645判一眼レフレンズ
れんずまにあ
2015/11/23(Mon) 12:27 No.71
ペンタックス645N
コンタックス645AF
ブロニカETRSi
マミヤM645プロTL
が集合したので、共通するレンズを較べてみます。
いずれも銀塩フィルム最終型かそれに近く、円熟した機能をもっています。
日頃使わないポジフィルム、プロビアIIIを入れ、露出や焦点精度は失敗しようがないほど安定していることを確認しました。
この辺の機種を常用するなら、ポジもいいなあと改めて思います。
まず120mmクラスのマクロレンズを比較します。
被写体を求めて6月末に入れたフィルムがようやく11月に撮り終わる、長丁場になりました。
概ね三脚に固定、アルカスイス互換クイックシューは大変便利です。が、マクロだとカメラ底部から光軸までの距離が違うと随分ズレが生じ、エレベーターで調整していますが多少のパララックスはお許しください。
まずペンタックス645N、ペンタックスAマクロ120/4開放


Re: コンタックス645
れんずまにあ
2015/11/23(Mon) 12:34 No.72
コンタックス645は最近また値が上がってきたようですが何かあるのかしら。
一時期は標準セットが10万余裕で切るくらいでしたのに。
ペンタックス評価測光は少しオーバー目に露光するようであっさりした色乗りですが、コンタックスは割にこってり系の傾向があります。
アポマクロプラナー120mmは最初からAFを放棄しMFです。
Contax645AF Macro-Planar120/4
一時期は標準セットが10万余裕で切るくらいでしたのに。
ペンタックス評価測光は少しオーバー目に露光するようであっさりした色乗りですが、コンタックスは割にこってり系の傾向があります。
アポマクロプラナー120mmは最初からAFを放棄しMFです。
Contax645AF Macro-Planar120/4


Re: ブロニカETRSi
れんずまにあ
2015/11/23(Mon) 12:43 No.73
ETR系の最終モデルETRSiは、AFにならなかったので話題から外れる傾向がありましたが、安定して信頼できるカメラでしょう。
モデル末期にはペンタックスに次いでズームレンズが充実していました。
マクロゼンザノン105mmf4.5はタムロンがブロニカを買収した後に発売された等倍マクロです。
35mmで好評なタムロン90mmの流れをくむと期待されるレンズです。
他社の等倍120mmと較べ若干短焦点であり無限遠の画角は当然広いのですが、近接時はフローティングが効いて繰り出し量が少なくコンパクトな反面、繰り出しに伴い焦点距離がさらに短縮してしまいます。
他レンズと倍率を合わせると背景がより大きく入ります。
Bronica ETRSi, Macro Zenzanon 105/4.5
モデル末期にはペンタックスに次いでズームレンズが充実していました。
マクロゼンザノン105mmf4.5はタムロンがブロニカを買収した後に発売された等倍マクロです。
35mmで好評なタムロン90mmの流れをくむと期待されるレンズです。
他社の等倍120mmと較べ若干短焦点であり無限遠の画角は当然広いのですが、近接時はフローティングが効いて繰り出し量が少なくコンパクトな反面、繰り出しに伴い焦点距離がさらに短縮してしまいます。
他レンズと倍率を合わせると背景がより大きく入ります。
Bronica ETRSi, Macro Zenzanon 105/4.5


Re: マミヤM645プロTL
れんずまにあ
2015/11/23(Mon) 12:54 No.74
マニュアルフォーカスM645では最終モデルでMetzのSCA規格によるフラッシュTTL自動調光に対応しています。
私はフラッシュ接写好きなのでわざわざTLモデルを求めましたが、一般にはどのM645でも大差なく撮影出来るでしょう。
携帯のためにウエストレベルを付けています。この状態では軽量レンズにも助けられて抜群に軽快です。
今回はペンタックス、ブロニカは自前AE、マミヤはコンタックスの露光値に合わせました。
もしマクロでポジ露光するならマミヤもAEファインダーが欲しくなるかもしれません。
Mamiya M645proTL, Sekor Macro 120/4
他にも沢山の被写体で比較しました。画像添付が1レスに1枚なので控えていますが..
しかし何れのレンズも大変すばらしく、どれを持ち出しても充分以上に満足できることは間違いないでしょう。
私はフラッシュ接写好きなのでわざわざTLモデルを求めましたが、一般にはどのM645でも大差なく撮影出来るでしょう。
携帯のためにウエストレベルを付けています。この状態では軽量レンズにも助けられて抜群に軽快です。
今回はペンタックス、ブロニカは自前AE、マミヤはコンタックスの露光値に合わせました。
もしマクロでポジ露光するならマミヤもAEファインダーが欲しくなるかもしれません。
Mamiya M645proTL, Sekor Macro 120/4
他にも沢山の被写体で比較しました。画像添付が1レスに1枚なので控えていますが..
しかし何れのレンズも大変すばらしく、どれを持ち出しても充分以上に満足できることは間違いないでしょう。


Re: 645判一眼レフレンズ
efunon
2015/11/23(Mon) 21:50 No.78
ここまで主要な645サイズ用マクロレンズの画像が見られるのは本当に希少です。 ありがとうございます。
私はこの中でマミヤとペンタックスの120mmを持っています。
過去にアダプターを介してK-01に装着してみた事が有りますので、その時の画像です(絞りは開放です)。
マミヤの方が若干コントラストが高く、ペンタックスの方がヌケが良い感じはしますが、正直どちらも似た様なものです。
明らかに中心部の描写はAPS-Cで使用しても余裕が感じられます。645一眼レフは随分と贅沢だなと思います。
私はこの中でマミヤとペンタックスの120mmを持っています。
過去にアダプターを介してK-01に装着してみた事が有りますので、その時の画像です(絞りは開放です)。
マミヤの方が若干コントラストが高く、ペンタックスの方がヌケが良い感じはしますが、正直どちらも似た様なものです。
明らかに中心部の描写はAPS-Cで使用しても余裕が感じられます。645一眼レフは随分と贅沢だなと思います。


Re: 645判一眼レフレンズ
れんずまにあ
2015/11/24(Tue) 17:23 No.79
これは本領発揮のマクロ域ですね。
こちらこそ比較画像をありがとうございます。
フィルムカメラ全盛末期(失礼な言い方ながら)に出現したマニュアルフォーカス等倍マクロは、フィルム用としては究極の性能と使い勝手を持っている機種でしょう。
それでも若干の個性は顕れるかもしれませんね。
昨今の高画素24x36フォーマットデジタルカメラで撮影すると、細部の解像力は645を凌駕するものがあります。レンズによっては4x5に匹敵するレベルかもしれません。
しかし拡大率を考えると645のトーンと被写界深度による遠近感は捨てがたい所です。
いずれは中判サイズの撮像素子に収斂していくのかもしれませんが、フィルムが入手出来るうちは使ってあげたいと思っています。
ご提示のペンタックスとマミヤ、伯仲です。確かにご解説の差異はわかりますが、どちらを取るかと言われると、その差を表現に応用できるかですね。
結局豊富なズームを活用し機動的な撮影をする傍らマクロもとなるとペンタックス。
軽量と魅力的な望遠短焦点を重視するならマミヤ、
マミヤとは方向性が異なる常用焦点距離の言葉にしづらい描写性ならコンタックス、
小型軽量でレンズシャッターの利点とタムロンズームを選ぶならブロニカというイメージで捉えています。
勿論どのシステムも万能性が高いので、他のシステムでは撮影出来て、これでは出来ないという領域はほとんどないと思いますが...
ハッセルH/フジGXはあまりに球数が少なく、まったく経験がありません。良いみたいですけども...
さらにキエフ645は、目撃しましたが買う勇気がありませんでした...
Contax645, Distagon 35/3.5, 開放,Pro400-220
こちらこそ比較画像をありがとうございます。
フィルムカメラ全盛末期(失礼な言い方ながら)に出現したマニュアルフォーカス等倍マクロは、フィルム用としては究極の性能と使い勝手を持っている機種でしょう。
それでも若干の個性は顕れるかもしれませんね。
昨今の高画素24x36フォーマットデジタルカメラで撮影すると、細部の解像力は645を凌駕するものがあります。レンズによっては4x5に匹敵するレベルかもしれません。
しかし拡大率を考えると645のトーンと被写界深度による遠近感は捨てがたい所です。
いずれは中判サイズの撮像素子に収斂していくのかもしれませんが、フィルムが入手出来るうちは使ってあげたいと思っています。
ご提示のペンタックスとマミヤ、伯仲です。確かにご解説の差異はわかりますが、どちらを取るかと言われると、その差を表現に応用できるかですね。
結局豊富なズームを活用し機動的な撮影をする傍らマクロもとなるとペンタックス。
軽量と魅力的な望遠短焦点を重視するならマミヤ、
マミヤとは方向性が異なる常用焦点距離の言葉にしづらい描写性ならコンタックス、
小型軽量でレンズシャッターの利点とタムロンズームを選ぶならブロニカというイメージで捉えています。
勿論どのシステムも万能性が高いので、他のシステムでは撮影出来て、これでは出来ないという領域はほとんどないと思いますが...
ハッセルH/フジGXはあまりに球数が少なく、まったく経験がありません。良いみたいですけども...
さらにキエフ645は、目撃しましたが買う勇気がありませんでした...
Contax645, Distagon 35/3.5, 開放,Pro400-220


Re: 広角ズームレンズ
れんずまにあ
2015/12/02(Wed) 21:15 No.87
ペンタックス645は当初から80-160mmという優秀なレンズをラインアップし、45-85mmの実用的な広角ズームに先鞭を付けました。
それまでのズームは中判ユーザーにとって、どうしても可変焦点距離が必要な場合に画質を我慢して使うものでしたが、上記の2本は画質的に単焦点に匹敵し、価格的にも手が届くレベルで大きな転換点だったと思います。
その後それに追従するようにコンタックス645とブロニカETRS用に45-90mmが発売されました。
フィルム中判最終期に出現しただけに、いずれも破綻がない性能と、非現実的ではないサイズにまとめられています。
試写した画像を紹介します。
まずはペンタックス645用FA45-85mmf4.5 開放絞りAE,RVP100
それまでのズームは中判ユーザーにとって、どうしても可変焦点距離が必要な場合に画質を我慢して使うものでしたが、上記の2本は画質的に単焦点に匹敵し、価格的にも手が届くレベルで大きな転換点だったと思います。
その後それに追従するようにコンタックス645とブロニカETRS用に45-90mmが発売されました。
フィルム中判最終期に出現しただけに、いずれも破綻がない性能と、非現実的ではないサイズにまとめられています。
試写した画像を紹介します。
まずはペンタックス645用FA45-85mmf4.5 開放絞りAE,RVP100


Re: 広角ズーム3ブロニカ
れんずまにあ
2015/12/02(Wed) 21:36 No.89
ゼンザノンPE45-90mmf4.5-5.6 条件同じ
f値変化を許容したかわりに小型軽量化をしたレンズ。といっても前玉は95mm。
採り上げた3本はいずれも最短撮影距離0.5mで35mm用ズームと同等の使い勝手を持ち、特殊用途というより汎用付けっぱなしでも使えるレベルに仕上がっています。
3本を総括すると(私が試した範囲内ですので個体差は否定しません)
ペンタックスは最も小型軽量で実用的、解像力はバリオゾナーに次ぎ、逆光には最も弱い。
コンタックスは最も大きく重く嵩張る。解像力、逆光耐性は最も優秀。
ブロニカは解像力は一番下(それでも優秀かつ均一なので問題はない)だが逆光耐性はバリオゾナーと僅差で強い。
残念ながらマニュアルフォーカスマミヤ645には同等のズームは用意されていないので提示しませんでした。
645フォーマットは中判のなかで最も小さく、トリミングへの余裕がありません。
そのためズームは66や67よりも有効だと考えられます。
ズーム比からも、35mm用のような高倍率万能レンズではなく、トリミングの代わりに構図を微調整する目的で用いられるものでしょう。
ペンタックスは33mm〜300mmまでズームでカバーでき、画質にも定評があります。
FA45-85や80-160は、デジタル645Zでもカタログ画像に使われ四隅まで素晴らしい画質を見せています。ちょっと33の評判は今ひとつのようですが...
ETRやContax用のデジタルバックまたはアダプタもあるようですから、フィルムだけでなくまだまだ使えるのではないでしょうか。
f値変化を許容したかわりに小型軽量化をしたレンズ。といっても前玉は95mm。
採り上げた3本はいずれも最短撮影距離0.5mで35mm用ズームと同等の使い勝手を持ち、特殊用途というより汎用付けっぱなしでも使えるレベルに仕上がっています。
3本を総括すると(私が試した範囲内ですので個体差は否定しません)
ペンタックスは最も小型軽量で実用的、解像力はバリオゾナーに次ぎ、逆光には最も弱い。
コンタックスは最も大きく重く嵩張る。解像力、逆光耐性は最も優秀。
ブロニカは解像力は一番下(それでも優秀かつ均一なので問題はない)だが逆光耐性はバリオゾナーと僅差で強い。
残念ながらマニュアルフォーカスマミヤ645には同等のズームは用意されていないので提示しませんでした。
645フォーマットは中判のなかで最も小さく、トリミングへの余裕がありません。
そのためズームは66や67よりも有効だと考えられます。
ズーム比からも、35mm用のような高倍率万能レンズではなく、トリミングの代わりに構図を微調整する目的で用いられるものでしょう。
ペンタックスは33mm〜300mmまでズームでカバーでき、画質にも定評があります。
FA45-85や80-160は、デジタル645Zでもカタログ画像に使われ四隅まで素晴らしい画質を見せています。ちょっと33の評判は今ひとつのようですが...
ETRやContax用のデジタルバックまたはアダプタもあるようですから、フィルムだけでなくまだまだ使えるのではないでしょうか。


Re: 645判一眼レフレンズ
efunon
2015/12/03(Thu) 21:04 No.92
みんな良いですね。
・ペンタックスはホテルの文字がクッキリしていますね。全体が均質な感じがします。
・バリオゾナーは全体を見るとホテルの立体感が良い感じです。ただ若干濃度が濃いので締まって見えるのかも知れません。
・ブロニカは軸上の色収差の影響でしょうか?輝点の裾にブルーのハローが出ているのが損をしているのかも知れません。でもホワッとした感じはクリスマスぽいかもです。
・ペンタックスはホテルの文字がクッキリしていますね。全体が均質な感じがします。
・バリオゾナーは全体を見るとホテルの立体感が良い感じです。ただ若干濃度が濃いので締まって見えるのかも知れません。
・ブロニカは軸上の色収差の影響でしょうか?輝点の裾にブルーのハローが出ているのが損をしているのかも知れません。でもホワッとした感じはクリスマスぽいかもです。


Re: 645判一眼レフレンズ
ken
2015/12/08(Tue) 12:52 No.104
こんにちは。
>ちょっと33の評判は今ひとつのようですが...
ペンタックスの33−55mmf4.5を持ってます。
flickrに645Dを使って撮影した写真を上げたところ外国の方から貴方のレンズはペンタックスでなにか調整を受けたのですかと聞かれました。
あたり外れがあるのかもしれません。
645N2に33−55mmf4.5で撮影した写真です。
ベルビア50です。
>ちょっと33の評判は今ひとつのようですが...
ペンタックスの33−55mmf4.5を持ってます。
flickrに645Dを使って撮影した写真を上げたところ外国の方から貴方のレンズはペンタックスでなにか調整を受けたのですかと聞かれました。
あたり外れがあるのかもしれません。
645N2に33−55mmf4.5で撮影した写真です。
ベルビア50です。


Re: PentaxFA33-55
れんずまにあ
2015/12/08(Tue) 22:20 No.106
kenさまハードユーザーのご経験の紹介誠にありがとうございます。
33-55については私は全く経験が無く、伝聞のみで評価したのは恐縮です。
朝カメか日カメかのテストレポートの受け売りです。
ご訂正ありがとうございます。
33-55はフィルム645用で最短焦点なので、一時入手を深く考慮して居ましたが、その記事を読んで思いとどまってしまったものです。
しかし実際にはデジタルでも良好な結果を得られるのですね。それは恐ろしいことを聞いてしまいました。また探すはめに(笑
33-55については私は全く経験が無く、伝聞のみで評価したのは恐縮です。
朝カメか日カメかのテストレポートの受け売りです。
ご訂正ありがとうございます。
33-55はフィルム645用で最短焦点なので、一時入手を深く考慮して居ましたが、その記事を読んで思いとどまってしまったものです。
しかし実際にはデジタルでも良好な結果を得られるのですね。それは恐ろしいことを聞いてしまいました。また探すはめに(笑


Re: Pentax FA33-55mm
れんずまにあ
2018/03/22(Thu) 17:26 No.1189
幸運な出会いで上記レンズがお輿入れしましたので、Rhinocamで特性を見てみました。
ピクセル等倍だと短辺2m近くに及びますので非現実的な所も見えてしまいます。
広角側は、33mm開放で中心から直径4cmの範囲は非常に精細ですが5cmの外は流れ気味で特に四隅2-3mmは顕著です。長辺60cm程度の拡大率では、なんとなく甘いかなという程度です。
f8,f16と絞るに従い甘さは改善し、元から高いコントラストがさらに引き締まります。四隅の流れは完全には消えません。
40mm、45mmと画角を狭めると四隅の画質低下は減っていき、45mmではFA45-85mmの45mm位置よりむしろ整った像です。
50-55mm域は開放からかなり良好で、ごく四隅以外は特に注文を付けるほどではなく、同じくFA45-85の55mm位置より良像です。
雑誌のテストレポートと同様に、広角周辺部は絞らないと甘い部分がありますが、645Dではそこは使いませんし、フィルムでも現実的な拡大率:大全紙程度;なら殆ど問題にならないかもしれません。
大変画角が広いので、建物に正対してトリミングすることでシフトレンズのように使う事も可能ですが、その際は端が拡大されるので、絞り込まずに大拡大するのは注意が必要です。普通は三脚を立てて水準器を使い絞り込むでしょうからこれも問題は少ないでしょう。
広角側以外は非の打ち所が少なく、私は45-85mmより高性能で常用レンズとして適しているのではないかと思いました。軽いし。
画像上は33mm開放ステッチ画像の上半分を縮小。開放でのビネッティングはこの程度。(下半分は個人情報になりそうなのでカット)
画像下は上記画像の右端の一部を切り出しそれでも大きすぎるので縮小。端の乱れは確かにある。絞ると少し改善するがf16でもざわざわした非点収差っぽい乱れは残る。中心は開放から素晴らしい。画角を狭めていくと乱れ部分は減っていく。
原版を計測したらトリミング前では高さ2m幅2.7mくらいの非現実的拡大率なので、フィルムでは壁面投影しない限り顕在化しないと思われる。
645で33mmという広角は他に例が無く比較できないが、セコール35/3.5も開放では端が甘いので、標準的なのかもしれない。
ピクセル等倍だと短辺2m近くに及びますので非現実的な所も見えてしまいます。
広角側は、33mm開放で中心から直径4cmの範囲は非常に精細ですが5cmの外は流れ気味で特に四隅2-3mmは顕著です。長辺60cm程度の拡大率では、なんとなく甘いかなという程度です。
f8,f16と絞るに従い甘さは改善し、元から高いコントラストがさらに引き締まります。四隅の流れは完全には消えません。
40mm、45mmと画角を狭めると四隅の画質低下は減っていき、45mmではFA45-85mmの45mm位置よりむしろ整った像です。
50-55mm域は開放からかなり良好で、ごく四隅以外は特に注文を付けるほどではなく、同じくFA45-85の55mm位置より良像です。
雑誌のテストレポートと同様に、広角周辺部は絞らないと甘い部分がありますが、645Dではそこは使いませんし、フィルムでも現実的な拡大率:大全紙程度;なら殆ど問題にならないかもしれません。
大変画角が広いので、建物に正対してトリミングすることでシフトレンズのように使う事も可能ですが、その際は端が拡大されるので、絞り込まずに大拡大するのは注意が必要です。普通は三脚を立てて水準器を使い絞り込むでしょうからこれも問題は少ないでしょう。
広角側以外は非の打ち所が少なく、私は45-85mmより高性能で常用レンズとして適しているのではないかと思いました。軽いし。
画像上は33mm開放ステッチ画像の上半分を縮小。開放でのビネッティングはこの程度。(下半分は個人情報になりそうなのでカット)
画像下は上記画像の右端の一部を切り出しそれでも大きすぎるので縮小。端の乱れは確かにある。絞ると少し改善するがf16でもざわざわした非点収差っぽい乱れは残る。中心は開放から素晴らしい。画角を狭めていくと乱れ部分は減っていく。
原版を計測したらトリミング前では高さ2m幅2.7mくらいの非現実的拡大率なので、フィルムでは壁面投影しない限り顕在化しないと思われる。
645で33mmという広角は他に例が無く比較できないが、セコール35/3.5も開放では端が甘いので、標準的なのかもしれない。


Re: 645判一眼レフレンズ
ken
2018/04/02(Mon) 07:53 No.1201
れんずまにあ 様
おはようございます。
ペンタックスにはディスコンになってしまい中古でしか手に入らなくなりましたがDFA25mmf4がありフィルム645でも使えます。
ぜひ良いものがあれば手に入れてください。
645N2にDFA25mmf4で撮影した写真です。
初代645以外絞りはいらえませんが普通に使えます。
ベルビア50です。
おはようございます。
ペンタックスにはディスコンになってしまい中古でしか手に入らなくなりましたがDFA25mmf4がありフィルム645でも使えます。
ぜひ良いものがあれば手に入れてください。
645N2にDFA25mmf4で撮影した写真です。
初代645以外絞りはいらえませんが普通に使えます。
ベルビア50です。


Re: DFA25
れんずまにあ
2018/04/02(Mon) 21:56 No.1203
kenさん貴重なレンズのインプレッションをありがとうございます。
うわあ、異次元の解像ですね...
コレ見てる人が皆殺到しなければいいなあ...
デジタル用に出たレンズはどれも驚愕の性能じゃないでしょうか。
うーん、嵌ってしまうと怖い。
うわあ、異次元の解像ですね...
コレ見てる人が皆殺到しなければいいなあ...
デジタル用に出たレンズはどれも驚愕の性能じゃないでしょうか。
うーん、嵌ってしまうと怖い。


ペンタックス645マウント改造ヴィゾフレックスレンズ
れんずまにあ
2022/03/12(Sat) 22:07 No.1969
ペンタックス645マウント改造ヴィゾフレックスレンズ
ライカヴィゾフレックスはフランジバックが長く、さらにイメージサークルが大きなレンズが多いため、フランジバックが短い中判カメラで無限遠あるいは実用的な有限距離から焦点が合うことが以前から知られていました。
ヴィゾフレックス1は特にフランジバックが長くハッセルブラッドやペンタックス67アダプタにヘクトール135やテリート200が装着できるアダプタがあります。
ヴィゾフレックス2,3はそれよりフランジバックが短く制約がありますが
例えばマミヤM645にヴィゾ2,3用のズミクロン90mmや、エルマー65mmが無限から使用できることが紹介されています。
今回ペンタックス645に適合したマウントを使用することができました。
ペンタックス645はマミヤM645より若干フランジバックが長く、多少改造しないと無限はでません。ライツのショートヘリコイドを切り詰めてあります。ストロークはRF用と同じですから、最短は1mになり、一眼レフの利点である近接をしたければ、純正あるいはペンタックスの中間リングを併用する必要があります。
これは初期のM型用ズミクロン90mmf2で、ヴィゾ2またはライカフレックスで使用していたヘッドを流用したものです。同じスクリューマウントのエルマリートM135mmf2.8のヘッドも使用可能です。
かつては、これらのレンズを645で使うことに懐疑的でしたが、驚いたことに無限遠から、蹴られなく、四隅まで完璧に解像し、またビネッティングもほとんど認めません。
なんという無駄なイメージサークルを持っているのでしょう。
ライカヴィゾフレックスはフランジバックが長く、さらにイメージサークルが大きなレンズが多いため、フランジバックが短い中判カメラで無限遠あるいは実用的な有限距離から焦点が合うことが以前から知られていました。
ヴィゾフレックス1は特にフランジバックが長くハッセルブラッドやペンタックス67アダプタにヘクトール135やテリート200が装着できるアダプタがあります。
ヴィゾフレックス2,3はそれよりフランジバックが短く制約がありますが
例えばマミヤM645にヴィゾ2,3用のズミクロン90mmや、エルマー65mmが無限から使用できることが紹介されています。
今回ペンタックス645に適合したマウントを使用することができました。
ペンタックス645はマミヤM645より若干フランジバックが長く、多少改造しないと無限はでません。ライツのショートヘリコイドを切り詰めてあります。ストロークはRF用と同じですから、最短は1mになり、一眼レフの利点である近接をしたければ、純正あるいはペンタックスの中間リングを併用する必要があります。
これは初期のM型用ズミクロン90mmf2で、ヴィゾ2またはライカフレックスで使用していたヘッドを流用したものです。同じスクリューマウントのエルマリートM135mmf2.8のヘッドも使用可能です。
かつては、これらのレンズを645で使うことに懐疑的でしたが、驚いたことに無限遠から、蹴られなく、四隅まで完璧に解像し、またビネッティングもほとんど認めません。
なんという無駄なイメージサークルを持っているのでしょう。


Re: ペンタックス645マウント改造ヴィゾフレックスレンズ
れんずまにあ
2022/03/12(Sat) 22:14 No.1970
ペンタックス645マウント改造ヴィゾフレックスレンズ
ペンタックス645N、ズミクロン90mmf2、解放、AE、中間リング2、イルフォードパンF
純正レンズでも似た表現はできるかもしれませんが、魅力的な焦点面とアウトフォーカス描写かと思います。
カラーもよろしいですが、中判フォーマットのモノクロフィルムを使えるのは大変楽しい。
ペンタックス645N、ズミクロン90mmf2、解放、AE、中間リング2、イルフォードパンF
純正レンズでも似た表現はできるかもしれませんが、魅力的な焦点面とアウトフォーカス描写かと思います。
カラーもよろしいですが、中判フォーマットのモノクロフィルムを使えるのは大変楽しい。


Re: ペンタックス645マウント改造ヴィゾフレックスレン
れんずまにあ
2022/03/17(Thu) 21:06 No.1973


Re: 645判一眼レフレンズ
れんずまにあ
2023/02/26(Sun) 23:53 No.2186
中判レンズをデジタルカメラで分割撮影するFotodioxのRhinocamシリーズに、ミラーレスで4枚撮影した画像を統合すれば、6x6cmになるVertexが登場しました。
従来機は並行移動で分割撮影するのに対し、Vertexは偏心ディスクにミラーレス機を装着し、90度ずつ回転して4枚撮影します。縦横混在した4枚の画像を統合できるソフトが必要ですが、大変効率的で、従来機と比較し劇的に小型軽量化されています。
その反面、プレビューのためのフォーカシングスクリーンが省略されたため、このデバイスだけではフレーミングができません。
どのような撮影範囲になるのかまったくわからないので、何らかの手段が必要ですね。それをどうするかは今後の課題です。
こちらのスレッドではそれについて掘り下げるよりも、撮影結果について説明します。
レンズ側のマウントは、6x6機であるハッセルブラッドVに加えペンタックス67(フジGFXで撮影できる)も用意されていますが、少し驚かされることに、マミヤ645、ペンタ645、ハッセルH、ブロニカETRなどの645機マウントが豊富です。またEOSやニコンFなどの35mmレンズを、フジやキヤノンM, ソニーのAPS-Cで分割する製品もあります。
M645やP645のレンズで果たして6x6がカバーできるのでしょうか?
まあ、どちらもハッセルVアダプタがありますから、いざとなれば変換すればいいですね。
今回は冒険して、優秀なズームが揃っているペンタ645のマウントを注文しました。
結論を言えば、33-55,45-85,80-160,150-300のズームと、75/2.8、120/4、200/4については、実用上6x6を完全にカバーしていると言わざるを得ません。
全画面すばらしい高解像力です。
欲を言えば、拡大すると、33-55や150-300の開放画質で周辺は中心と比べて劣化していますが、少し絞り込めば解決します。この機材の使い方としては三脚固定で絞るのが普通でしょうから問題ないと思われます.
画像は原板ソニーα7R, 4枚合成9500x9500ピクセル(9000万画素)を縮小.ペンタックスFAズーム33-55mm、33mm開放.ビネティングは多少ありますが、絞ればほとんど気になりません。
従来機は並行移動で分割撮影するのに対し、Vertexは偏心ディスクにミラーレス機を装着し、90度ずつ回転して4枚撮影します。縦横混在した4枚の画像を統合できるソフトが必要ですが、大変効率的で、従来機と比較し劇的に小型軽量化されています。
その反面、プレビューのためのフォーカシングスクリーンが省略されたため、このデバイスだけではフレーミングができません。
どのような撮影範囲になるのかまったくわからないので、何らかの手段が必要ですね。それをどうするかは今後の課題です。
こちらのスレッドではそれについて掘り下げるよりも、撮影結果について説明します。
レンズ側のマウントは、6x6機であるハッセルブラッドVに加えペンタックス67(フジGFXで撮影できる)も用意されていますが、少し驚かされることに、マミヤ645、ペンタ645、ハッセルH、ブロニカETRなどの645機マウントが豊富です。またEOSやニコンFなどの35mmレンズを、フジやキヤノンM, ソニーのAPS-Cで分割する製品もあります。
M645やP645のレンズで果たして6x6がカバーできるのでしょうか?
まあ、どちらもハッセルVアダプタがありますから、いざとなれば変換すればいいですね。
今回は冒険して、優秀なズームが揃っているペンタ645のマウントを注文しました。
結論を言えば、33-55,45-85,80-160,150-300のズームと、75/2.8、120/4、200/4については、実用上6x6を完全にカバーしていると言わざるを得ません。
全画面すばらしい高解像力です。
欲を言えば、拡大すると、33-55や150-300の開放画質で周辺は中心と比べて劣化していますが、少し絞り込めば解決します。この機材の使い方としては三脚固定で絞るのが普通でしょうから問題ないと思われます.
画像は原板ソニーα7R, 4枚合成9500x9500ピクセル(9000万画素)を縮小.ペンタックスFAズーム33-55mm、33mm開放.ビネティングは多少ありますが、絞ればほとんど気になりません。


Re: Visoflex1用Hektor125/2.5
れんずまにあ
2024/09/14(Sat) 22:07 No.2599
ヘクトール125mmf2.5はライツVisoflex1型の交換レンズで、ヴィゾ用のショートヘリコイドにセットされている。元々はライツのプロジェクターに使われていたレンズに絞りとヘリコイドをセットしたものらしい。比較的明るい中望遠として人気があり、本来のViso1以外にも、アダプターOUBIOを着けてViso2/3、他にニコンL―Fアダプタなどで使われている。
ここでViso1のフランジバックは91.1mmあり(Viso2は68.8mm)、しかるべきアダプターを挟めば中判カメラでも無限遠から装着できる。よく使われているのはマミヤM645(64.0)だが、この度ペンタックス645(70.87)用が入手できたので、しばらく使い込んでいる。イメージサークルさえ対応できれば、ペンタックス67(84.0)でも対応できるだろう。
24x35用レンズであるが、開放から645全面をカバーし画質も優秀。RF時代の製品のため、最短撮影距離が遠く、近接用に中間リングを常備している。
ここでViso1のフランジバックは91.1mmあり(Viso2は68.8mm)、しかるべきアダプターを挟めば中判カメラでも無限遠から装着できる。よく使われているのはマミヤM645(64.0)だが、この度ペンタックス645(70.87)用が入手できたので、しばらく使い込んでいる。イメージサークルさえ対応できれば、ペンタックス67(84.0)でも対応できるだろう。
24x35用レンズであるが、開放から645全面をカバーし画質も優秀。RF時代の製品のため、最短撮影距離が遠く、近接用に中間リングを常備している。

