えるのは甘いですよね。ピントの前に、光漏れもありますから。でも、またそれがいいとも言えますが・・・。 web情報で、古いハッセルブラッド用のシートフィルムアダプターにチェキフィルムを入れて撮影し、チェキにフィルムを戻して現像する方法が紹介されていました。ポラパックみたいに小っちゃなサイズでなく、ちゃんと写るようです。これって実用的なのでしょうか。 ( ) |
投稿2637 | ■Re:2635 中判ポラロイドバック れんずまにあ 2020/12/14(月)18:34 | ▲ 返事 / 削除 |
ジェイジェイ様,日浦様,こんにちは. 私は自動現像式ポラロイドを改造した経験はありませんが,もしハッセルブラッドのレンズを基軸にお考えであれば,フランジバックが長い一眼レフを諦めて,ベローズを使うのも手です. ハッセルベローズの初期型は,手動シャッターチャージ,ダブルレリーズでファイアするので,比較的楽にレンズ単体を使用できます. ピント合わせには,後部にピントグラスを装着できるようにせねばなりません. イメージはハッセルフレックスボディですが,あれはフランジバックを一眼レフに合わせているのでそのままでは使えません. またポラロイドバック側に遮光板が必要です.このあたりは,もう実用不能になったタイプ100用や80用のポラバックを改造する手もあります. かなりハードルが高く,撮影労力も大変なものになりそうですが,絵がすぐに得られるのは楽しいでしょうね. 私はベベなどアトム判カメラに,チェキまたは120の645が付けられないか構想だけして年月ばかり過ぎています.どこか素敵な製品を作ってくれないか他力本願の毎日です. ( ) |
投稿2636 | ■Re:2635 中判ポラロイドバック 日浦 2020/12/13(日)16:04 | ▲ 返事 / 削除 |
ジェイジェイさん、こんにちは。ご覧頂きありがとうございます。 はい、そうなのです。Pixtoss はフラッシュ部分を除けば機械式ですので、改造の材料に使いやすいと思います。私もそのように考えて購入し、まずはピンホールカメラにしたのですが、その後まだ本来の改造には手を出せていません。ちょっと分解したのですが、内部の黒色プラスティック部品がレンズ側に向かって筒状になっていますので、そのあたりをかなり切らないといけないと思います。ハッセル500CM等につけるには、もとのフィルム面の位置にインスタントフィルムの像面を持ってこないといけませんが、周囲の枠の厚みからして可能かどうか、というと厳しいかな、とも思います。周辺部分に現像用のクランクのギア等の干渉する部品があるかどうかということもあります。 元のフィルム面よりも離して設置するのであれば容易になるとは思いますが、その場合はおっしゃるとおり、ピント合わせに難があります。近接専用と割り切るのも厳しいですよね。 せっかくの500CM本体が使えなくなりますが、無限遠で撮影可能にするには、カメラ部分ごと作ってしまうほうがいいのかなとは思います。一眼レフ的には使えませんが、SWCのように目測に割り切ってしまえば・・です。ただしハッセルはレンズのチャージがマウント内側からですから、そのあたりの工作が難しいかもしれません。 もしくはうんと割り切って盛大に切り出してしまい、インスタントフィルム現像部分の部品(フィルムを圧迫して液を押し出す部分だけでなく、フィルム1枚分だけを確実にひっかけて押し出す部分も自作は簡単ではないと思います)を使うぐらいに考えればできるとは思います。 僕のほうでは、中判レンズとレンズシャッターをくっつけて、「エルマノックス」みたいなカメラを作りたいとは思っていました。ただどうも、インスタントカメラのフィルム面はロールフィルムに比べて安定度が低く、大口径レンズではピントが狂いやすい(また、ピントが合っている部分と合っていない部分がまだらになる)と思います。あまり大口径でなくてよく、シャッターがレンズ側についていてチャージ可能、という条件が揃っていれば、あとはなんとか箱を作ってしまえば目測カメラは作れるかなと思います。昔、魚眼レンズで丸い像が映るカメラを作ったことがありますが http://shiura.com/camera/holga/holga.html こういう方向性がいいのかなあとは思っています。 ( ) |
投稿2635 | ■中判ポラロイドバック ジェイジェイ 2020/12/13(日)11:22 | ▲ 返事 / 削除 |
「2020.4 : インスタント針穴写真機」拝見しました。シンプルで安価なPixtossは、改造にもってこいですね。中判ポラロイドバックに改造したいのですが、ピント合わせの簡単な方法があったら教えてください。カメラはハッセル50CMです。よろしくお願いいたします。 ( ) |
投稿2634 | ■Re:2633 フラッシュ多灯撮影 狸おやじ 2020/12/5(土)10:50 | ▲ 返事 / 削除 |
れんずまにあ様,コメントをいただきありがとうございます。 > いつも頭の体操をさせていただき、楽しませていただいてます。 こちらこそいつも的確なご指摘とコメントがとても参考になっています。 > 本当は、リンホフのバックにデジカメをセットして、撮影光学系を通して画像が得られればいいのですが。 > 大画面デジタルバックは価格的に本末転倒ですから、手持ちのフルサイズデジを付けるにしても、中心だけの確認。 そうですね。私は将来的に6x9のデジタルバックに移行できれば理想的と考えています。 でも,まだ(値段的にも)かなり先になりそうなので,それまではフィルムを使いたい。 それまでフィルム販売が続くことを祈りつつ... > スマホ持っていないのですが、瞬間光が測れると嬉しいですね。 > 狸おやじ様が触れておられるようにパソコン画面がベターでしょうね。デジカメモニタでは小さ過ぎて細かい部分を検証しきれないと思います。 そうですね。スマホ(iPhone)でフラッシュ光量のチェックができれば便利かな(?)と考えています。 趣味の撮影ではテヒニカとiPhoneを使うことが多い。iPhoneがあれば試し撮りもでき,露出計(覚える露出計)やルーペ(標準)にもなる。本撮影以外の電源が必要な操作は全てiPhoneに任せられたら便利です。 フラッシュメーターのアプリ(Lumu Power)はありますが,外付センサーの値段が高い: https://www.amazon.co.jp/Lumulabs-LPLM1S-POWER-iPhone用ライトメーター・カラーメーター-lplm1s/dp/B075CMKTBK iPhoneでフラッシュをトリガーできれば,サブのスレーブ発光もできて全光量と画像チェックができそう: https://www.amazon.co.jp/Tric-【世界初】iPhone用無線フラッシュコントローラ《Tric》-【iPhoneで外付けフラッシュ-ストロボが使える】iPhoneX対応-tric-100/dp/B07L7PF9FT あとは使いやすいアプリケーションが出て,画像の光量分析までしてくれると嬉しいが... ( ) |
投稿2633 | ■Re:2632 フラッシュ多灯撮影 れんずまにあ 2020/12/1(火)20:46 | ▲ 返事 / 削除 |
狸おやじ様,たびたび失礼いたします。 > この本(細野晃義著,2017年,技術評論社)はマニュアルストロボ(2~3灯)をオフカメラで使ってデジタルSLRで撮影する方法を解説しています。最近の無線コマンダーのTTLやオート撮影の話は全く出てこないのである意味とても解りやすい。 なるほど興味が出てきました。書店で試し読みして気に入ったら購入したくなりました。 > 私は背景の「白バック飛ばし」や「黒バック潰し」,「グラデーション」の作り方等が参考になりました。 とても楽しそうです。昔フラッシュメーターで頭の中で構築していたものですが、デジカメで視覚化されるのは楽ですね。 狸おやじ様が触れておられるようにパソコン画面がベターでしょうね。デジカメモニタでは小さ過ぎて細かい部分を検証しきれないと思います。 > フラッシュのマニュアル設定+デジカメ撮影が常道のようです。しかし,この方法だとフィルムカメラで撮る場合でもデジカメが必要になる。あまりスマートとは言えないですね。 > そうか,ポラロイドがデジカメになったと考えればいいのか。 本当は、リンホフのバックにデジカメをセットして、撮影光学系を通して画像が得られればいいのですが。 大画面デジタルバックは価格的に本末転倒ですから、手持ちのフルサイズデジを付けるにしても、中心だけの確認。(ステッチは可能ですがあまりに手間でしょうし) それでも役には立つかもしれませんが、実用にはデジには合致する画角のデジ用レンズを付けることになる。 二度手間、二階から目薬(笑 > 使いやすいスマホアプリ(「覚えるフラッシュメーター」みたいなの)があるといいのだが... スマホ持っていないのですが、瞬間光が測れると嬉しいですね。 いつも頭の体操をさせていただき、楽しませていただいてます。 ( ) |
投稿2632 | ■Re:2631 フラッシュ多灯撮影 狸おやじ 2020/11/29(日)21:50 | ▲ 返事 / 削除 |
れんずまにあ様,コメントいただきありがとうございます。 > > 「クリップオンストロボ本格ライティング: オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ」 > こんな本も出ているのですね。 > 高感度が当たり前になり、簡単なLEDライトで目視できるライティングが可能になって、ストロボは廃れたかと思っていました。 > > 最近のストロボはTTLワイヤレス制御が簡単になり、試写で即時結果がわかるので、便利になりましたが、価格が昔の数倍以上するので最新ストロボを購入するのは敷居が高いです。モデルチェンジも早いし、デジカメはみんな持っていても、最新の純正ストロボを複数そろえている人はほとんどいないんじゃないかしら。 > > その反面、旧型ストロボはメチャ安で、もとから所持していた機材とあわせて旧型を活用したい気持ちです。 > デジカメを使うとデータ取りが超楽ちんですから、マニュアルストロボの出番が飛躍的に増えています。 この本(細野晃義著,2017年,技術評論社)はマニュアルストロボ(2~3灯)をオフカメラで使ってデジタルSLRで撮影する方法を解説しています。最近の無線コマンダーのTTLやオート撮影の話は全く出てこないのである意味とても解りやすい。私は背景の「白バック飛ばし」や「黒バック潰し」,「グラデーション」の作り方等が参考になりました。でも,このサイトの皆様は既によくご存知の内容と思います。 > どんなに自動化が進んでも、光量比はなかなか思い通りにはならないのかな。プロはマニュアルのスタジオフラッシュの経験が長いでしょうから、オートに任せ切るのは勝手が違うかもしれませんね。 > 昨今のクリップオンの考え方も、高感度を前提に大光量スタジオストロボから、手軽なクリップオンに交換しただけでライティングの基本は従来通りというものではないでしょうか。 その通りと思います。基本は全く変わっていないが,今はデジカメの画面(又はパソコンのテザー画面)で確認しながら設定を追い込める。この本にも書かれていますが,もう露出計やフラッシュメーターで測定する必要もない。フラッシュのマニュアル設定+デジカメ撮影が常道のようです。しかし,この方法だとフィルムカメラで撮る場合でもデジカメが必要になる。あまりスマートとは言えないですね。 > カメラ店でSL66を使ってブツ撮りするプロを偶然目撃したときは、ファインダーを覗きながらポータブルのコメットを何度も焚いて影の出方や反射を確認し、位置を変えたりテカリ取りをしていました。 > それは特殊なエキスパートの例で、多分昔はポラロイドを切って、問題点を炙り出して対処していたと思います。 そうか,ポラロイドがデジカメになったと考えればいいのか。 使いやすいスマホアプリ(「覚えるフラッシュメーター」みたいなの)があるといいのだが... ( ) |
投稿2631 | ■Re:2630 フラッシュ多灯撮影 れんずまにあ 2020/11/29(日)11:05 | ▲ 返事 / 削除 |
狸おやじ様、成功をお祈りしています。 > 「クリップオンストロボ本格ライティング: オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ」 こんな本も出ているのですね。 高感度が当たり前になり、簡単なLEDライトで目視できるライティングが可能になって、ストロボは廃れたかと思っていました。 最近のストロボはTTLワイヤレス制御が簡単になり、試写で即時結果がわかるので、便利になりましたが、価格が昔の数倍以上するので最新ストロボを購入するのは敷居が高いです。モデルチェンジも早いし、デジカメはみんな持っていても、最新の純正ストロボを複数そろえている人はほとんどいないんじゃないかしら。 その反面、旧型ストロボはメチャ安で、もとから所持していた機材とあわせて旧型を活用したい気持ちです。 デジカメを使うとデータ取りが超楽ちんですから、マニュアルストロボの出番が飛躍的に増えています。 > やはりプロの方々はマニュアル設定+デジカメチェックを勧めています。(フィルムの時代はどうしていたのかな?) どんなに自動化が進んでも、光量比はなかなか思い通りにはならないのかな。プロはマニュアルのスタジオフラッシュの経験が長いでしょうから、オートに任せ切るのは勝手が違うかもしれませんね。 昨今のクリップオンの考え方も、高感度を前提に大光量スタジオストロボから、手軽なクリップオンに交換しただけでライティングの基本は従来通りというものではないでしょうか。 カメラ店でSL66を使ってブツ撮りするプロを偶然目撃したときは、ファインダーを覗きながらポータブルのコメットを何度も焚いて影の出方や反射を確認し、位置を変えたりテカリ取りをしていました。 それは特殊なエキスパートの例で、多分昔はポラロイドを切って、問題点を炙り出して対処していたと思います。 ( ) |
投稿2630 | ■Re:2629 フラッシュ多灯撮影 狸おやじ 2020/11/26(木)20:28 | ▲ 返事 / 削除 |
efunon様,れんずまにあ様,皆様 > ちょっと懸念していたのは、旧型のストロボの発光時にシューにかかる電圧ですが、テストはOKだったのですね。 > みなさまご存知かと思いますが, > http://www.botzilla.com/photo/strobeVolts.html これは驚きました。かなりトリガー電圧が高いフラッシュがありますね。 念のため,手持ちのフラッシュの電圧(満充電時)を測ってみました: Panasonic PE-36S: 3.2 V Neewer TT560: 2.4 V Contax TLA200: 4.0 V (PEとTTにはエネループを入れてる為か記載の測定値より低い。) 4V以下なので大丈夫そうだが,以前使っていたサンパックやシグマの電圧は高かったようです。 ライティングの方はアマゾンで本「クリップオンストロボ本格ライティング: オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ」を購入し,にわか勉強を始めました。やはりプロの方々はマニュアル設定+デジカメチェックを勧めています。(フィルムの時代はどうしていたのかな?) うまく撮れたらまたご報告します。 ( ) |
投稿2629 | ■Re:2628 フラッシュ多灯撮影 れんずまにあ 2020/11/26(木)06:07 | ▲ 返事 / 削除 |
> ちょっと懸念していたのは、旧型のストロボの発行時にシューにかかる電圧ですが、テストはOKだったのですね。 みなさまご存知かと思いますが, http://www.botzilla.com/photo/strobeVolts.html 毎度参照...しておりません.これ見たら怖くなり,デジカメやAEカメラには,汎用ストロボを接続することがないので... 大光量グリップはスレーブ接続です. 汎用ストロボは,主にメカニカル機で使いますのでどんな高電圧でも大丈夫.なのかな.(メカ機でもTTL自動調光フラッシュ機はのぞく) 上記サイトは旧機種止まりなので、パナソのサイトも.(特にPE250Sが200V以上もあるんだ怖い) https://panasonic.co.jp/ls/ppl/products/strobe/faq.html ( ) |
投稿2628 | ■Re:2627 フラッシュ多灯撮影 efunon 2020/11/25(水)22:15 | ▲ 返事 / 削除 |
皆様 ちょっと懸念していたのは、旧型のストロボの発行時にシューにかかる電圧ですが、テストはOKだったのですね。 良い結果が得られれば良いですね。 ぜひ、最終的なセッティングのレポをお願い致します。 ( ) |
投稿2627 | ■Re:2626 フラッシュ多灯撮影 狸おやじ 2020/11/25(水)20:21 | ▲ 返事 / 削除 |
れんずまにあ様 度々の貴重なコメントをいただきありがとうございます。 > 1,スレーブを後方から発光する場合、メイン用のリモートセンサに直射光が入ると自動調光が大幅に狂うことになりますので、当たらない角度か遮光板が必要になります。 > 直射しない場合でも、白壁に当たると逆光撮影と同じことになり、外光オートが予想と違う制御になるかもしれません。 なる程,よく分かりました。 直射ではありませんが,背景に補助ライトを当てて人物を浮き上がらせたいと考えていました。背景を明るくするほど人物が暗くなりますね。背景光が弱い場合は受光部の+補正で乗り切れそうですが,本来は定常光を背景に当てて日中シンクロの様にシャッター速度で背景光量を調整すべきかもしれません。少し情報を集めて良い方法を考えたいと思います。 > 2,アルファ7IIのホットシュー にPE36Sを接続して光るかどうかまず試す必要があります。 > テストなので写らなくてもすぐわかりますから困ったことにならないでしょうが、手間がかかるかも。 > > というのも、昨今のデジタル用ストロボ制御は、まずプリ発光して測光し、メイン発光することが多いため、旧型ストロボや非純正品ではプリ発光信号でフル発光してしまい、実際にシャッターが開いて露光される時には発光が終わっていることがあります。 > それに対処するため、ディレイ回路を組み込んで旧型ストロボをホットシューで使うシューアダプターがあるほどです。 これは気になったので確かめてみました。 まず,ソニーのα7IIにフラッシュ(PE-36SやTT560)をアクセサリーシューで接続した場合,プリ発光は起きず,フラッシュの同期は問題ありませんでした。ソニーの窓口に聞いたところ,α7本体でプリ発光するのは「赤目軽減発光モード」だけで,これを切にすれば古いフラッシュとの同期は問題ないそうです。(ソニーの場合,TTL調光対応の純正フラッシュではプリ発光するが,その制御はカメラでなくフラッシュの方でするそうです。問題が起きるのはTTL対応の他社製のフラッシュを繋いだ場合で,その場合の挙動はソニーの担当者でもよくわからないそうです。) 試しにα7のマニュアルモードでF値やISO他を設定し,PE-36Sの外光オートでTT560をスレーブ発光させたところうまく撮れました。αのマニュアルモードは設定値を覚えているので,ダイヤルの切り替え(AUTO/M)だけでフラッシュモードに変更できて便利です。次の撮影では,このα7で試し撮りをしようと思います。(α7だけなら楽勝で撮れそうですが,面倒も楽しみの内。) ご参考になれば幸いです。 ( ) |
投稿2626 | ■Re:2625 フラッシュ多灯撮影 れんずまにあ 2020/11/24(火)20:27 | ▲ 返事 / 削除 |
狸おやじ様、efunon様 その後少し気になったことを。 1,スレーブを後方から発光する場合、メイン用のリモートセンサに直射光が入ると自動調光が大幅に狂うことになりますので、当たらない角度か遮光板が必要になります。 直射しない場合でも、白壁に当たると逆光撮影と同じことになり、外光オートが予想と違う制御になるかもしれません。 2,アルファ7IIのホットシュー にPE36Sを接続して光るかどうかまず試す必要があります。 テストなので写らなくてもすぐわかりますから困ったことにならないでしょうが、手間がかかるかも。 というのも、昨今のデジタル用ストロボ制御は、まずプリ発光して測光し、メイン発光することが多いため、旧型ストロボや非純正品ではプリ発光信号でフル発光してしまい、実際にシャッターが開いて露光される時には発光が終わっていることがあります。 それに対処するため、ディレイ回路を組み込んで旧型ストロボをホットシュー で使うシューアダプターがあるほどです。 スタジオフラッシュ用にシンクロプラグがある機種では、そちらにコード接続すればプリ発光なしの普通のシンクロにできます。 アルファでPE36は試したことがないのですが、先日他社の旧型リングフラッシュをホットシュー 接続したら、そもそも光らなかった経験をしました。なのでオープンフラッシュの話をいたしました。 狸親父様の環境でどうなのかはおやりになってみないと予想できません。 ( ) |
投稿2625 | ■Re:2624 フラッシュ多灯撮影 狸おやじ 2020/11/24(火)00:15 | ▲ 返事 / 削除 |
efunon様 コメントをいただきありがとうございます。 > バウンズの光量低下をどの様に考えるかですね。 > > DSLRを使用感材に明るさに合わせてISO設定し、テスト撮影してみてはいかがでしょううか。 > > その上でストロボをマニュアル設定にし、外光オートに頼らないデータ取りをオススメしたいと思います。 > これならネガでは何とかなるくらいの露出になると思います。 > 正直69で深度が稼げる位の明るさは難しいと思います。フィルムの感度をなるべく上げて置くか増感前提での撮影になると思います。 説明が不足しておりました。 1灯(PE-36S)の傘バウンスで,これまでに3~4回撮影しています。 障子の採光を取り入れ,F8~11で外光オート撮影ができています。 フィルムはVelvia 100。 これでも特に問題はないのですが,今後はライティングを工夫してもう少し立体感のある撮影にしたいと思い,スレーブ2灯(TT560, TLA200)を加えた多灯フラッシュ撮影を準備しています。 DSLRでのテストは(以前はしていませんでしたが)次回は試みる予定です。 ( ) |
投稿2624 | ■Re:2623 フラッシュ多灯撮影 efunon 2020/11/23(月)22:31 | ▲ 返事 / 削除 |
皆様 バウンズの光量低下をどの様に考えるかですね。 DSLRを使用感材に明るさに合わせてISO設定し、テスト撮影してみてはいかがでしょううか。 その上でストロボをマニュアル設定にし、外光オートに頼らないデータ取りをオススメしたいと思います。 これならネガでは何とかなるくらいの露出になると思います。 ただし正直69で深度が稼げる位の明るさは難しいと思います。フィルムの感度をなるべく上げて置くか増感前提での撮影になると思います。 ( ) |
投稿2623 | ■Re:2622 フラッシュ多灯撮影 狸おやじ 2020/11/23(月)21:53 | ▲ 返事 / 削除 |
れんずまにあ様 早速のコメントをいただきありがとうございます。 > テヒニカを家族写真にお使いのこと,大変感心しました。 いやお恥ずかしい。 家人から問題視されているガラクタが,時には「役立つ」ことを示す必要(?)があり,正月や記念時に外に持ち出して撮影しています。今回は子供(娘)の成人式用で,無謀とは思いつつ室内撮影に挑戦です。(写真館の撮影が1~2万円もするので,そんなに高いなら駄目元で自前撮影という試みです。趣味と実益を兼ね,記念にもなる一石三鳥。ただし失敗すると非難轟々... ) > リモートセンサでカメラ位置から測光できるため、全体の露出は適正になるでしょう。 > スレーブ側の補助光をマニュアルにするなら、それを加味してメインライトが制御されることになります。 ここが良く分かっていませんでした。 「スレーブの補助光を加味してメインライトが制御される」ということですね。ありがとうございます。 > ただ発光時間が補助側のほうが長い場合は、メインが発光中断しても補助は光り続けるため、多少オーバーになる可能性もあります。 なるほど,発光時間が鍵ですね! メインライト(PE-36S)のマニュアルを見ると,光量の増加(1/128 -> 全量)で発光時間が増加する(1/12000 -> 1/650 s)。補助ライト(TT560)もほぼ同じ発光特性だとすると,補助ライトの発光量をメインの半分から1/4程度に抑えておけば,補助ライトが発光を終えた後,メインライトが「全体を適正露光にした状態」で停止する。よく分かりました。 > 外光オートを使わず、どちらもマニュアルで発光させるほうが確実です。 > フラッシュメーターがない場合は、設定が難しいですね。バウンスなのでGNが使えない。 フラッシュメーターを持っていないので,できればオートで撮りたい。 予備発光でメインの光量の出方(オートチェック)を見て,スレーブ光量を調整しようと考えています。 > テストフィルムが気軽に使えれば一番ですね。 > デジタル一眼レフをお持ちなら、それで追い込んでおくのも手です。PE36Sは新しいのでトリガー電圧が低く、電気カメラを損傷することもないでしょうし。 > シンクロしにくければ暗くしてオープンフラッシュすればいいのです。 デジタル一眼は使う予定は無かったのですが,光量バランスのチェックに使えますね。 セッティングが終わった段階で,同じ画角とF値にしたα7iiにリモートセンサを乗せて発光チェックをしてみようと思います(失敗時のバックアップにもなるので)。 > バウンスまたはディフューザーを使うと、GN36と20-30の小型フラッシュでは、レンズの絞りを十分絞れないのではないかと思います。 > バウンスよりも、トレーシングペーパーなどの拡散のほうが光量が多いとアドバイスされたことがありました。 ありがとうございます。光量は今後試し撮りをしながら調整していこうと思います。 補助ライトは買い足すことも考えていて(TT560は安価で3600円),トレーシングペーパーも検討してみます。 > 最後に老婆心ながら、フィルムを入れる前にアパーチャの後ろから、シャッターにちゃんとシンクロされてるかどうか最終確認を。 これは気付きませんでした。レンズの絞り越しに光が見えればokですね。 貴重なアドバイスとコメントどうもありがとうございました。 ( ) |
投稿2622 | ■Re:2621 フラッシュ多灯撮影 れんずまにあ 2020/11/23(月)18:58 | ▲ 返事 / 削除 |
追伸です。 バウンスまたはディフューザーを使うと、GN36と20-30の小型フラッシュでは、レンズの絞りを十分絞れないのではないかと思います。 開放近くになると、十分な被写界深度が得られないので、ご家族の並びが複数列では問題になる可能性があります。 バウンスよりも、トレーシングペーパーなどの拡散のほうが光量が多いとアドバイスされたことがありました。 もし光量が不足するなら、6x9という余裕あるフォーマットなので、ISO400のフィルムを使っても十分な諧調が得られます。 ( ) |
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