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投稿2271 | ■Re:2270 ロライSL35不調 日浦 2018/2/7(水)18:36

ナースマンさん,こんばんは.

レンズによる動作不良の違いですが,ゾナーの自動絞り機構の機械的負荷が高いんじゃないかと思います.一眼レフは,ミラーが上がるのと同時に絞り込んでいき,また,撮影後はミラーが下がるのと同時に絞りを戻すので,ミラーの動きと自動絞り機構がダイレクトにつながっているものが多いです.レンズ側の潤滑が悪いとか,バネが重いとかがあると,行きか,帰りか,どちらかだと思いますが,特定のレンズや絞り値によって動作が止まってしまうというのはあり得ることだと思います.アダプターをつけたときは,おそらく絞りが連動しないので動作が良いのでしょうね.

絞りの連動方式にも2種類があります.ニコンFマウントなどでは,レンズ単体では絞り込まれており,ボディ側レバーで「絞りを開く方向」に力を加えますので,撮影後の負荷(ミラーが戻る時の負荷)が高いはずです.ミラーアップ時(絞込時)はレンズ側からボディが押される格好ですので,むしろ動力的にはレンズ側に手伝ってもらう形です.オリンパスOMやブロニカは逆に,レンズ単体では絞りリングを回しても絞りは開いたままで,ボディに取り付け,シャッターを切ったときに「絞りを閉じる方向」に力を加えますので,ミラーアップ時の負荷が高く,戻るときは楽な状況です.現在手元にはOM1とブロニカEC-TLしかないのですが,どちらもレンズを外して,絞り連動レバーを指で押さえていると,シャッターを切ってもミラーが上がらず先へ進みません.

今回はミラーが戻らないという話なので,SL35はニコンと同様の方式(レンズ単体では絞りが閉じ,ボディ側からは開く方向に制御される)なのかな?と想像します.

冬場は潤滑剤が硬くなるので動作が悪くなるカメラが結構ありますね,古めのブロニカ(D,S)も寒い日には弱いです.室温まで温めるとうまく動くこともありますが,持ち出しているときにはどうにもならないですね.

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