アートパノラマ120

アートパノラマ120

富山製作所,1982年〜2001年
 先行して販売されていた240、170の横幅を押さえ、4x5用引き伸ばし機に入る6x12cm判専用にした。またレンズ繰り出し機構をボディ側ではなくマミヤプレスレンズを流用することでレンズ側に分担させ簡略化した、アートパノラマシリーズのボトムエンド。
焦点版は取り付けられず、距離目測、外付けビューファインダー(マミヤプレス用改造)で撮影する。

レンズはマミヤプレス用の中でポラロイド判をカバーする、セコールP75/5.6と127/4.5の2本のみ。
フィルムは120専用。巻き上げは赤窓による。

れんずまにあ 2018/05/04(Fri) 10:42 No.1221
Re: レンズ改造
純正指定レンズは75と127のみですが、150もイメージサークルはカバーしているはずです。ただし鏡胴で蹴られる部分があります。

もうすこし広角が欲しくて、ホースマン用スーパートプコール65/7と90/5.6をジャンクヘリコイドに装着してみました。
両方ともかなりオーバーインフで、90は1m、65は最短まで繰り出す必要があり、まだ調整が必要です。
アートパノラマ120にはピントグラスの用意がないけれど、マミヤプレスで調整すればよいので楽です。

適当なファインダーは、90はマミヤプレス65mm用、65は出所不明の18mm用ファインダーの上下をマスクして対応しました。
ボディに装着しているのは65mm。

れんずまにあ 2018/05/04(Fri) 10:49 No.1222
Re: アートパノラマ120
何れのレンズも目測または外部距離計を使う事になり、また被写界深度を深める必要があるので基本絞り込んで使用します。

セコール75/5.6

れんずまにあ 2018/05/04(Fri) 11:00 No.1223
Re: スーパートプコール90
スーパートプコール90/5.6は絞れば4x5をカバーします。
6x12は余裕です。

ただし6x9より外側の画質は、f22くらいに絞り込まないと不満足。やはり4x5では超広角型のほうが画質は有利ですね。
画像:Super Topcor 90/5.6, f22, Velvia50

幸い、パノラマ撮影は絞り込むので助かっています。
しかし絞っても逆光の弱さはかわりません。よいフードを探し、順光で撮影するしかないかと思っています。

スーパートプコール65/7はそれほど逆光に弱くないので、撮影が楽です。

れんずまにあ 2018/05/04(Fri) 11:08 No.1224
Re: トプコールのフレア
テスト画像で恐縮ですが,軽い逆光でスーパートプコール90にフレアゴーストが生じた画像を右側に示します。
左側はほぼ同じ立ち位置からスーパートプコール65/7で撮影しました。こちらはそれほどはれていないのがわかります。
もっと緩い条件でも90mmのほうはベーリンググレアがかかってコントラストが落ちてしまいます。
アートパノラマはピントグラス確認ができませんので逆光に弱いレンズは困ってしまいます。

れんずまにあ 2018/05/04(Fri) 14:43 No.1225
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote -