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投稿2500 | ■Re:2499 カーボン三脚と自由雲台 狸おやじ 2019/10/15(火)20:52

日浦様,コメントをいただきどうもありがとうございます。

> 私はマンフロットのファンです.というかジッツォが嫌いな部分もあります・・
> ジッツォの工作精度が素晴らしいのは認めますし,マンフロットが,そういう感触の部分で劣るのは確かです.しかし使ってみると使い手のことをしっかり考えて作られており,大変実質的な機材だと思っています.金属パーツは,精度に関係のない部分は鋳造のままだったりして,またどこもかしこも丸っこくて締まりがない形状のパーツが多いですが,実際には操作すると痛くなったりすることもなく,力が入りやすい形状なども考えられていて操作しやすいです.緩めるとガタが出るような箇所もありますが,締め付けると特に問題ないのでそういうポリシーなのだと思っています.
> ジッツォがなぜ嫌いなのかというと,よく言われることですが丸パイプをネジで締めていくのが面倒くさいからです.順序を考えないと共回りするので1箇所ずつ操作する必要があるし,緩んだ箇所は両手を使わないと締め付けられなかったり,また締め付け不十分で傾いたり,また持ち運び中に不意に伸びたりします.さらに指や手のひらがかかる部分が結構きついギザギザで,連続使用していると手のひらが痛くなったりすることもあります.あと,ナットロックが固着してなかなか緩まず苦労したことも何度も.・・その点バックル式はパチンとかければ緩むことはありませんので,倒れたりするリスクを避ける上でも重要と思っています.締まっているか緩んでいるかが視覚的に確認できないのは致命的だと思っています.ジッツォがダメというよりナット式を受け付けないといった感じですが,国産だとパイプが回らないように割が入っていたりしてまだましです.しかしまあ,とにかく展開・撤収の速さと確実性からいってバックル式しか私はダメです.

ご指摘は確かにその通りと思います。ジッツォを使っていて何か嫌かというと,ネジ締めと弛めに時間と労力がかかり,共回りまでしてイライラすること。運搬中にゆるんで伸び出したことも何度かありました。キチンと組み上げた状態では,ストレートパイプと円環ネジがスマートで美しいのですが,これはスタジオでの観賞用ですね。迅速な組立と撤収という点では欠陥だと思います。バックル式の方が実用性が高いというのは事実で,流石に仕事で三脚を使われているプロの方の慧眼と思いました。私も,ジッツォの三脚とソニーのビデオ用大型三脚を使って実験をする機会があるのですが,強度はジッツォの方が上ですが,設定には2倍近い時間がかかっています。やはり今回はバックル式を第一候補にしようと思います。

> マンフロットが好きなのは,構造上の創意工夫が盛りだくさんなところです.僕が使っているのはかなり古い190MF3というカーボン三脚ですが,センターポールを差し替えて上下逆や水平にでき,ものを真上から撮るような条件などで使いやすいのが気に入っています.現行モデルではたぶんMT190CXPRO3というモデルに相当すると思うのですが,この機種ならセンターポールを抜き取らなくてもワンタッチで水平にでき,ほしいのですが流石に買い替えまでには至っていません.

貴重な情報をありがとうございます。このMT190CXPRO3を候補に考えようと思います。これにマンフロットかリンホフ,ベルボンの自由雲台(アルカスイス互換シュー付)のセットを検討してみます。

> 中型三脚は縮長を考えて段数の多いものを買われる方が多いようですが,おすすめは4段と3段なら3段のほうです.ちょっと長くなりますが,実際にはバックル部分が1段減るぶん軽いですし,よく言われるように一番細いパイプの太さが違うので剛性もかなり違います.展開する時間もバックル数によって違いますし,10cm未満の長さの違いが決定的な差を生むことはないので(山登りだとあるのかもしれませんが),3段をおすすめします.デザイン的にもすらっと長くて格好良いです.

ありがとうございます。3段の方がおすすめとのこと了解いたしました。10cmの違いは,バックパックに入れる時は大きいのですが,4段の方が強度も重さも劣るのはその通りと思います。カメラ店で実際に組み立てて考えてみたいと思います。

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