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投稿2128 | ■マキシマー れんずまにあ 2017/9/4(月)23:18 |
随分以前に折り畳み乾板カメラ(ハンドカメラ)、ツァイスイコン マキシマーの6.5x9cmモデルを入手していましたが,フィルムホルダーがなくて置物になっていました。 定評あるテッサー105mmf4.5が付いていて、6x9カメラとしては異様に小型軽量、一応上下左右のティルトもできます。 造りは流石に丁寧で、他に廉価版他社品や国産と比較するとわかります。 操作にロックが多く、初めて触ったときは全く動かないので狼狽しました。 機能的にはエンサインオートレンジ戦前型と同じなのですが、カメラの長辺がさらに短く、非常に軽量。 オートレンジで懸念があったフロントスタンダードの倒れもマキシマーにはありません。そして二段伸ばしピントグラス接写できるのがよいですね。 ベルクハイルのようにレンズ交換は出来ないのは残念ですが、ディスターという凹レンズ望遠アダプタで対応していたのかな。 最近ハンザ製120ホルダーを確保出来、ようやく試写ができました。 あっと驚く光線引き! 引き蓋スリットから盛大に漏れているようです。 大昔の低感度フィルム対応のホルダに、手持ちがそれしかないとはいえフォマパン400を入れたのだから仕方ないとはいえ、画面1/3が真っ白になるほど。 ゴミ(遮光テレンプが粉砕されているみたい...)も大量に写り込み。 まあこれはよく掃除してパーマセルでも貼っておきましょう。一番恐れていた赤窓周辺からは問題なさそうでしたし。 しかし、スリット塞いでしまうと引き蓋が入れられないので目的のピントグラスは使えないなあ。 ピントグラスとホルダーの焦点位置も微妙に違っているようです。絞り込むと深度に入りますが,開放は怪しい。 私はハンドカメラに幻想を抱いていたのかもしれません。ラダやロレックスなどのブランド品は違うのかも知れませんが、 古典的ロールホルダーは、近代のグラフレックスやホースマンホルダーとは全く次元が異なるものでしょう。 ただし近代ロールホルダは取付フランジからフィルム面まで結構距離があり、ホルダのフランジとフィルム面は板金1枚のハンドカメラには余程の加工をしない限り流用できません。 乾板で使うのが一番良いのかなあ... 乾板ホルダは付属していなかったのだけど、手持ちのツァイスイコン製乾板ホルダ(イカベベ用)は使えない。ええーマキシマーってイカ系じゃないの?? この頃のツァイスイコンは多数メーカー製品を平行販売していたから規格が複数混在しているのはわかりますが、同じ起源の会社製品でも規格が違うとは驚きです。 ちゃんと写るようになったら投稿しようと思っていたけど、果たして実用レベルまで持って行けるか自信がありません... ( ) |
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