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投稿2322 | ■ATP1.1とローライインフラレッド400 れんずまにあ 2018/5/20(日)18:18 |
ローライの赤外感度を持つフィルムの中で最高感度、しかも唯一赤外と銘打ったInfrared400。 スペックを見ると820nmまでと書かれていますので、他のRetro80, Superpan200よりも広いスペクトルに対応するようです。フジの760シート、コダックラッテン88Aも書いてあるので期待できそう。 乳剤の色は灰白色で、これではフィルム面ダイレクト測光補正が必要ですね。 まだフジフィルムから720と760nmシートフィルターが届いていないため、手元の中国製Neewerの52mm径ガラスねじ込み720,760,850,920を試してみました。 720での感度は、可視光でEI25-50に相当する露光値で適正のよう。SuperPan200より1段高感度です。 760ではEI12で非常にうっすら像は見えますが、EI1くらいじゃないかなあ.巧く行けば3? 850は全く写っていない。不思議なことに920のEI1.5がほんのわずかに像が出ている。実用的ではないけれど、EI1.5よりさらに4倍ほど露光すれば像は得られるかも。 使ったフィルターの生産国だからとは言いませんが、フジのフィルターが着いてから再検討が必要ですね。 8年ほど前に友人に頂いたRolleiのアドバンスドテクニカルパンATP1.1を初めて使いました。 指定現像液ローライローコントラストRLCが届いたので。 5回分1800円もする高価な現像液で、常用するのは苦しいですが、一応基準となるらしいので経験してみました。 同じ条件で撮影したコダックオリジナルのテクニカルパンと比較。 ATPも薄い色の乳剤で、オリンパスOMやペンタックスLXでAEは補正を要するでしょう。 RLCはかなり感度が出て、推奨感度はEI25-32のようですが、TPならEI100でも十分濃度が出ています。ATPは推奨通り25-50あたりが標準濃度になりそうです。 同じATPとTPを、最近定まってきたミニコピーHRII軟調現像条件ロジナール500倍30分で現像すると、適正EIはATPが12かそれ以下、TPも25程度に下がり、コントラストが大きく低くなりました。 この条件ではRLC現像液と同等の結果にはなりません。 ロジナールを以前TPで試していた少し濃いx166,14分にすれば、感度とコントラストを上げられるかもしれませんが、もう少し詰める必要があります。 どちらにしても、感度はコダックTPのほうが1段上で、ATPを常用するにあたってTPと同等とは言えないと思います。 初めて2本のフィルムを同じリールに巻きましたが、後のフィルムが膜面接触により現像定着不良部分が出て、もっとスキルを上げねばならないと痛感しました。 ( ) |
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