ブロニカD

言わずと知れたゼンザブロニカの初代の機種で、小型軽量ながら非常に多機能なカメラです。以下の様な特徴を持ちます。

・レンズ後端に干渉しにくく、広角レンズの設計に有利な降下型のミラー
・クイックリターンミラーと完全自動絞りの搭載
・露光前後の状態が異なっていても、巻き上げるだけで同期する随時交換型フィルムマガジン
・フィルム装填はスタートマーク合わせ不要の完全オートマット
・セルフタイマーを利用し、10秒までの長時間露出が可能
・フォーカルプレーンシャッター型ブロニカの中で最も小型で軽量(レンズ込みカタログ値1450g)
・ボディサイドのノブで巻き上げとピント合わせの双方が可能
・オールステンレス製の美しく優美なツートーンカラー外装

発表は1959年3月,発売は1959年12月8日で、発売時の価格はレンズ込み 128,000円の超高級カメラでした。
内部構造は全く異なるものの、操作系や見た目が似ていることなどからハッセルブラッドからクレームがつき、
2国間関係のこともあってブロニカDは短期間で発売を中止し、後継機種のブロニカSにバトンタッチしました。

参考URL : http://nikomat.org/priv/camera/mednikkor/bronica/brod/index.html

日浦 2015/10/02(Fri) 01:35 Home No.1
Re: ブロニカD
美しいカメラですね。

 NikonFと同じ頃の発売ですね。私感ですがETRのクロームが発売されたとき、そのデザインはブロニカDの系統だと思いました。実際にはSONY系だったみたいですが。

 欲を云えばブロニカSがこのデザインを継承してくれていたならなぁと思っていました。(コレじゃまた提訴されてしまう。…)
efunon 2015/10/04(Sun) 20:36 No.5
Re: ブロニカD
ETRといえば、最終期の ETRSi の限定モデルのシルバーのもの(40th Anniversary Limited Edition)が、ブロニカDの銘板をフィーチャーしていました。仰るとおり、ETR系はもともと,そのすっきりしたデザインが原点回帰なのかもしれないですね。Dの銘板が結構似合っているように思えます。

日浦 2015/10/04(Sun) 23:10 Home No.6
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