川沿いの神社

 

 

 

 


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歩いて数分の神社に幼い娘二人を連れて散歩に行った.ここは自分自身も小さな頃からよく遊び場にしていたことを思い出す.缶蹴りや鬼ごっこ,「だるまさんがころんだ」のようなオーソドックスな遊びもしたし,境内の下に潜り込んで,そこで営業中の蟻地獄に捕まえた蟻を入れてどうなるか見てみたり,夏は蝉を捕ったり.

もちろんそのころからほとんど何も変わっていない.建物も,古木も,土の感じもそのままだ.ただ2年前の兵庫の大水害を受けて河原が整備されたため,藪に遮られてほとんど見えなかった川面が見通せるようになったぐらいだ.もちろんあちこち痛みが目立つけれど,どうというものでもなかろう.なにせ室町時代のものと言われる鳥居があるぐらいなのだから.これからもずっとこのままであって欲しい.

こういう風景を散歩しながら撮影するのに二眼レフはもってこいだ.カロフレックスはその高い品質,二眼レフの中でも操作性が極めて優れていること,レンズの性能が高いことで定評がある.といっても単なるテッサー型のレンズなので,像面の平坦性やごく隅の部分の描写に粗を見いだすことが出来るが,ぴりっとくるシャープネスや質感描写,くっきりしたコントラストやまろやかなぼけはなかなかのものである.

Kowa Kalloflex K2, Prominar 75mm F3.5
Fujifilm Neopan ACROS,シュテックラー改処方(中川式)

(upload : May, 2007.)