コニカ プレスカメラ

コニカ プレスカメラ

1950年サイモンブラザーズ社がプランジャーによるフィルム給走を行う、個性的な外観のプレスカメラ「オメガ120」を発売。
その後サイモンブラザーズとBerkey photoが合併しコニカに後継機の生産とレンズ供給を委託、コニカはオメガ120の基本構造を踏襲しながらブラッシュアップしたカメラを開発。距離計連動ファインダーは一眼式で90mmと180mmレンズに対応したブライトフレームが常時表示されている。また日中交換フィルムバックではないが、ホルダー部分を120と220に交換可能。
1964年コニオメガラピッド(海外専売)
1965年コニカプレス(1型) (国内用)

1967年コニオメガラピッドM(海外用)フィルムバックが日中交換式となった。135mmf3.5追加に伴いブライトフレームに135mmが追加された。
1968年コニカプレス2 (国内用)

1968年コニオメガフレックスM(6月、海外用)コニカプレスと同じレンズを上下に並べた2眼カメラ。
1975年ラピッドオメガ100、ラピッドオメガ200(海外用) 1981年ごろまで販売されていた。

1979年カメラレンズ白書にはコニカプレス2が載っているが、80年白書にはコニカプレスは載っていない。コーワシックス、ブロニカS2/ECも消えている。

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 22:50 No.2007
コニカプレス
コニカプレス(1型)
1965年販売。小西六製造。
重量1.9kg(90mmf3.5つき)
広角60mmf5.6、標準90mmf3.5、望遠180mmf4.5をスピゴットマウントで交換。それぞれに距離計連動する。シャッターはレンズ毎に1/500-1,Bのセイコーが組み込まれ、プランジャーによりフィルム給走、セルフコッキングが行われる。オメガ120と異なり距離計は1眼式で撮影速度が速い。

私の機材は海外通販パーツも混在しフルーツポンチなので標準状態とは言い難いがちゃんと撮影できています。
これはプレス2以降の広角レンズ58mmf5.6で、本来は60mmを装備すべきですが距離計の互換性はあります。(実焦点距離は同じなのかもしれません)また外部ファインダーはオメガのマークが入っています。

後継機プレス2は交換バックになり機能向上の代償で100gほど重くなり、所持していない135mm用のフレームが煩雑なので、この1型のほうを手にすることが多くなってしまいます。

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 22:54 No.2008
コニカプレス2
コニカプレス2 

販売1968年
製造:マミヤ 光機
重量2.0kg(90mmf3.5、120マガジンつき)2.1kg(+グリップ)

海外で先行販売されたコニオメガラピッドMの国内販売ネーム違い。日中交換マガジンとなり,重量が100g増加した。グリップは1型と取り付け部が異なり共用できない。小西六からマミヤ に生産が移っている。
新交換レンズ135mmf3.5が追加されブライトフレームは90,135,180枠が同時に表示される。側面のフォーカシングダイヤルには、円筒側面に90と135、円盤面に58、180の距離指標がある。

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 22:58 No.2009
オートアップ
ラピッドオメガ用、海外通販で入手。
90mm標準用なのですが、フィルター径が46mmで、コニオメガの52mm径に取り付けられません。その径のステップダウンも探すことができませんでした。
ラピッドオメガ本体を買わないと(大馬鹿者)

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 23:34 No.2010
コニカプレス
コニカプレス(1)の背面。
窓にLOADの表示が出た状態で、中央のキーをLからOに廻してバックを外します。

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 23:38 No.2012
Re: コニカ プレス(1)
バックを外したところ。
赤点のところにスタートマークを合わせます。
その時フィルムを進めるのにプランジャーを使ってはいけません。
手動で回します。
その後、バックを装着してキーをLに廻してロックし、窓を見ながらプランジャーを出し入れして1を出します。

ここで注意!自動巻止にはなっていないので、窓を見ないでプランジャー操作していると、終わりまで巻き切ってしまいます。
1が出たらプランジャーを押し込んで、シャッターを切ります
あとは窓を見なくても1回ずつプランジャー往復で1コマ送られます。
フィルムが進んでくると、プランジャーの往復長が短くなってきますが正常です。

最後に、10コマ目にオートストップしますので、最後の1コマを撮影したあと、開閉キー上方のロックボタンでストップ解除して最後までプランジャー操作で巻き切って裏蓋を開けます。

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 23:40 No.2013
コニカプレス2のマガジン操作
基本的なフィルム装填方法は(1)と同じです。
ただ、マガジンが交換できるようになっただけ。
ボタンなど配置は多少違いますが、見ればわかると思います。

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 23:51 No.2014
コニカプレス2
1型で右手側側面にあったレンズ交換用遮光板開閉ダイヤルはなくなり、マガジンのダークスライドがその代用です。
ダークスライドが挿入されている状態ではレンズとマガジンを外すことができます。

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 23:53 No.2015
コニカプレス2
フィルム装填方法は、1型と同じです。
これはボディにマガジン前面を残した状態で、1型と同じことがわかります。
マガジンを外した状態でも、単独でフィルム装填操作することができます。

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 23:54 No.2016
コニオメガフレックスM
コニオメガフレックスM 

製造:マミヤ 光機
重量1.8kg(レンズなし,マガジン,レフファインダーつき)2.3kg(+90mmレンズつき)

海外のみで販売された2眼カメラ。基本セットはビューレンズ後方のフォーカシングスクリーンに折り畳みフードをもつ。戦前の二眼レフの前段階のような形式で、直視ビューファインダーとレフレックスファインダーに交換できる。つまり二眼レフではない。
ボディ内部にミラーを入れなかったのは、対称型広角58mmを使うためと推察される。

標準セット(90mmf3.5、マガジン120、レフレックスファインダーつき)

れんずまにあ 2022/06/29(Wed) 23:58 No.2017
Re: コニオメガフレックスM
私の個体はフォールディングフッドが欠品で、直視ビューファインダーとレフレックスファインダーのみ入手できた。どちらもプラスチック製で軽量。このうちレフレックスファインダーは90度横に装着でき縦位置対応している。

ローライなど普通のTLRの直視プリズムを使っていると、正立像と錯覚されるかもしれないが、コニオメガフレックスの直視ビューファインダーは、大判カメラと同じく上下左右逆像のピントグラスに拡大鏡をつけているに等しい。
レフファインダーは、上下正像左右逆像のTLRと同じ見え方である。

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:00 No.2018
Re: コニオメガフレックスM
レフレックスビューファインダー、90度ずつ4方向に差し替えることができる。

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:01 No.2019
Re: コニオメガフレックスM
レンズ構成はコニカプレスのラインと共通で上下に2本連結したレンズボードで交換する。
すべてのレンズには引き出し式のアルミフードが内蔵されている。

90mmf3.5 重量540g
58mmf5.6 重量690g
135mmf3.5 重量1050g
180mmf4.5 重量1050g
マガジン(6x7、120または220) 重量700g

以前海外で上記のほぼアウトフィットが2-3セット売りに出たことがあり、私は最後の1セットを確保することができた。おそらく米国にコニオメガフレックスで仕事をしていたスタジオがあり、廃業したかデジタルに更新したのだろう。

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:04 No.2020
Re: コニオメガフレックスM
ボディサイズはおおむねRB67と同等で、レボルビングできないのが不便だが若干軽く、一眼レフではないためシャッタータイムラグがない。マガジンのプランジャーを1往復するとセルフコッキングで撮影可能になる。プランジャーはシャッターを切らないでも操作できるので、10枚で自動ストップするまで巻き切れる。(欠陥といわれることもあるが、スタジオで少数枚撮影後に巻き切ってしまうには有効だったと思う)

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:05 No.2021
Re: コニオメガフレックスM
接写用のエクステンションプレートが2枚組で用意されていて,マガジンを外してフォーカシングスクリーンユニットを取り付け、バルブ開放で焦点を合わせる。

一般的TLRのようにビューレンズでフォーカシング後にパラメンダーで上に移動するアクセサリーはない。
90mmf3.5の場合最短70cm、プレート1枚で45cm、2枚で25cm程度まで寄れる。
私は焦点板ユニットを持っていないため上下動を考える必要がある。

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:07 No.2022
Re: コニオメガフレックスM
交換レンズの中でお勧めは、まず対称型広角58mm。このレンズのためにミラーを外部装備にしたと思えるほどの傑作。程々の画角ですが、隅々まで先鋭です。
フレックスと比べて軽量なプレスで使うのもよろしいですが、2眼ファインダーでパースペクティブを確認しながら撮影できるのは格別です。

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:11 No.2023
Re: コニオメガフレックスM
個人的に一押しなのは、135mmf3.5。比較的軽くなるエルノスター型180と比較し、サイズは小型ですが重量は同等のガラスがつまったガウス型。ビューレンズにも絞りを持っていてプレビュー画像を見ながら撮影できます。性能は素晴らしい。6x7カメラの中でも1,2を争うほど美しい描写でポートレートや物撮りなど万能です。標準90mmのテッサー型は必要十分な性能とはいえ、135はより現代的な描写と言えそうです。

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:16 No.2024
Re: 縦位置撮影
ところでRB67に対してコニオメガフレックスMの問題は、レボルビングできないため縦位置にはカメラごと横倒しにしないといけないわけで、軽いカメラではないし、2眼形式なので横にするとファインダーが重心から外れて甚だ保持がしにくくなるのが困りものでした。
スタジオの頑丈なスタンドに据え付けられていれば、まだましなのでしょうが。

そこでこういうアクセサリを思い出しました。
マミヤ のM645、マミヤ プレスに使用するレボルビング雲台です。
コニオメガはマミヤ製なんだから、いけるんじゃないか?

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:22 No.2025
Re: 縦位置撮影
いけますねこれ。あつらえたようです。
テイキングレンズの光軸がほとんどずれません。
ファインダーも見やすく、雲台に掛かる重心も問題ありません。
フィールドでも、三脚の雲台に負担がかからない。
活用してみようと思いました。

ブロニカGS1用にも縦横変換アダプターがありますが、GS1専用のような形状(ETRSもいけます)なので、横長のコニオメガマガジンに適合しません。残念。

れんずまにあ 2022/06/30(Thu) 00:26 No.2026
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